いろはにぴあの(Ver.4)

音楽、ピアノ、自然大好き!

イタリア協奏曲第3楽章 その2

2017-05-10 | ピアノ、音楽

 レッスン日が近づいているここ数日、弾きにくいところを見つけては少しでも弾きやすくなるように試行錯誤している。前から気になりながらも蓋をしていた箇所にも向き合い中。今までなぜ蓋をしていたの、とは訊かないでください。

 下の楽譜の117小節目、赤くまるで囲んだ中声部であるファ#(Fis)、「2」の指で弾くようにという指示が出ているのだがその指示の意味がよく分からなかったのと何となく面倒だったのもあり、右手の「1」の指で弾き続けていた。しかし、その前のソ(G)の音は左手の「1」の指で弾いた後、この位置の音を別の手の「1」の指で弾くのは、声部の音楽の滑らかさの面や音のバランスの面でも、あまり望ましくないような気がしたので、左手の「2」の指で指示通りに弾くようにしてみた。初め慣れるまでは大変だったが、慣れたらその方がずっとなめらかに弾きやすいことが判明。二つ以上の声部になるとき、どちらの手で弾くかというのが課題になるが、このケースのように上段に2声が書かれていても弾く手を分けたほうがよいこともあると感じた。

 しかし、119~122小節目については、下段のベースの音域が低いため、上段の2声の部分は右手のみで弾く必要がある。全音符の部分は小節いっぱいに伸ばして確実に2声にするというのは言うまでもないのだが、119~120、120~121(ここは囲み忘れていました)、121~122小節目の移行部の赤で囲んだ部分がぶつ切りになりやすいうえにそのように弾くと聴き苦しいので、滑らかに聴こえるように弾きたいと思うのだった。どのようにしたら、この移行部、滑らかに弾けるようになるだろう、あまりペダルは使いたくないので、さりげなく滑らかに指が次の所にいったように聴かせることが出来たら、と思うのだった。そしてその後、一安心した途端外しやすいのが123小節目のベース「レ」なのでしっかり決めたい。そして124小節目の左手も指示通り4の指で始め、音楽がスムーズに流れるようにしていきたい、と思った。

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