母の友人、Mさんのところへ。山の一番高台のところにある家の背後には、木々の梢を渡る風がいつも感じられるという、素晴らしいロケーション。
そして、ここには、山つつじの林があるのであります。林って、なんか変な表現かもしれませんが――。
桃紫(そんな色名はありませぬ)の花は、小ぶりで気品に満ち、それが、海のように広がるさまは空気まで、紅がかって見えるほど。 園芸植物にはない、格調の高さがあります。
ああ、本当、いいなあ~。 言い忘れましたが、Mさんちの家は、岩山状に見える傾斜を階段を上って上がるようになっているのですが、そこの崖を思わせる傾斜地には、ロックガーデンならぬ可愛らしい、色とりどりのチューリップが植えられています。 う~ん、これも別の意味で魅力たっぷり! 家の中からは、大きな一枚硝子の窓ごしに街の夜景が楽しめるのだとか・・・。 うらやましいですね。 我が家からは、「ザ・郊外」を思わせる飲食店の看板が見えるだけ・・・。