大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラントで1日で蘇る歯

2009年02月05日 | 即時荷重インプラントの話
昨日の出張オペの患者さんも、一昨日の前歯部の患者さんも、全く痛みも腫れもなく快適な状況で、ホッと胸を撫で下ろしています。
お2人とも、女性で妙齢の綺麗な方ですから、特に注意を払わないといけないので、大変です。

それが、こうして上手く行って完璧です、と確認できると良かったと安心するのです。
どちらの手術も上顎のもろに見える場所で、しかも、抜歯と同時にインプラントで歯が欲しい、仕事とかの関係で治療している事が周囲に分かってしまわないようにして欲しい、痛くないように綺麗に治して欲しい、とのご要望が非常に強くありました。
妙齢の女性としては至極当然の事と言えるでしょう。

しかし、このお2人とも病巣の状況は、望みを果たすにはとてもとても難しい状態でした。
抜歯、病巣の除去、インプラントの植立、骨の造成、歯肉の再生処置、審美的な仮歯、とどれ一つを取っても完璧な処置をしないと、後からのリカバリー等とても大変どころじゃない位大変な治療に成るだろうと予測される状況だったのです。

具体的に言うと、歯根の病巣がとても大きくて中で広がっているのが、歯科用CTの断面図で見えている状態で、その為に骨が極薄くしか残らないのが、分かってしまっていたんです。

このような場合、最初の抜歯で失敗すると、もうそれで全てが終わります。
なので細心の注意を払い、骨の壁を少しでも壊さないように、綺麗に抜歯しなくてはいけません。

これが上手く行ったら、続いて根の周囲に付いている病巣を全て取り切らなければいけません。
病巣が少しでも残ると、インプラントに感染を起こして脱落を起こしかねないからです。
この処置が凄く大切で、骨髄の中を徹底的に精査して、色々な器具を使って360度病巣の周囲全面をなぞって、更には入り組んだ骨稜の隙間を縫って除去していかないといけません。

病巣の除去が終了しているかどうかの確認は、全面をなぞっても何も出てこない、骨しか残ってない感触が得られている事です。
それが出来ていたら、心配な時にはその時点でも歯科用CTを撮影して、残っている骨の状態を確認します。
これをやる事で、より正確な骨の中の状態を把握できるからで、これでコンマ数ミリ以下の精度で植立出来る、最小限の浸襲で最大の成果を挙げられるインプラントの位置は何処なのかを知る事が出来るのです。

骨の状態を掴めたら、次には正確なインプラントホールを形成しないといけません。
それにはガイドとなる極々細い小さな穴をブレなく真っ直ぐにピンポイントで淀みなく削るのが、最も重要です。
そして、再度確認の為に、歯科用CTで撮影して確認する事も必要な場合もあります。
幸い、今回のお2人はそこまでしなくても、これで行けているだろうと確信出来る状況で出来ていましたので、そのまま最終サイズまでインプラントホールを拡大形成して、無事インプラント植立を果たせました。

実は、ストローマンインプラントは、今回のような抜歯と同時の植立には不向きのインプラントで、植立にはテクニックが必要で、これが出来ないと抜歯即時植立即時荷重出来ません。
が、今回もこれは完璧だ、と思える手応えで、インプラントが35Nを軽く達成出来ている植立が出来ました。

ここまで来たら、後は綺麗に審美的な仮歯を作成する事と同時平行して、骨を審美的に造成して行き、歯肉が綺麗に再生するように治します。
これらが全て上手く行って、初めて患者さんが満足の行く抜歯即時植立即時荷重審美低浸襲MIインプラント治療が出来るのです。

全てが精密で精緻な手技、長い数多くの経験、勉強で成し遂げられるのです。
徹底的にチャンと出来ているのか確認する事、その上で次のステップへと進んで行く事、その手順を弛まなく行う事で達成できるのです。

今日、お2人の望みが叶えられた、と言う結果を知り、自らの手技、判断目安、知識、知恵が正しかったと安心出来て、とても嬉しかったので、ご報告させていただきました。

一般的レベルでは、3,4回の手術となる可能性があった症例を、1回限りの処置で救えたご報告でした。
このような治療が、当院の特徴です。
他所で無理と言われた患者さんも、是非一度ご相談に来て下さい。
不可能を可能に、夢を叶えます。

お知らせです。

2009年 最新のインプラント治療トレンド

開催日時 2009年02月08日(13:30~16:30位)
開催場所 東京都(渋谷 道玄坂 フォーラム8

私が話させていただくセミナーを僭越ながら告知させて下さい。

歯科医院専門のHP制作、運営のメディウィル主催で、東池袋の山内先生と組んでさせていただきます。
詳しくはこちらです。http://seminar.mediwill.co.jp/index.html

参加費は無料です。(将来的には分かりませんので、今がお得と思います。)

インプラントのお話を世界最新情報を交えながら、自由に話させていただきますので、ご興味のある方はお越し下さい。

申し訳ないのですが専門家向けで、患者さん向けではありませんので、ご容赦下さい。


PS.歯科医療最新号発売されました。http://www.ds-pub.jp/magazine1.html
私の書いている連載、即時荷重の現在の到達点、遂に最終回です。プロの方ご拝読下さい。

臨床の実力と書く実力、そしてそれを上手く伝える話し方が出来る事。
ハードル高いかも知れませんが、種火を灯す仕事を生涯の一つの仕事として頑張りたいと思います。

安全・安心な即時荷重MI審美インプラント治療の基準を、世界に提言します。



インプラントの真実 大田区 インプラント 即時荷重インプラント

プロの方々へ
直接学びたい方は、見学を受けていますので、お問い合わせ下さい。

又講演依頼、プレゼン以来もお受けしますので、お問い合わせ下さい。
短時間、少人数でも大歓迎です。

本音で真実の話をします。




インプラントの出張オペお受けしています。

2009年02月04日 | 即時荷重インプラントの話
本日インプラントの出張オペのご依頼で、抜歯即時植立即時荷重審美MIのインプラント治療を無事成功させて来ました。
自分のクリニックでなくオペさせていただく時には、凄く緊張します。
ご依頼内容が、即時荷重がまず達成できる事、と言うのが条件だからです。

患者さんたちのご要望も、最近は本当に勉強されていて、抜歯と同時に1回限りの手術で何とかして欲しい。
しかも骨の造成もして審美的に仮歯も入れて、更には麻酔が切れても痛くない、次の日にでも腫れの出ない痛みのない、恐くない治療を熱望される方が増えているんです。

時代が変われば変わるものです。

かつてはそんなアクロバットな治療上手く行く筈がない、とかなり叱られましたが、今では世界がそっちに向かって走っていますから。
その競争の中で、私は先頭をまず間違いなく走っています。

それでも外でのオペは凄く緊張します。

期待以上の結果を出して差し上げないと、ご依頼して来たDRの顔を潰しかねませんし、何より患者さんのご期待を裏切る事が辛いです。

ですから、0.3mm以下の精度の、超精密な低浸襲な手術をして差し上げないといけません。

言葉で言うのは簡単ですが、実際にするとなるとそりゃ大変です。
それでも、何よりも私の手術の実際をご覧いただける効果の方が、私自身は嬉しくて無理してでも引き受けて、出張してしまうんです。
百聞は一見に如かず、なんです。

私のオペ見た事がきっかけとなって、患者さん、そのDRに夢を与えられる、希望を抱かせられる事が出来るなら、身に余る光栄な事、と心底感じるからです。

こう言う出張オペは、遥か遠くからわざわざ来て下さる患者さんがいるんだから、私の求められたら出掛けないと申し訳ない、と言う心情からも来ています。

常識では出来ないと思われる事を、目の前で塗り替えて差し上げられる事は、私自身の生涯の生き甲斐、使命であると信じています。

インプラントを考えていて、他所では無理と言われた患者さんがいらしたら、是非希望を持って、一度ご相談に来て下さい、と申し上げます。

夢は叶います、叶えます。
諦めず、行動する事です。
全精力で、お力になります。



お知らせです。

2009年 最新のインプラント治療トレンド

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参加費は無料です。(将来的には分かりませんので、今がお得と思います。)

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本音で真実の話をします。

緒方洪庵先生と即時荷重インプラント、全く同じで偽者が本物を苦しめたのです。

2009年01月27日 | 即時荷重インプラントの話
NHKの歴史番組で見たのですが、天然痘予防で牛痘を広める為に緒方洪庵先生が大変な苦労をしていたのが放映されました。
その中で、知ったのですが牛痘が効果があると分かり、正当に評価され出したら、早速不勉強のまま物真似していい加減な治療をして、金儲けばかりをする偽者の医師が沢山出現してしまい、その為に患者さんが多数亡くなったりして、緒方洪庵先生達が苦渋を味わったそうです。

このエピソードを聞いていて、歴史は繰り返すのだなー、と私は感じ入ってしまいました。

その困難を乗り越えるために緒方洪庵先生が取った手は、偽者を取り締まる為に御上の認可を取り、それを出す事だったそうです。
もうそう言う手しかなかったと言うのですから、どれだけ偽者が猛威を振るい、大変な事態になっていたのか、想像に難くありません。

残念ながら、即時荷重インプラントの世界では、そこまでの手を打つ事は全く出来ないでしょう。
今の国の仕組みでは、そう言う事に対して国がお墨付きを与えるとは考えられないからです。

本物の医療が広まる時には、必ずこうしてその効果だけを謳って、金儲けをしてやり逃げする輩が多数発生して、真摯な者が苦しむんです。
歴史は全く同じ事を繰り返し繰り返し見せて、人類に学ぶ事を示唆しているのに、人類は学んでいないようです。

悲しい話ですが、事実です。
物真似ばかりをして失敗し続けていたインプラントDRは、今に成って漸く即時荷重の難しさ、難易度の高さに気が付いて撤退をしてしまいました。
しかし、その責任をどう取っているのか全く不明です。

具体例はネット界を長く見て来た方々でしたら、誰かは分かるでしょう。
DVDまで出して今では撤退した方、外人まで出してて今何処に行ったのか消えてしまった方、目立つように出してて全く内容のない方、そして極め付けはラスベガスのチャンのようにやたらめたらインプラント植立して残ったのだけで成功していると出して成功率を捏造する方、色んな偽者が跋扈しています。
その特徴は、かつてはネット内で検索順位を上げる事に血道をあげて目立つようにしまくっていた事です。

その理由は、良く分かります。
偽者ほど宣伝を頑張ってしないと、本物に患者さん認知で負けるからです。

緒方洪庵先生が苦しまれた事と同じ歴史が、非常に残念な事ですが、インプラント治療の世界でも繰り返されてしまいました。

本物が何処なのか、それは長く時間を掛けてしか判明しないものなのでしょう。

因みに私は2000年から始めましたので、今年で10年目になります。
その間、次々と改良を続けて実績を積み上げ、成功率の向上と、最小限の浸襲MI、そして審美性を達成するようにして来ています。

今やインプラント治療に置いて、審美性を達成する事は当然、と言わなければいけない時代なのです。
その事をベルリンから帰って来て第1にご報告致しましょう。

即時で全てを如何に達成するのか、そのシビアな競争の時代に突入しているのです。
私の足元も油断出来ない、と再確認出来ました。

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歯のない所の骨は骨密度が低くなっているので、インプラント治療では要注意です。

2009年01月21日 | 即時荷重インプラントの話
歯が抜けてしまって、ブリッジと言って残っている歯を削って繋ぐ治療を受けていたり、部分入歯を入れている方が、その部分に新たな治療でインプラントを受ける場合、骨の密度が低くなっている事が多いので、注意が必要です。

特に、ブリッジは歯のなくなっている繋がれている部分が、骨の密度が低くなってしまっていて、インプラントで即時荷重することが難しいことがあります。
入歯の場合は、ブリッジよりも密度は良いのですが、粘膜が虐げられているのか、健康な状態でなく剥離するのが難しい事が良く起きます。

これらのことから考えるに、機能圧、力が骨に掛かっていない所では徐々に骨の密度が低くなってしまうんだと分かります。
これは、宇宙飛行士が長く宇宙の無重力で生活していると、骨の密度が下がってしまう事と同じ理屈なのです。

ところが、そう言う部分でもインプラントして適正な力が掛かると骨の密度が上がって来る事が分かっています。
機能圧が適正に加わると骨はそれを負担する為にチャンと反応して、良い状態に改善して来るのです。

人の体、生物の生きる力の素晴らしさ、凄さを思い知らされます。
つまり、諦めないで、適度な刺激を加え続けていれば、人の体はチャンと反応して若々しい状態を維持する事が可能になると言うことなのです。
事実、私の患者さんで、90歳になってインプラントされている患者さんがいらっしゃいますが、実に若々しく、一見60,70台にしか見えません。

インプラント治療を受けると言うことは、若々しさを保つという意味で、見た目だけではなく組織内、生体内でもチャンと起きている事なのです。

なので、ブリッジや入歯の方でも、私は積極的にインプラントにしませんか、とお勧めしています。
終末期まで元気で、何でも噛めることが、若さの大元なのです。

ピンピンころり、を私自身も目指して、日々過ごすようにしております。


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即時荷重MI審美インプラント治療が成功しやすい方とは

2009年01月20日 | 即時荷重インプラントの話
即時荷重MI審美インプラント治療が成功できるか否かは、とにかく骨の性状によります。

硬過ぎる骨、柔らか過ぎる骨では難しくなります。

硬過ぎる骨では、骨の中の血流、骨髄が不足していてしっかり植立しているようで、後でグラグラになることがあります。
柔ららか過ぎる骨では当然、しっかりと植立する事が難しく、即時荷重ができません。

骨の性状は適度に骨髄が詰まっていて、弾力に富んでいる骨が良いのです。

それでは骨をそう言う良い状態にするにはどうしたら良いのでしょうか?

骨といえばカルシウムと思うでしょうが、それだけでは足りません。
カルシウムを取るのと同時にリンも取ることが良いですし、ビタミンとかコラーゲンも取るのが良いでしょう。
そして、良い骨を作るには、蛋白質とかが実は重要なのです。

植物性の蛋白質だけではなく動物性の蛋白質も摂取した方が、骨の性質を改善できます。

但し、骨の性質を変えるのはすぐにはできません。
日頃からの食生活の改善を続ける事で、効果が出るには1年とか掛かるのです。

インプラント治療を受ける上で、骨の改善はとても大事な事でしょう。
栄養のバランスを考えて、無理しない範囲内で顎の骨に力を掛けてあげ、負荷を掛け少しずつ鍛えるしかないのです。

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2月8日即時荷重インプラントの講演をさせていただきます。

2009年01月17日 | 即時荷重インプラントの話
本決まりになったので、広報します。
プロ向けですが、メディウィルhttp://www.mediwill.co.jp/のセミナーで、ジョナサンインプランセンターのヘンリーこと、山内先生と一緒にインプラントのお話をします。

内容的には、昨年福岡で船越先生のOB会で話させていただいたものを使いますが、前回は30分と言う短い枠だったので、早口過ぎて分かり難かったと言うのを直して、1時間ほどいただいてジックリと話します。
なので、全然違うものと考えていただいて良いかと思います。

勿論私が話しますから、即時荷重インプラントのお話がメインで、それから世界のインプラント情報満載で、ベルリンから帰ったばかりのホットな情報をお話します。


正直に言うと、国内での情報は非常に片寄っていて、恣意的に扱われていると思います。
そこにあるのはバックの存在、要するに商業的に後ろから支えてくれているメーカーの弱点は絶対に話せない、と言う点にあります。

何を言っているのか、分かる方は判るでしょう。
要するに、インチキな情報を流す専門家がいる、と言う事なんです。

私は嘘、偽り、ハッタリは言いません。
常に自分の経験上これが正しい、と話します。
そして、それだからこそ、いつも的中するのです。

即時荷重から撤退したメーカー、DRも沢山います。
実例を出すと拙いので言いませんが、私は何ら変わっていません。
これは事実です。

誰が正しかったのか?
それを我々も、患者さんも見極めて欲しい、と心からお願いしましょう。

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私にしか出来ないインプラントの仕事を受ける事が我が使命

2008年12月05日 | 即時荷重インプラントの話
最近とても有り難い事にインプラントをしている歯科医、それもかなり腕の立つ方々から、この手術をお願いします、と言うご依頼が来る事が大変多くなっています。
私的に嬉しいと言うか、自己満足出来るのは依頼して下さる方が相当の腕を持っていて、その難しさを百も承知していて、自分が背伸びして頑張るよりも患者さんの為には松元に任せた方がベストであろうと信じて下さっている事です。

私は天邪鬼な性格の所があって、超難しい仕事、とてもじゃないが誰もが腰が引ける仕事ほど、私が断ってしまったら誰も引き受けて手がいないんだろうな、と使命感と言うか、自分の宿命と言うか、誰も到達出来ないような、そこまで行けるなんて想像も出来ないような仕事程燃えてくるのです。
こんな所が気違いなんじゃないかとか、スタンドプレー屋だとか陰口を叩かれてしまう所になっているのは、否定しませんし出来ません。

私自身も自分が普段している仕事が将来的にも一般的に成る、スタンダード化するとは信じていませんし、予想もしていません。

抜歯から始まって、病巣を取り切る事、インプラントを歯科用CT画像で診える理想の通りに植立出来る事、同時に骨の小さなGBRと歯肉再生を審美的に行う事、これら全てを最小限の浸襲で患者さんに術後の苦痛を殆ど感じさせずに行える事、そして、現代の世界水準のインプラント治療の限界を遥かに越えて複数歯、多数歯で完璧に仕上げさせて頂く、そんな治療内容を誰もが出来るようになる時代が来るとは、私は信じていません。

私のようにこう言う仕事に特化して、専門的にお引き受けする、そう言うインプラント専門医がする仕事であろうと予想しています。
要するにプロ中のプロ、必殺仕掛人・藤枝梅安(演じるのは故緒形拳)、のようなインプラント専門医ですね。

真のプロはこう言う仕事しているんだ、と言う圧倒的に凄まじいレベルの仕事をしよう、我が使命は余人の及ばざる領域に到り、それによって諦めている患者さんを治して差し上げて、肉体的のみならずメンタル的にも治して差し上げられ、最終的には人生に希望を抱いて下さって、自立した強い心を確立して治療後の人生を有意義に生きて下さるようになって頂く事が私の願いです。

その私の真意を理解して下さって、この患者さんは松元に任せようとご依頼下さるからこそ、私は意気に感じ、遣り甲斐を感じて、必死に世界レベルで大成功させようと頑張れるのです。

ギリギリの危険な仕事とも言えますので、申し訳ないのですがネット等で公表は一切出来ません。
業界内でも腕が良いと自他共に認められる先生方からのご依頼なのですから、そのレベルが如何に常識的レベルから懸け離れているのかご想像頂ければ幸いです。

今、インプラン業界では失敗とか、トラブルとか、術後の苦痛の現実がネット内やマスコミ等々で、公然の秘密として語られるように成ってしまいました。
本当に優れているインプラント治療レベルが存在をしているのにも関わらず、マイナスの事実、実態が明らかに成って来ているのです。

私はそんな時代の流れに流されず、毅然と立ち向かって、そんなものではない、そんな低いレベルではない、と明言しこれからも、僭越ながら私にしか出来ない仕事に邁進すると誓います。

世界最先端、最高のレベルを完全な安心、安全、非浸襲な処置で即時に遣って退ける、それが私の仕事であり、日々向上し続け終生終わりなき改良を、休みなく続けるのです。
それが我が人生、恩師故今間先生が叶えたかった夢を、必ず叶えて差し上げるのが使命なのです。



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インプラントは上手く行くのが当たり前?

2008年11月29日 | 即時荷重インプラントの話
インプラントは上手く行くのが当たり前、と考えられ、簡単なものと考えている患者さんや歯科医が、今では普通に成ってしまったようです。
安直な考えで取り組む方々が増えて、それと平行するようにトラブルが多発しています。

人は誰でも、自分は大丈夫、と信じています。
しかし、自分もトラブル起こすかも知れないと用心深く考えて、細かい事まで配慮して治療するのが、後々で良い事は、取り立てて言わないでも皆さん納得するでしょう。

今時代が狂騒の真っ最中、正しくバブルだからこその現象で、正しい認識が広まれば必ず沈静化して行くのでしょう。
バブルに浮かれ、安易にインプラントして、こんな筈じゃなかったとなるより、まず自らが大丈夫なのか?そう言う心掛けが、不要なトラブルを未然に防ぐのです。

患者さんは、その担当医の実績や考えを必ず調べるべきで、普段から歯周病治療や口腔外科を綺麗に出来るDRなのか?とか、毎回クリーニングを徹底してくれるか?とか、インプラント治療ではなく、普段からの歯科治療レベルで見えて来る取り組み方で判断するのが良いでしょう。

DRはプロの端くれなのですから、先ずは自分が患者さんの歯肉のコントロール、メインテナンスがチャント出来ているのかどうか?から始まって、水平に骨の中に埋まっている下顎の親不知を一人で処置出来るのかどうか?歯周外科、再生療法が出来るのかどうか?噛み合わせのバランスを綺麗に出来るのかどうか?義歯設計が出来るのかどうか?患者さん教育が出来るのかどうか?そして何より万一トラブルがあってもリカバリー出来るのかどうか?厳しく自ら問い詰めるべきなのです。

失礼な言い方に成りますが、そう言う心掛けが甘い、足りない方が、歯科医にも患者さんにも増えているのが、現在なのです。

今インプラントは非常に際どい曲がり角に来ている、とインプラントのプロのDRは肌で感じて、警告を発しています。
日本の第一人者である小宮山先生も完全に同じ勧告をセミナーで、かなり強調されていました。

今求められるのは、何よりも慎重さ、確認する事で、親切そうだからとか、要望通りにしてくれるとか、話が上手だからで歯科医を選んではいけません。
甘言を弄するのは、詐欺師の常套手段であるのは誰もが知っている筈なのに、必ず引っ掛かる方は後を絶たないのです。

物事への取り組み方で、厳しい位が安全、安心なんだと気付いて下さい。
家を建てる時は、用心深くなる筈です。
それと同じ位に考え、一生物に出来るにはと考えて、真面目に取り組む姿勢が成功を呼ぶ事でしょう。

流行りだし、良いらしいで気軽に甘く考えてはいけないのです。


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即時荷重インプラントの話を語っていたら、原点に戻ってしまいました。

2008年11月27日 | 即時荷重インプラントの話
以下は再録ですが、連載の原稿1回目のものです。
最終回で原点に戻ってしまった事に、我ながら受けてしまいました。
総義歯は全ての歯科治療の原点、と言う事なのでしょう。

即時荷重インプラント治療の現在の到達点 総論    大田区開業 松元 教貢
はじめに)
現在の歯科治療は、世界的にも国内でも、インプラント抜きでは考えられない状況に成って来ている事は間違いがないであろう。しかし、溢れる情報の割りには、インプラント治療の内容においては意見の不統一が現状である。それだけ、インプラント治療自体が依然未熟で未発達、発展途上な分野であり、分かっていない事だらけである、と言う事でもあろう。
色んな臨床家、リサーチを出されるDRが世界中、日本中におり、沢山の流派が論争を繰り返し、生物学的治癒の原則に最終的に納まるまでには、まだまだ時間が必要とされるのは間違いない。一部にはインプラント治療は来る所まで来たと言う意見も、数年前散見されたが、筆者の個人的な感触としては、これからの先の10年で相当の生物学的な原則が判明し、それに基く治療方法が確立するであろうと感じている。現在ではかなり統一見解に落ち着き始めた歯周病治療が、かつてやはり通って来た道であり、まだまだ到達はしていない、と考えているのである。
かく言う筆者自身も市井の一インプラント医に過ぎず、このような場をお借りして、自分の個人的な考え、到達点を発表出来る場を与えて頂いた事には、大変に感謝している。
表題にした題材は、筆者自身が個人的経験によって導き出したものでしかなく、これが将来修正される可能性は否定出来ない。が、個人的な自身の治療成果を見るに付け、現在信じられているインプラント治療の殆どは、90%以上がオーバートリートメントであり、又患者の要望に真剣に向かっておらず、DR側の理論でのみ推し進められているのではなかろうか、と考えている。
始めにお断りしておくが、現状ではインプラント治療は大規模な骨造成GBRをしたり、過剰なゴールデンルールの厳守による2回法の施術等は完全に時代遅れであり、患者の為にも一刻も早く改善すべきと明言するものである。国内では尚2回法が優勢であるという情報を聞くに付け、それだけで90%以上と言うオーバートリートメントの60%以上を占めていると考えている。
 私がこれからお話しする内容は、従来の概念を全く切り替えて頂かなければ、理解出来ないかも知れない。表題の題材の副題は、MISミニマムインバッシブ最小限手術侵襲インプラント治療の実践でもあるのだ。その事を、先ず理解して頂きたい。
これから、お話しする事は患者の要望に真摯に向かい、何とか叶えようと悪戦苦闘の結果導き出したもので、私個人にとっては宝物の情報である。もしかすると10年後の未来を指し示すものかも知れない。(筆者はそう信じている)
この内容が、読者のDR,特に志ある若いDRの道標と成れる事を心より願い、新たな薔薇色の歯科医療の未来を照らすガイドラインの礎と成れるように、即時荷重に絡めて先端的なインプラント治療のお話をしようと思う。
新たな道、論点がここから始まれば、存外の喜びである。
 今回はその第1回として、総論の話をしてみたい。

現在のインプラント治療の世界的な根本的問題点)
①先ず1回法を原則に
 現在世界的な情勢の中では、明らかに2回法より1回法に軍配が上がっている。が、残念ながら国内に置いては、今も尚2回法が優勢であるらしい。根本的には1回法のインプラントの本家であるストローマンでは審美的な治療に弱いと言う事が、日本人のかよわい歯肉と骨の問題で、中々改善されていかない原因である事は明らかである。が、結論から言えば、患者の体にメスを入れる回数が少なければ少なく、手術侵襲が小さい程、人の体は良い治療結果を導き出せると言う事なのである。従ってここをどう考え直していくかなのである。次号以降で触れるこの概念は、根本的な変革をもたらす発想であるので、しっかりと認識して欲しい。その為には、何を如何すべきか、自身でも考えながら批判的観点も忘れずに、筆者の話を読んで頂きたい。
 ②治療期間の短縮を
 現在のインプラントに残されている最大の問題点は、治療期間の長期化である。2回法では、勿論の事インプラント植立手術が行われても、患者はその実感が得難いのが現状であろう。何よりもインプラントに対する患者側の認識、知識不足がその原因であり、我々プロは正確な広報を真摯に行わねば、と心に銘ずるものであるが、患者はインプラントが入れば、すぐに次は歯が入ると信じている。この事が案外、DRと患者の間の齟齬を招き、不用意な不信感を招きかねないのである。
 最初から即時荷重の実践のプロトコールを明かしていくが、現在ではストローマンスクリュータイプのスタンダードインプラント4.1mm以上の直径サイズで、長さ12mm以上のものが35N以上のトルクで植立が達成されたものは即時荷重出来る。海外の学会に参加すると即時荷重の報告をするDRの多数派はストローマンユーザーである。現在他社海外でトップシェアのノーベル等が追い上げているが、首位の座はまだ保っているであろう。しかし、何故かメーカーとしてのストローマンは、あまり即時に対して積極的ではない。たぶん指導医連の意志の力関係によるものと、筆者は考えている。が、即時荷重を臨床で相当に適応したい場合、私は迷わずストローマンを推す。特に固有名を挙げるなら、アメリカのJ.ガネルズは次世代のリーダーとして見逃せない存在であろう。筆者も2003年から彼を追い掛けて海外の学会に常時参加している。
単独歯欠損から複数歯の部分欠損、全ての歯を欠損した無歯顎症例まで通じて、スタンダード径12mm以上35Nのこの原則は動かない。先ずこの基準を超えられるようなDR自身おのおのの手術技術の力量を手に入れる事が非常に重要である。これに関しても、連載内で触れる予定である。
 この基準が達成出来れば、患者側の不満足は相当解消される。飾りであったとしてもインプラントが入った直後に歯がある事は、非常に患者の満足度が高い。審美的領域では、特にこの事が望まれるであろう。現在得られるマテリアルは、即重レジンと言えども駆使すれば相当の成果を得られ、満足度が高い。
 ③大きな手術、複数回数の手術、骨造成GBR等を避けるべきである
 GTR,GBRの概念は革命的なものであった事は、誰も否定しないし、出来ない。しかし、これらの膜を使用する事の最大の弱点は、一番の再生治癒能力を持つ骨膜を、治したい部位から遮蔽してしまう事である。しかも、必ず相当の侵襲を患者に与えてしまう。治癒期間の長期化、更には、かつて言われていた自家骨移植のみがゴールデンルールであるという主張は、人の持つ生物学的な原則の前に、ほぼ敗れ去った。
 人が欠損に到った部位に、幾ら自分の組織だけを又戻しても、必ず相当量吸収してしまう宿命があるのである。不思議な位にその部位自身に記憶が残存し、インプラントがあろうがその記憶を変えることが出来ない。従って、形状を変えるには、インプラント同様に人工的に補填材を添加するのが原則であろうと、私は考えている。人工補填材を毛嫌いする方が、何故にインプラントが出来るのか、そこに根本的な自己矛盾を感じないのかが、筆者は実に不思議である。インプラントは決して自己ではないからである。

そして、行過ぎた審美の追及により、多くの複数回数に渡る手術の実施、又、補綴主導型による過剰な骨造成の患者側への押し付けの問題点も指摘したい。患者はそこまで望んでいない方の方が殆どである事を銘ずべきであろう。では、私が供覧する症例が審美的ではないのかと言うと、私の症例は、そこまで審美的な問題を無視していない。かつてのブローネマルクによる高架式の補綴等、最近のALL-ON-4等を勧めている訳ではないので拡大解釈はしないで頂きたい。
 それは、筆者は根本的に元々歯科においては、審美を離れての治療は存在しない、と考えているからなのである。取り立てて審美を言い立てなくても、それは当然で、出来る限り満足させていくべきと考えているからである。
 
 結局、現在のインプラント治療で世界的にも常に話題となっている話題に収束されてしまう。当然といえば、当然と言える結果であろう。

現在の日本での一般的な即時荷重インプラント治療とその改善への基本概念)
 結局の所、現在国内においては即時荷重と言えば、殆どの場合、総義歯の患者に対しての治療か単独歯(抜歯即時植立即時プロビジョナルを含む)へのものであろう。
 しかし、インプラント治療の主な適応症は、今も尚複数歯の部分欠損症ではなかろうか。即ち部分義歯が不快であり、それを解消する為の手段としてインプラントを選択する患者が圧倒的な多数派であろう。つまり、事実上即時荷重を謳っていても、実用上での応用はまだまだ未熟である、もしくはまったく手付かずである、と言う事だ。
部分欠損の方に、特にぺリオ絡みでただインプラントを埋入して数ヶ月放置すれば、当然、対合歯や隣接歯の移動を招き顎位の問題を引き起こしかねない。
 又、治療の手順として外科、エンド、ペリオ、補綴と進む通常の歯周補綴の手順ではインプラントが最期の方に回されてしまうであろう。そうなると残存歯のみで咬合が営まれ残存歯の負担が増す事を助長し、いざインプラント埋入の段により難しい状態を招いてしまうのである。特にすれ違い咬合の症例では困難を極めるのは、勿論である。
 筆者とて偉そうなことは言えない。当然の事ながら痛い経験をしている。後から残せるつもりでいた歯を抜歯する羽目に成って、患者に辛い思いをさせた。だからこのような発言、指摘が出来るのだ。従って、ここで話す事は、贖罪の面もある事は否定出来ない。若いDRには、他山の石として欲しい。
 結局、包括的に治療を進めていく際に、インプラント植立が後の方に来てしまうと、色々と困難が付きまとう。
 だがもし、ここで即時荷重を手法として組み入れられると、話が大変に分かり易くなる。初期治療が終了し、外科、歯周外科のかなり早い段階でインプラントと天然歯で歯列が決まり、顎位が保持されるなら残存歯の負担も軽減され、その後の治療が非常にしやすくなるのである。こんな事は当たり前で、全顎的に歯列弓が保持されている中間の天然歯の治療なら、誰も迷わないであろうからである。
 しかし、現在その事が全く考え付かれる事なく、従来の進め方、歯周補綴の進め方の中で、インプラントが語られ続けている。非常に残念である。
現在なら相当の場合に即時荷重が可能で、早期に安定した顎関係と歯列弓を形成附与する事が可能に成って来ている。それによって、従来の歯周補綴の治療の概念を超えて患者に審美と機能の早期回復による満足をもたらし、DRに新しい歯科治療の変革によるモチベーションの向上をもたらす。
それが、私が今回の連載で主張したい事だ。従来の概念の延長ではなく、全く新しい概念から即時荷重に出発して欲しい。知る限りに置いて、私が提案するような概念で即時荷重インプラント治療を論じたものは見た事がない。皆、単純に治療期間の短縮のみを論じて、争点としているものばかりである。 それでは、せっかくの即時荷重インプラント治療の真価が全く理解出来ないであろう。アクロバティックな治療としての即時荷重ではなく、ここまでなら行けると言う即時荷重を紹介する、それが本論分の狙いである。
 
即時荷重インプラント治療の基本概念について) 
 まずは、一番始めに最も遠いと思われていて、実は最も近いものである総義歯の話から始めよう。何故か?始めから答えを先に言ってしまおう。筋圧中立帯、顎位、そしてある程度理想的な歯列弓が安定する3Dの立体画像を創造出来るか否かが、ポイントだからである。そして、手技上の観点からも総義歯に通ずるものが多数存在している。これらが出来るか否かに、即時荷重インプラント治療の成功の鉄則が宿っているのである。順に解説をして行こう。まずは理想的な口腔の創造に関してである。
 筆者は補綴治療のみならず歯科の治療の根底に総義歯があると主張している。患者がどのような状況であろうと、歯冠の並ぶ、噛み易い立体的な3Dの位置は、相当の確立で限定された領域に納まるであろうと考えているからである。が、この事に言及している論文にもあまりお目に掛かった事がない。筆者はここが即時荷重インプラント治療の要諦であると信じている。
 にも拘らず、最近の風潮として、特に若いDRで総義歯を旧時代のものとして軽視し、インプラントに流れていく傾向が強く見られる。義歯嫌いを公言して憚らないDRの存在は残念である。確かに欧米においてはDRに義歯教育がされなく成りつつあると言う話も聞くが、海外では日本における技工士が義歯治療を許可されている為、DRはしなくなっているだけであるという事実は忘れてはいけないだろう。
 総義歯の実力は、すべての歯科治療において、後からそのDRを助けてくれる。若いうちに必ず身に付けるべきである。何故なら、この分野は完全に芸術的感覚、美的感覚がものを言い、絶対的な数値で科学的に表現出来るものではないからだ。あくまで感覚であり、従って若ければ若い程良い。分かるようになれば分かる、その絶対的な感覚が真理である。
まず、学ぶべきは総義歯である、と指摘して置こう。
 では、より具体的に解説を加えて行こう。総義歯が理解出来れば、全ての歯冠の位置関係が3D立体で把握出来、顎位も仮にせよ決定出来る。その目で見れば、残存歯、欠損部、硬組織、軟組織の治療がどこまで必要か、出来そうかが見えてくる。わざわざセットアップモデルまでする事を要せずとも、その場で患者さんに説明出来る事は大きいであろう。
 これが大変に重要である事はすぐに納得して頂けるであろう。何度でも強調するが、患者に付与される理想的な顎位、歯列弓の立体的な関係は、かなり狭い領域に納まるであろうと筆者は考えている。総義歯は完全な無から有を造形する。即時荷重インプラント治療においては、骨を伝達として使うが、やはり無から有を作り出さないといけない。その根底は同じである。軟組織である歯肉を使うか、硬組織である骨を使うかの違いだけなのである。最先端である即時荷重インプラント治療において尚、従来の欠損補綴治療の考えやその概念が非常に有効なのだ、と言う事である。
 次いで、その手技についてである。答えを言うと、最重要な治療上の手技は触診である。勿論視診、問診等が重要でないなどと言うつもりは毛頭ない。だが、余りこの点を指摘していない事が多いようで気に成るので、強調しておきたい。昨年のAOで重鎮である確かDRベッカーであったと思うが、私にはマイクロCTは要らない、私にはこれがあると人差指を立てたら、会場がワーッと笑い声で沸いたのは、その事実をアメリカのインプラントしているDR達も認めていると言う事であろう。
最近はマイクロCTが増えて来ていて、筆者自身もこの分野で圧倒的に性能の良いモリタの3DXを所有して、骨を精査している。が、それでも尚、触診の重要性は廃れない。見ただけでは分らない事を、触診は教えてくれるからである。
では何を触診して調べるかである。当然の如く骨を知るために粘膜の上から押しながら調べていくのが常道である。それから、歯牙の唇面に指を置き添えて、それぞれの部位の動揺を触知する。この2点に集約されてしまう。マルモを取り、咬合紙で目をつぶさに眺めていても分からない情報が、与えられる事を約束しよう。さらに加えていくなら、顎関節も触診しておくと尚良いと思う。
如何であろうか、なぜか総義歯の解説をしているような錯覚を催す感さえしてくるのではなかろうか。ことほど左様に、総義歯始め欠損補綴治療の基本が、即時荷重を始めインプラント治療の重要な部分を為している事をご理解頂けたら幸いである。触れば分かる。もっと患者に触るべきである、とお願いしたい。

今回は第1回として即時荷重インプラント治療の基礎となる概念、根本的な概念の変化をお話した。まとめると、即時荷重インプラント治療は、現在では十分に臨床に適用出来る治療方法の手段の1つに過ぎず、1歯欠損から総義歯まで、特に部分義歯の方への福音をもたらす治療法である言えよう。
そこには根本的な問題の解決、1回法、時間短縮、最小限浸襲の実現が絡んでくる。更には、従来の歯周補綴の手順の根本的な変化をもたらす可能性が相当に高いものであると言う事である。
が、このような最先端を為すと思われている即時荷重インプラント治療が実は、その根底で総義歯や従来の義歯治療の延長上にあり、その基本手技を旧時代のものと馬鹿にせず身に付ける事こそが最重要であると言う事である。
 それでは次回からは、実際の症例を通じ筆者自身の経験に基づくプロトコールまでをお話していきたい。

以上、再録ですが総義歯が非常に重要である、と言う原点を指摘しています。
この考えを、今回もう少し踏み込んで書き直したのが最終回です。

1月10日に出ますので、ご拝読下さい。

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本音で真実の話をします。

即時荷重インプラント治療成功のポイント

2008年11月26日 | 即時荷重インプラントの話
即時荷重インプラント治療が話題になっていて、話題に成らない日がない位の今日この頃です。
しかし、現実にはかなりハイレベルであり、簡単に手を出すと痛い目に会うと判明し出して、注意する事が勧告されています。

先日の小宮山弥太郎先生の講演でも、安易な取り組みは患者さんを不幸にするだけで、最終的な判断は施術するDRがすべきであり、絶対に出来ると言ってはいけないと話されました。
そして強調された事は、即時荷重が成功するには、何よりも患者さんが理解してくれて協力して下さる事である、だから、DRはしっかりとインフォームドコンセントを取り、理解して貰って協力を仰ぐ事である、と話されました。

私が以前から、こうであるべきと指摘していた通りになり、漸く即時荷重インプラントの真実の姿が伝えられるようになって来ているなー、と感慨深いものがあります。

かつては即時荷重なんて出来る筈がないに始まって、総義歯患者さんに対する即時荷重や、単独歯の即時荷重なら出来るようだ、そして今部分的な多数歯連続欠損だけが解決出来ない課題として残っている時代に成りました。
全て私の予言通りです。

世界的レベルで有るとされているDRの方々でも、このように今でも即時荷重で解決出来ない問題を抱えているのです。

即時荷重は現在、総義歯とかの歯が1本もなくなる方、もしくは1本とか2本の少数歯でしか出来ません。
部分的多数歯欠損ではかなり難しいのが実情です。

そして、一番大きな問題は、患者さんご自身も治療内容を理解して、成功するための静養を守る事が肝要です。
何よりも重要な事は、無茶をしない事、綺麗に仮歯が入ったからと言って、すぐに噛み応えのある物を噛まない事、例えば寿司のイカとかタコは絶対に避けるべきです。

そして、手術後3~5週間が最も危険な時期なのに、患者さんご自身は術後の感覚も薄れ、安心し切ってしまって無茶をしてしまいがちに成る事が大きな壁なのです。
ここは何度でも強調しますが、インプラントが骨と細胞レベルでくっ付くには、最短でも6週間必要とされています。

例え、綺麗に固定されている仮歯が入っていても、まだ細胞ではくっ付いていない、ただ木にネジが止まるように固定されているだけで、力を掛けたら緩んでしまうんだ、と言う事を理解する事なのです。

ここで重要な指摘をして置きますが、大きな力で骨に植立されるインプラント流行のご時世ですが、そう言う入り易い加工をされているインプラントはネジとしての構造が優れている代わりに、力が掛かれば緩み易いのだ、と知って下さい。
そう言う点からも、私はストローマンインプラントが非常に即時荷重に適しているのだ、と指摘して置きます。

ストローマンなら35Nで即時荷重出来るのに、ノーベルとか他社のメーカーでは45N以上とかの話が出てくるのは、そう言う訳です。

即時荷重をしたいならストローマン、審美的な解決も現在では図れるようになっています。

私が部分的多数歯欠損でも即時荷重を次々と成功させられている秘訣は、こう言うメーカー選びにもあるのです。


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世界最高レベルの安心、安全、部分即時荷重インプラント治療の実践

2008年11月21日 | 即時荷重インプラントの話
皆さんご存知したか?
世界中のCTの3分の2を日本が所有していると言う事実を。
日本は世界にも冠たるCT大国なんです。
勿論、これは医科のレベルの話です。

これと同じ事が歯科用CTでも起きて来ています。
海外では、余程大きな病院形式でやっている所でないと歯科用CTは置いていません。
日本ほど、個人開業医が歯科用CTを設置している国はないんです。

歯科用CTは、今や全国で500台以上が稼動していると推測されています。
全国の開業歯科医院は68000軒ですから、それからしたら極少数な感じがするんでしょうが、それでも歯科用CT大国なんです。

さて、歯科用CTを用いると、骨の断面が立体的に把握出来ます。
しかし、実は開発者の新井先生も指摘されていましたが、CT画像は診る、見抜くのにかなりの訓練が必要です。
言い換えると、歯科用CTでこう植立すれば良いと分っていても、実際にそれ通りに手術する事は、かなり難しいと言う事なのです。

特に、歯科用CTがある事の最大の特徴である骨が分る事で出来る、全く歯肉を切らないで手術出来る方法、ブランドテクニックではかなり高度な歯科用CTを読む技術、それを実際にやって退ける技術が物凄く重要なのです。
ブランドテクニックでやれれば、歯肉を全く傷付けないので、患者さんは殆ど痛んだり腫れたりしません。

歯科用CTがある事の最大の利点は、骨が見える事でこう言う極限的に小さい手術でインプラント治療を出来る事です。

いまだに他所で手術されてしまった患者さんのお話とか聞くと、切られて歯肉開かれて縫われて閉じて、翌日腫れて青痣出て、しかも2回目のインプラントの頭出し手術するなんて時代遅れの話を聞きながら、こんなに良い機械がある国なのに何故 ?と思ってしまうのです。

インプラント手術は生涯1回だけにしたいものです。
ですから、DR選択はとてもとても重要です。

部分的に歯がなくなっている方では、ブラインドテクニックとかで出来ないと言うのは、全くの嘘偽りです。
現に、私自身はインプラント手術で切り開いたり、縫ったりの手術の仕方を5%もしていません。
殆どの方が、縫わないしインプラントはしっかり入って部分的でも即時荷重して、骨が足りなければ造り、1日手術の当日で仮歯を審美的に入れています。

CT大国である利点を行かしたインプラント治療方法ブランドテクニックを、何とか広めたい、それが私の心願です。



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部分で即時荷重インプラント治療!他での失敗のリカバリーも出来ます!

2008年11月20日 | 即時荷重インプラントの話
夢を叶えるインプラントブログにして欲しいという要望で、限界的な治療のお話もしましょう。

インプラント治療が広まってしまって、その悪い面として失敗が色々と出て来ています。
私の所にも、色々な所で失敗されて、やり直しで来られる方も多くなってしまっています。

失敗しているインプラントの傾向としては、そこに植立するにはサイズが細過ぎたり短い事が良く見られます。
これは歯科用CTとかがない所では仕方がない事で、その部位に許容出来るサイズのインプラントを安全、安心で植立しようとして、骨の中を色々弄りたくなくて怖い為に生じる事なのでしょう。

実際に歯科用CTを持っていて、骨の中を見ている私から見ればこれは当然の事であり、骨の中は断面を見ないと、本当にどうなっているのかは全く分りません。
しかも、そこに立体的にどう植立出来ているかは術中とかに確認で歯科用CTで見るしか方法がありません。
被爆量も極小で、通常の歯科治療でのレントゲンでCT撮影出来るモリタ社の3DXでないと、こう言う治療はまず不可能でしょう。

ですから、私はこう言う特徴で、他院の失敗インプラント治療も1回の手術でリカバリーする事をしています。

つまり、失敗しているインプラントの状態を歯科用3DXで撮影して、歯を何処に作らなければ行けないのか、骨が何処にあるのかを見出して、失敗したインプラントを除去する事と骨の再生、歯肉の再生治療、インプラントを植立し直す処置を1回でやり切ります。

これは物凄くハイレベルで、インプラント除去から病巣除去まで物凄く神経を使います。
更に、その状態からインプラント植立し直して、可能ならば仮歯も装着して差し上げます。

このような処置の時には、肝心な時点での術中の歯科用CT3DX画像が、物凄く重要な役目を果たします。
被爆量が極小で、立体が撮影出来るシステムでないと、このような超が付くハイレベルなインプラント手術は不可能でしょう。

1回インプラントで失敗されてしまった方でも、決して諦める事はありません。
絶対に解決しようと念じるなら、願いは叶うものです。

夢は本当に叶います。
諦めないで、ご相談下さい。


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それでも即時荷重インプラントは部分的でも出来る!

2008年11月19日 | 即時荷重インプラントの話
即時負荷、即時荷重はノーベルバイオケア社が、商評登録し、その分野でのマーケットを牛耳ろうとしています。
しかし、彼らが出来る即時の治療は、歯が全部ない方への治療か、1、2本程度の極小さいインプラント治療だけでしかありません。

裏返して言えば、3本以上の歯がない方からの部分的に歯が何本もない方は、残念ながら治せません、と言う事なのです。
これは即時荷重の看板を掲げるには、かなり問題がある行為ではないでしょうか?

即時負荷、即時荷重と出し、その日から噛めると出したら、患者さんは相当期待する筈です。
それが実は総入歯か1、2本しか治せないんですでは、患者さんは失望する事でしょう。

だからと言って、私は危ない治療にチャレンジしろ!とは言っていません。
素直に認めて、ちゃんと表示しなさい!と言いたいだけです。

今のインプラント界は、羊頭狗肉な輩が多過ぎる。
これは事実です。


そして私は言い続けます。それでも、私には彼らには出来ない部分的即時荷重MIインプラント治療が、本当に出来るし、していると。私は、こう言う難しい治療ばかりを引き受けると!

それでも地球は回っている。
ガリレオの心境な感じの私なのです。

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即時荷重インプラント治療、部分的でも歯を回復出来るのが私の特徴

2008年11月18日 | 即時荷重インプラントの話
長くマイナス的な話ばかりを書いて、インプラント界に危機感を抱いて貰う運動をして来ましたが、夢を語れ!と言うご要望が来ましたので、方向転換して夢を語るブログにします。

即時荷重インプラント治療の限界は、現在、総義歯もしくは、それに準ずる歯を全部抜歯して歯がない方への治療と、1,2本の抜歯即時植立即時荷重治療とされています。
特にセミナー内でも警告されていましたが、3本の連続欠損とかへの治療は危険だからしないでくれ、と語られていました。

引っ繰り返すとそう言う治療がこの2年くらい巷に溢れ、かなりが失敗に終わっていると言う事なのです。

このような状況の中ですが、私は敢えて私にはそれでも出来るんです、と明言します。
それは事実として、私は日常そう言う治療をしています。

それには数々のノウハウがあり、全て当院オリジナルで、我々が一所懸命に開発、創造して来たものなのです。

何故出来るのか、と言う理由は歯周病治療,噛み合わせの治療、義歯治療、更にはメインテナンスまで含めて、出来る事ではじめて可能になっているものなのです。
それらの複合的な実力あってこそ、部分多数歯欠損でも即時荷重MIインプラント治療出来るのです。

夢は叶います。
それに向けて真摯に努力して、必死で向き合うなら、出来るのです。

歯がなくて悩んでいる方は、夢を決して諦めないで下さい!

次回以降で実例を交えて、夢を語れる話を紹介します。





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歯をなくした部分だけを即時に回復するインプラント治療が、私の特技です。

2008年11月14日 | 即時荷重インプラントの話
即時、即時とインプラント界は踊っていますが、実際はまだまだ張子の虎ですね。
だって、物凄く対応出来る症例が限られているんですから。
その事は、機能のAMIIのカンファレンスで良く分りました。

プレゼンターが部分はしていない、と明言して、皆誰もそれを修正しませんでしたから、今現在のコンセンサスである、と考えて良いと思います。
あれだけの面々ですから、これは相当の実力あるDR達ですら歯が立たない、と考えて間違いじゃない筈です。

確かに65歳以上の方が歯全てを失っているのが20%位存在するそうですし、海外ではもっと多いそうですから、総義歯とかの歯が1本もない方の即時荷重インプラント治療は、大きな分野の一つである事は間違いないと思います。

しかし、敢えて主張しますが、総入歯の方は行き成り全部の歯を失う訳ではありません。
必ず、途中ではブリッジとか部分入歯を経験している筈です。
と言う事は部分入歯の方の方が総義歯の方よりも多い筈ですし、又その段階で留まって天然歯を残せるなら、それがベストに決まっているのではないでしょうか?

今回のカンファレンスの中で、ある症例が提示され、殆どの方が戦略的抜歯と言う話をされましたが、患者さんが全て理解して下さるかどうか、大きな問題でしょう。
因みに私なら、多分林揚春先生と同じ考えで対応すると思います。

そして何よりも非常に問題だと思うのは、難しい歯周病とか噛み合わせとか複合的に絡んでしまっている口腔内で、多数歯欠損の方はどうしたら良いのだろうか?と言う事です。
従来からある、歯周補綴をしなければならないような難しい状況の方々を全て歯を抜いてしまって、3ヶ月待ってALL-ON-4が本当に正しい治療なのかどうか?
しかも、インプラントに合わせる為に、骨を平らにかなり削ると聞いては、MIとは程遠いなー、と正直感じてしまいます。

私が考えているのは、インプラントがそのような方の救世主と成らないかな?と言う事です。
即時荷重して残存歯の負担を減らし、早期に固定し噛み合わせの構成も理想的に治し、一気に救う、そんな事が出来れば凄いなーと信じて邁進して来ました。

そして、現実にもう5年以上出来ています。
これは事実です。
が、今回のカンファレンスでは特別なものである、言い換えるから異常なものである、と成ってしまうのです。

これでは、私はまだまだ第一線で頑張るしかないと思います。
最近、即時荷重、MI、部分的複雑な治療が充分に治せる成果を見て、少しインプラントに対するモチベーションが下がり始めていましたが、これでは黙って見ていられないと、再び旺盛に活動するやる気が沸いて来ました。

部分即時MI審美インプラント治療、複雑な歯周病治療もこなし一気に解決して差し上げる、真に大多数の患者さんが望んでいる治療をこれからは広めて行く決意です。
私は間違いなく本物です。
私に類する仕事をしている方は、殆どいません。
多分、世界レベルでも同じでしょう。

私は出来ます、しています。
真実を目にするには来て見て頂く他ありません。


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臨床の実力と書く実力、そしてそれを上手く伝える話し方が出来る事。
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