NHKの衛星放送で、アレクサンドリアの街を歩くという特集が出ていたので観る。
実は、エジプトのアレクサンドリアには、ほのかな憧れがある。
エジプトの街でありながら、番組中でも言っていたけど、ギリシア人、コプト人、イギリス人などが多数住んでいたコスモポリタンな街であったという。ロレンス・ダレルの小説「アレクサンドリア四重奏」にも、そんな国際色豊かなアレクサンドリアの街が活写されていて、今でも、街のアンティークショップには、そうした人々の置き土産があれこれと売られていた。
番組の画面ではじめて見たアレクサンドリアは、想像したほど美しい街ではなかったけれど、それでもローマ時代の劇場があったり、けだるい地中海の夕日をも観る人々の姿が映っていて、どこか魅力的だった。
この1~2年ほど疲れた時は、タブレットで、オマーンの首都マスカットの映像を観たり、ヨルダンの風景を見てみたりして、どこかアラブに心惹かれている私です。エキゾチックっていいね。
村上春樹の新作「街とその不確かな壁」も発売初日に買ったというのに、感想もなかなか綴れままだけれど📖
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