大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラントをできるには総義歯から、そして総義歯はまず下顎から

2020年02月28日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
インプラント治療は、歯がない所に歯を新しく造らなければならない治療です。

少ない本数なら残っている天然歯とかが目安になり、お口の中に収まりの良いインプラント植立をできるでしょう。

しかし、多くの歯を失って、インプラントで沢山の歯を新しく造らなければならない状態の場合、そう簡単には行きません。

例えば、総義歯の患者さんの場合とかです。







こんな状態になった患者さんが、最後の望みをかけてインプラント治療をしたいと言われたら?

これ、一般の患者さんの思われてるほど簡単なことではないんです。

何処に歯を並べるのか?は、歯科医の自由です。

ここが問題です。

かなり大きな問題なんです。

実は、歯の並ぶ位置で、患者さんの噛みやすさ、使い心地は天と地ほどの開きが出てしまうんです。

お口の機能は、歯だけで営まれてる訳ではありません。

舌と頬、唇の内面の粘膜で、初めて咀嚼、嚥下と言うお口の機能が営まれ、会話もできるし歌も唄えるし、息もできてるです。

つまり、歯並びが悪ければ、食べにくいし、話しにくいし、普通に生活するのが辛くなりかねないんです。

でも、安心して下さい。

歯科医は、昔々からこの問題をちゃんと解決する方法を創り上げて来ました。

それが総義歯治療です。

総義歯こそ、何にもないお口の中にキチンと入れてちゃんと解決できれば、沢庵でもステーキでも食べれるように治せるんです。

素晴らしいですよね。

総義歯治療が分かってる歯科医なら、その患者さんのお口に合わせた歯並び、噛み合わせを造ることができます。

ここ大事な所です。

そして、総義歯が分かってる歯科医なら、この写真のような下顎の型が採れて欲しいものです。

これ生意気言わせていただくと、総義歯治療では最初の入り口のレベルです。

でも、インプラント治療業界では?

言えません、怖すぎて…

ただ言えることは、インプラント治療後に色々な問題が起こる根本にこの問題がある、と私個人は思っています。

総義歯治療にこそ歯科治療の全ての基本がある。

そのことを強調して、今日のブログを締め括ります。



高0会例会休止は、しばらく続きます。

2020年02月27日 | 日々のインプラント臨床の話
本日横山先生にお聞きして、4月の高輪会の総会も中止になったとのことで、高0会も残念ながら、それ以降の再開となるだろう、とのことでした。

施設への往診も、外部の人間との接触はできるだけ避けると言うことで、お休みの対応をしている所が多いそうです。

コロナ騒動大変ですね。

全てがストップ。

小中高も、土曜日から休みになるようですし。

経済的損失は計り知れませんね。

誰が中国に損害賠償しないかな?

世界への損失に対して、どう思ってるんでしょうね…

うちもできるだけの対策を取り、感染予防に努めます。




インプラント寺子屋2020 第1回 4月16日 15時から始まります。

2020年02月26日 | 世界のインプラント情報の話
 


他では絶対に聴けない、本当のインプラント治療のお話をさせていただきます。
 
詳しくはfacebookのイベントでご覧ください。
 
開催場所は、ストローマン本社(田町駅徒歩5分)で、参加費5,000円、15時から18時までです。
 

コロナウィルスが広がって、歯科業界も多大な影響を受けてます。

2020年02月25日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話




コロナウィルス世界中で感染の報告が相次いでます。

我々の業界も多大な影響です。

素晴らしいセミナーであるスーパーペリオ塾も開催が延期されました。

歯科医院でも、DRやスタッフの感染が起きたら、そこは2週間は閉めることになるのでしょう。

本当に大変な事態です。

当院でも、アルコールスプレーにより、全ての方の手指消毒をさせていただくことにしました。

感染予防のため、常にマスクもさせていただき、対応させていただきます。

一日も早く収束することを心から祈ります。



高0会 2月例会キャンセルのお知らせ

2020年02月24日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

申し訳ありません。

コロナウィルス感染拡大の影響で、今回の例会はキャンセルになりました。

とても残念ですが、致し方ありません。

何時再開できるか、まだ未定です。

でも、必ず再開します。

早くコロナが収束しますように祈ります。



総義歯を知ること 下顎の臼歯後隆起を見付けられますか? インプラントでも入れ歯でも、とても大事なこと

2020年02月21日 | 日々のインプラント臨床の話



歯がない部位に綺麗に歯を入れるには、その患者さん特有の顎堤の形態を把握しなければなりません。

それには、基準となる解剖学的な目印が分かってないと難しいのです。

前歯が残っていても、奥歯が全てなくなれば、どこにどう奥歯が並んでたかは目印が見えないと分からないんです。

歯が1本もなくなってしまった患者さんなら、なおさら難しくなってしまいます。

お口は、歯があれば噛める、と言う単純なものではありません。

真ん中に舌があり、周りに頬、唇があり、それらと調和しながら、噛み合わせて、咀嚼して、嚥下飲み込むことができるのです。

このことは、小さな口内炎一つできたら、食べづらいし、話もしづらいと言う経験で分かっていただける、と思います。


歯が1本なくなっても、同じように辛い状態が起こることは、皆さん経験されてるのではないでしょうか?


そして、入れ歯で治すにしても、インプラントで治すにしても、実はその患者さん固有の受け入れられる歯の生え方、並び方があるんです。


これを見抜ける、能力があるかどうかの見極めの基準が、今日の題名です。


そして、そのことに対しての私の解答は拙著に書いてあります。

写真は、そのあとに入れたコラムです。

このヒントだけでもかなり役に立つ、と思います。


インプラントで歯を入れたけど、噛みにくい、舌が当たって気持ち悪い、舌が窮屈に感じる、頬を噛みやすい、唇に触る、逆に口元が痩せて寂しい感じになってしまった、などの不都合な状態が不幸にも起きてしまうのは、解剖学的な基準、目印を見抜けてないから、なのかも知れません。


私は豆腐メンタルで、慎重にインプラントや入れ歯を入れますので、患者さんのお口をよく見て、基準を目印にして、これでどうですか?と仮歯を通じて確かめて行きます。


ただ仮歯を入れるのではなく、解剖学的基準、目印から入れる。

これ本当に大切なんです。


私は患者さん固有の受け入れられる歯、歯並びを創るため、慎重に慎重を重ね確かめてます。





トータル閲覧数が500万超えました!

2020年02月20日 | Weblog



まあ大したことでもないんだと思いますが、トータル閲覧数が500万超えました!

ありがとうございます😊

日本の人口から考えると、25人に1人と言う換算?なので、自分的には凄いな、と一人喜んでいます。

これからも、本当のインプラント情報、歯科情報をお伝えして行きます!

頑張ります。


緊急のお知らせです。書類発行事務手数料ご案内。

2020年02月17日 | 日々のインプラント臨床の話

診断書、領収書等々の色々な書類発行に関しては、事務手数料5000円~いただきますので、よろしくお願いします。

 

詳しくは、お問い合わせ下さい。


今までもいただいておりましたが、ご存知ない方が多いので、告知致します。


書類を作成する場合、事務に色々と時間を割かなければなりませんので、無料では致しかねますので、ご理解の程宜しくお願いします。


関東甲信越インプラント学会に参加して来ました。

2020年02月15日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話




もう16年以上前から私がして来たインプラント治療のやり方が、ようやく主流になる、と確信できました。

やっとこれで安心です。

本当のことが本当なんだと証明されるのには、とても長い時間、忍耐を強いられるモノなんだ、と思います。


余計な一言、あの頃私を罵倒した人たちは、どう思ってるのですかね?

まあ、忘れてるんでしょうけど…



昨日のとても難しいインプラント手術は、無事にうまく行ったようです。

2020年02月14日 | 日々のインプラント臨床の話
このことは、ハッキリ書かないといけない、と思ってることですが、私の手術の腕が凄い、だから全部任せて置けば大丈夫、と言うのは、大きな誤解です。

それどころか、私は他の先生よりも不器用で、手術向きの性格をしてない、と自白します。

良く私の所にご相談に来られる患者さんは、私のことを何かゴッドハンドだとか、ブラックジャックだとか、思い込んでたりされます。

でも、私は必死で一所懸命にやることに徹しているだけで、その後の治り方、早さや綺麗さは患者さん次第ですよ、と明言してお話してます。

申し訳ないのですが、私が胸を張って、大丈夫任せておきなさい、と言うタイプの外科医であることを期待されてる患者さんは、あれ?と言うお顔をされてます。

私は、いつもいつももっと良いやり方はなかったかな?患者さんにできるだけ楽にして差し上げられなかったかな?と自問自答を繰り返す、そんなタイプです。

昔見学に来られた先生が、私が手術後難しい顔して、CTを睨み付けていたら、どうしたんですか?と質問されました。

それに対して私は、いや今の手術もっと良いやり方できなかったかな、と思って、一人反省会してるんですよ、と答えました。

そしたら、その先生が、えっあれだけ完璧な手術してるのに、そんな所あるんですか?と驚かれたのです。

ああそうなのか、他の先生から見られたらそう見えるのか、と思って、いやいや、例えばここなんですけど、こうな方がもっと良くないかな、とCT見てると考えたりするんですよ、と説明してお話しました。

そして、私が私の腕に一番心配してるんです、自信がないんですよ私、と言ったら、その先生は本当に驚かれた顔をされてました。

本当の答え、自分の手術の結果は、次の日、更に一月後とかにならなければ分からないし、それには患者さん次第、と言う大きな因子が関わりますからね、と私は続けました。

こちらの言い付け、お願い事を軽視して、私が手術したから大丈夫、と言う患者さんほど、困ってしまうことをされるんです。

強くうがいするとか、動き回るとか、手術した部位を平気で使うとか、そんなことをされたら、私が手術してもひとたまりもありません。

それで、ダメになったこともあります。

最初の治り方が一番大事で、そこを失うと取り返すのはとても大変なんです。

とお話をしました。

こんなぶっちゃけた本当の話をしてくれた先生は、初めてです、マツゲン先生は本当の話をしてくれますね、とても勉強になりました、とその先生は喜ばれました。



でも、これが本当なんです。







こちらが昨日のとても難しいインプラント手術の今日の結果です。

でも、来週、再来週、一月後までは、安心できません。

その鍵は患者さんなんです。

手術した部位を安静に保ち、動かさないようにする。

強くうがいしたりして、傷口に異物が混入したりしないようにする。

火傷させない。

術部位は使わないで、安静にする。

しばらくは介護食で我慢する。

等々の注意事項を患者さんがどれだけ厳守できるのか?に成否が掛かって来るのです。

ある専門家が、自分がインプラント手術を受けたら、凄いダイエットになった、と言うエピソードもあるくらいで、それぐらいできれば成功する、と言うことです。

そこを、世間に知らしめて行かなければ、と思います。





術中CTの勧め 安心安全なインプラント治療をするには 怖がりでも安心できるインプラントの話

2020年02月13日 | 日々のインプラント臨床の話

抜歯即時インプラントは、抜歯窩にインプラントを植立するホールを形成して行きます。

抜歯窩は骨が斜面になっているので、このホール形成がとても難しいのです。

 

で、私は根が心配性なので、ちゃんとした位置にちゃんとホール形成できているのか、と確かめないと安心できません。

それで、私は掘り始めの細いホールの状態で4㎜程度形成したら、その状態でCTを取らせていただくことを必ずしています。

 

そうすることで、自分がイメージした通りにできているか、どう修正すれば良いのか?を確かめています。

嘘を吐きたくないので、本当のことを書きますが、私の場合殆ど修正しなければならない、と言うのが実態です。

 

大きな修正ではないのですが、ピンポイントでしっかりと植立したいと考えているので、得られたCTデータからホール形成のより正しい方向を見出してしています。

そうすることで、安心安全を確保して、怖がりの患者さんでも安心していただけるインプラント植立をしています。


私の手術の特徴は、殆ど骨を露出させない、と言うやり方なので、この術中CTがとても大事なんです。

一般的な外科の骨を露出させる手術の仕方をすれば、骨の良い所にインプラントを埋められるのでしょうが、そうしたら腫れたり痛んだりしてしまいます。

それでは患者さんが可哀想なので、骨の中を見る、形を知る、インプラントホールの状態を知る、と言う目的で術中CTが鍵になるんです。

 

一般の皆さんはご存じないでしょうが、骨の上に乗っている歯茎、軟組織は、一定の厚みじゃないんです。

歯茎の乗っている顎堤の状態と、骨だけの顎堤の状態って、実は頂上もずれていたりしますし、全然均一、平行ではないんです。


簡単に言うと、歯茎の乗っている外見上では骨の実際の形は分からない、と言うことです。

なので、CTで事前に骨の形を把握していても、それでちゃんとホールが間違いなく形成できてるのか?はCTで確かめないと分からないんです。


で、最終形成してしまったら、修正のしようがないので、細い浅い形成の時に、術中にCT撮って確かめる、と言う訳です。

 

これで、殆ど骨を見ない、歯茎を大きく剥がさない手術、つまり痛くない、腫れない、怖くないインプラント手術ができる、となります。



術中CTこそ、痛くない、腫れない、怖くない、辛くないインプラント治療の要、と私は皆さんにお勧めします。

そうすれば、このようなかなりの本数を埋めるインプラント手術であっても、翌日殆ど腫れない、と言う成果を出すことができます。



私自身が怖がりですし、患者さんを痛がらせるのがとても嫌で、少しでも心配な患者さんが出ると、安心できるまで気を揉んでしまう性格なので、こういう安心安全を確保するやり方でないとインプラントできないんです。


今日のインプラント手術もとても難しい、ハイレベルなモノでしたので、凄く精魂傾けてやらせていただきました。

ちょっと内容的に真似されると怖いな、と思うモノでしたので、公開するのは少し控えさせていただきました。

その代わりと言っては何ですが、以前させていただいた患者さんの症例を出させていただきました。

 

安心安全を確保して、患者さんも術者も安心できるには、術中CT、をお勧めします。