今月の初旬に野球クラブの総監督が亡くなる前に
福島から自然薯が届いたから持って帰れと貰った
ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れて保存していたが、
賞味期限が迫ってきたので昨夜の夕飯に自然薯料理を作る事にした
これ以外にも細長い自然薯が数本あったが、
カミさんがお好み焼きなどの料理に使った
まずは、自然薯に付いている細かい根をガスレンジで燃やし、
皮を削りとらないように水洗いしたら水気を拭き取りすり鉢で擦る
おろし金を使用しても良いが擦った身が荒くなるのが嫌なのですり鉢の溝で擦る
皮を削り取らないのは自然薯本来の風味を残すため
二本程を擦り終えたら今度はすり擦りこぎで自然薯を擦っていく
これが、なかなかの重労働…(ー ー;)
擦りながら気になる大きな皮は除去して、
ある程度滑らかに擦れたら生卵を二個投入
生卵が混ざりあったら今度は白醤油で味付けしただし汁を伸ばしながら投入
自然薯の粘り加減を見ながらかき混ぜていき、
粘りが濃すぎるとお玉からこぼれ落ちるのでだし汁を足してさらに伸ばす
お玉ですくってみてお玉からこぼれ落ちない程度なら完成
あまり伸ばし過ぎると緩くなってとろろ汁としての食べ応えが無くなるので注意が必要
自然薯のとろろ汁にはやっぱり麦飯が必要と大麦を購入
大麦を入れて炊いた麦飯は栄養価が高い
自然薯のとろろ汁には青海苔をふりかけると風味が良い
自然薯のとろろ汁のおかずにはやっぱり仙台の牛タンが合うので、
牛タンを塩コショウで味付けして炙り焼きして添えた
昔からオヤジの故郷の岐阜県東濃地方では、
正月の2日にこの自然薯のとろろ汁を食べる風習がある
正月の2日に自然薯のとろろ汁を食べると1年風邪をひかないとの習わし
自然薯には滋養強壮や疲労回復、虚弱体質の改善や、
食欲増進や免疫力アップを高める効果があるとされる
また、食物繊維は山芋の約二倍あるとされる
やっぱり手間暇掛けて食べるの食材は美味しいね