これは、ノエルハーブガーデンでなく、日本庭に咲いていた牡丹(今は、花が終わって散ってしまいました)。母の実家からずっと昔、持ち帰った花であります。
座敷の前の廊下を歩くと、硝子窓の向こうから、あでやかな笑顔を見せてくれていた牡丹。大きく華麗な姿といい、西洋の薔薇に匹敵する東洋一の美女なのではないかと、思いますが、その姿を拝見できるのも、あっという間。「花の命は短くて・・・」のことわざ通り。
この花が咲いているのは、昔あった池を埋めた場所。ずーっと昔、わたしがまだ子供だった頃、小さくはない池があって、鯉が泳いでいたなあ--。その池をほんのときたま掃除して、底を柄のついたブラシでこすったり、鯉が隠れたり眠ったりしていた岩屋みたいな場所をのぞきこむのも、楽しかった覚えがあります。 何より、色鮮やかな鯉が涼しげに、水の中を行き来するさまを見るのは、面白い! ものです。
でも、一度池の間を渡している木の板(ちょっとした橋がわり)から落っこちて、池の中にドボーンとなったことも・・・。 しかし、それも懐かしい思い出ですね。
閑話休題。長く脱線してしまいましたが、ガーデニングのお話。
こちらは、ノエルハーブガーデンの牡丹。いままだ咲いています。日照時間の関係かどうか、日本庭より、咲く時期が少し遅いのです。ガーデンの方が、同じ牡丹でも、ちょっとつつましやかに見えるのは、気のせい?
ノエルハーブガーデンでも、雪柳、水仙、ムスカリといったものが咲き散ってしまった代わり、ハナミズキ、モッコウ薔薇、クリスマスローズ、スミレ、スノーフレークなどが咲き、ワイルドストロベリー、ボリジ、矢車草などたちが開花の用意をととのえている様子。
5月の母の日に、スコップやガーデン用手袋、ジョウロなどをプレゼントするつもりなのですが、お庭がもっと素敵になればいいな。
P.S あまり知られていないことかもしれませんが、草取りって、なかなか面白いものなのです。無心に、雑草を取っていると、煩悩が消失する、とまではいいませんが、ストレス解消にいいかも?