
先日に実家へ帰省していたカミさんが名古屋で、
三河産の鰻の蒲焼を土産に買ってきてくれた
今年の土用の丑の日は7月25日
毎年7月になると土用の丑の日のネタでブログを書いているように思う…
しかし、オヤジは鰻は絶対に蒸さない鰻の方が美味い!と思う
関東の鰻の蒲焼は素焼きしてからわざわざ蒸して調理される
この蒸す調理が無駄だ…
うなぎ本来の美味さが薄れ食べ応え無い食感にする蒸す調理は必要か?
何故関東は蒸す調理をするのか一般的に言われるのは、
関西のうなぎに比べて関東のうなぎは脂が多かったためらしい
余分な脂を蒸す事で落として食すのが関東流らしいが、
それは昔の話であってうなぎの流通は現在は変化している…
この時代に関東に入るうなぎだけが脂が多くはなくなっているはずだ
しかし、時代とともに調理方法だけが受け継がれたのだろう
また、タレ自体にも違いがある
関東は、サラッとしたあっさりの甘さ控え目なタレだが、
関西は、甘めでトロリとした照りのあるタレ
この関西の秘伝のタレに美味さがある
醤油辛いだけの関東タレに比べて照りのある関西タレは、
タレだけをご飯にかけて食べても絶対に美味い
焼きながら焼いたうなぎから出るエキスが滲み出て、
注ぎ足されるタレは美味さが倍増する
食べ応えは蒸す事でありえない程の柔らかさになり、
うなぎ本来の身の食感は全くなくなりただ柔らかいだけ…
はっきり言えば、ただフニャフニャな鰻だ
やっぱり、柔らかさの中にもうなぎの身の食感があり、
皮がパリッとした鰻が美味いとされる
カミさんが買ってきた鰻を、程良い大きさにかっとして、
風味に海苔とワサビを乗せて食した
どうせ鰻を食べるなら美味い関西の鰻を食べて、
スタミナが付け暑い夏を乗り越えよう!