太平洋の南海上に15号と16号のふたつの台風
JTWCの2つの台風の進路予想図をGoogle Earthに表示した図
今朝の時点で、
15号は沖ノ鳥島を西に進み21日頃には台湾の南へ進む見込み、
その後は北へ進路を変えるような動きに見える
速さ30km/h 中心気圧935hPa 中心付近最大風速50m/s 最大瞬間風速70m/sと非常に強い
一方16号は、マリアナ諸島の東を北西に進み、21日頃には小笠原諸島の硫黄島付近へ接近し、
その後そのまま小笠原諸島を北上する進路予想
速さ20km/h 中心気圧935hPa 中心付近最大風速50m/s 最大瞬間風速70m/sとこちらも非常に強い
しかし今後の進路が問題になる
もしこのふたつの台風が接近すると通常と異なる進路になる
それを気象用語で『藤原の効果』と言うらしい
『藤原の効果』とは、
2つ以上の台風が接近して存在する場合に、
それらが互いの進路に影響を及ぼすこと
相対的については相互作用の程度を明確に示せない
✳︎気象庁HPより
『藤原の効果』には6つの動きに分類される
相寄り型、指向型、追従型、時間待ち型、同行型、離反型となる
もっとも厄介なのは、同行型だろうか?
2つの台風が並行して移動する形になるために暴風雨の時間が長くなる可能性がある
いずれにしても、進路によっては藤原の効果で複雑な動きになる可能性がある
出来れば15号は中国大陸へ流れて行き、
16号は日本の東へ流れてくれるのが一番で被害は避けられる…
太平洋高気圧の張り出しと偏西風によっては日本に影響が出るかも?
来週の2つ台風の動きに注意が必要だ
今年は台風の発生が多いように感じるが、
幸いにして日本列島への直接の影響はまだない
台風シーズンの来月あたりに連続して台風が発生しなければよいが…
考え過ぎか…(ー ー;)