いろはにぴあの(Ver.4)

音楽、ピアノ、自然大好き!

メトロノームでの練習 拍と音色

2018-02-04 | ピアノ、音楽

 ピアノを練習していて、最も気になることはなんだろう?私は、まず、音色だと思っていたし、今もそうだ。どんなに正確に演奏していても、音がきたなかったら、残念だと思う。そして、音さえ綺麗だったら、他は至らないところがあってもいい、それぐらい、美しい音色で弾けるようになりたいと思っていた。

 しかし、レッスンで拍を正確に刻むことの大切さを学んでいる。それだけ、拍が乱れがち、とくに、演奏中に速くなりやすい傾向にあるとのことだった。内心、音を変えるのは大変だけれど、拍だったらメトロノームをかけて気を付けさえすれば改善できる可能性があるかもしれないしな、と、ちょっとひねくれた気持ちになりかけていたのだが、実際に、メトロノームで遅めのスピードで拍に気を付けながら練習してみたら、走らなくなるだけではなく、指が鍵盤に触れる瞬間の感覚も、確認しやすくなっていることに気づいた。メトロノームでの練習は、拍やリズムを正確にするだけではなく、弾くときの指の感覚をチェックする役目も果たしているように思えてきた。つまり、弾き方を意識し、音も望むようなものに近づけるきっかけになると思えてきた。 先生が強く勧められるのには、大いに一理あったのだ。そういえば、ピアノサークルでも、メトロノームを1目盛ずつ上げていくという話が出た。地道だけれど、よき使い方だと感じた。

 ピアノ練習の際の、メトロノームの使用についても、専門家の間でも、賛否両論あるようだが、要は、使い方次第だと思う。体内に、一定のリズムが刻めるようになっていたら、必要ないのかもしれないけれど、今の私には、不可欠なもののようだ。


雪を味わうことが出来たら

2018-02-01 | 日記

 ブログを更新するたびに、更新率を上げようと思うのだけど、いざとなったら、他のことを優先している今日この頃。この天気もあるのかしら。

 先々週から、ずっと、雪が降り続いていた。曇り空が一週間以上続くことにも、今は、だいぶ慣れたけれど。そうだ、今日は、珍しく、雪が、降らずに、青空が見えた。光輝くような、天気だった。融雪装置のないところを歩く、真っ白なところは、塩の上を、そして、茶色いところは、コーヒーの入ったアイスの上を、歩いているみたい。本当に、しょっぱかったり、コーヒーの味がしたりなんかしたらどうしよう。踏みしめている雪を味わうなんてことは決してできないけれど、もし味わうことが出来たりしたら、面白いだろうな。そういえば職場の庭に、かまくらが出来ていてびっくりした。中に入ってみたかったな。

 こんな季節だからというわけではないけれど、今、谷崎潤一郎の細雪を読んでいて下巻に入ったところ。大阪の旧家の四姉妹の日々の生活の悲喜こもごもが書かれている。古めかしく由緒正しそうな家庭だからゆえの、こまごまとしたあれこれがわずらわしく大変そうなのだが、そのごたごたが面白くてついついはまっている。下巻、これから激動の内容になるようなのでますます楽しみ。。。そういえばテレビでも、平成細雪が放送されていた。平成なので時代背景がかなり下っていたのだが、出演者の女優さんたち、登場人物の性格をよく表していて、なかなかよかった。