いろはにぴあの(Ver.4)

音楽、ピアノ、自然大好き!

オンラインイベント第2弾

2020-06-10 | 私のピアノ演奏

 前回の投稿から1ヶ月が経過。実はスタジオフェルゼンが主催のオンラインイベントに今回も出演したのだった。イベントのタイトルは「ハッピーバースデー!エドヴァル」作曲家エドヴァルド・グリーグの6月15日の誕生日を祝うべく、グリーグの曲のみを演奏するという楽しい企画。ラッキーなことに、3月中止になったイベントで弾こうとしていた曲があったのを思い出しこちらで披露することにした。抒情小曲集 (小品集とも呼ばれているのですね)第3集Op.43から5番目の曲、愛の詩。

 この曲を弾き始めたのは約1年前、東京に引っ越してきたばかりのころだった。なんとなく抒情小曲集が弾きたくなり、Op.43から弾きたい曲を数曲抜粋、その時に出逢い、短いながらもなんて密度の濃い曲なのだろうと感動したのを覚えている。これぞ音楽の悦びを体現している世界だと。

 しかし本番にあげるとなるとなぜかその曲に専念という状態にはならず。。。前回の幻想即興曲のように幸い技術的な面での克服要素が満載という状態ではなかったものの、それでも心そこにあらず状態になってはいけないという教訓のもと、本番に近い日にレッスンを入れてベストを尽くそうという心構えで向き合った。こちらに演奏の動画を貼り付けます。 

 演奏はいろいろやらかしていますが、本当に、素晴らしい曲です。グリーグ、いい作曲家だ!

 そう書いているうちに、昨年の夏に、某大学のグリーグの音楽講座にも出かけていたのを思い出した。自然を愛し愛妻家でしかも情熱的、本当に素敵な作曲家だったと感じたのも思い出した。

 他の参加者の方たち、さまざまな抒情小曲集の他に、自作の歌曲によるピアノ曲、劇付随音楽ペールギュントのピアノ編曲、ひいてはピアノソナタOp.7やピアノ協奏曲のような大曲の演奏も登場、熱演が続いた。聴きごたえたっぷりグリーグの魅力再発見の素敵なイベントだった。


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