ピアノの本番での演奏中にふと心がよそ見しそうになる事態。よそ見しているのは心だけで、指がちゃんと動いてくれれば、まだ大丈夫なのだけど、ふとよそ見したと意識したとたん指もつられて、というのだけは避けたい避けたい避けたい。10年ぐらい前までは雑念自体よぎることもなかったよう気がするのだけど、ここ数年はよぎるようになっていけない。本当に困ったものだ。今となっては、もう、よぎる自分を受け入れるしかないかもしれないと思えている。たとえばこんなところで弾いているどうしよう、なんていう気持ちになりそうになった瞬間意識を出している音に!向けられたら。
本番前まではしっかり試行錯誤、追求するけれども、本番になったら無心になるとよい、というのもどうなのだろう。先生によると、無心になれなくてもよい、状況自体無心になれる状況でもないから、それよりもその場を楽しもうとの話。となると、雑念がよぎってもよい、よぎる自分を受け入れて、その場を楽しもうというのもありだ。確かに、そうだな、無心になれなくてもよいし雑念もよぎってしまったものはしかたない。そこからどうするか、しかないのだろうな。雑念がよぎったら今その雑念はいらん、大切なのは今なのだからそれよりもこの曲のここ素敵じゃんと言い聞かせる、それでいこう。
増税前に滑り込みのように買ったもの、あります。ちょうどその時期にバドゥラ・スコダ氏が亡くなり、スコダ氏が、モーツァルトについてよい本を書いていたというのをSNSで知り、思わず奮発してしまったのだった。『モーツァルト 演奏法と解釈』エファ&パウル・バドゥ―ラ=スコダ著 今井顕監訳、堀朋平・西田紘子訳。非常に厚いので今回の本番には間に合わないかと思うけれど、そして、その直後にモーツァルトを弾く予定も、今のところはないのだけれど、きっといつか弾くと思うし、知っておいてよいことが沢山書かれているだろうと自分に言い聞かせている。
東京での生活は徐々に慣れていらっしゃいましたか?
PIOさんのブログから時々ご様子を拝見させて頂いてました。
ピアノは誰しも悩みが尽きませんが、少しずつがんばりましょう~!
お知らせしてませんでしたが、私も数年前からブログを書いています。
(つまらない独り言が多いです^^;)
いつかまたピアノでご一緒出来たら嬉しいです。
色々大変だと思いますが、どうぞピアノを楽しんでください♪
早いもので東京に引っ越してきて半年が経ち、だいぶ慣れてきました。ピアノも憧れを持ちながら楽しんでいます。
ブログ、拝読しました。真摯で誠実な文章に読み入ってしまいました。音楽もですが、愛情をこめて人や物事に向き合われてこられているのが伝わってきました。私も日々を丁寧に過ごしたいと思わせてくれるような文章でした。
ピアノ、これからも楽しもうと思います。
いつかご一緒できたら、嬉しいです。
温かいコメント、ありがとうございました♪