先日はとても悲しいことがあった。音楽学の礒山雅先生が亡くなられたのだ。
私が礒山先生と接することができたのは、『J.S.バッハ』をはじめとした著書、そして平日朝6~7時に放送している「古楽の楽しみ」という番組を通してだった。豊富な知識をお持ちなのにまだまだ知りたいことがあるという姿勢をお持ちで、番組でもバッハを始めとした新録音をとてもわくわくしながら、そして私たちの気持ちに寄り添うように温かい語り口で紹介してくださっていた。紹介された録音も素晴らしくしかも偏りがなく、毎回宝物を聴いているような気持になっていた。そしてこれからも、先生のお話を、聴き続けることができると思っていたのに。。。本当に、悲しい。お会いしたこともなかったのだけど、お会いできる機会があったら、お会いしてお話を聞いてみたいと思えるような先生だった。
そして
私も体調を崩した。仕事は外さなかったけれども、残念ながら一部キャンセルした予定もあった。藁でもつかむような気持で病院に行っていた。医療の力のおかげで今は、幸い、回復方向に向かっている。
結論 この冬は、やっぱり困ったちゃんだった気がする。
落ち着いたら礒山先生の本をもう一度読み直したい。