大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラント一刀両断 AMED国際顕微鏡歯科学会に参加して

2009年10月31日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
AMED国際顕微鏡歯科学会に参加して、一番嬉しかったのは海外の学会で旧知のハーツェルアンドサンの会社が社長自ら来日して、再会出来た事です。

このメーカーこそ、私が常日頃抜歯即時植立時の鍵を握る病巣を徹底して取り切る細かい器具を扱っているメーカーで、話を聞いたら代理店が国内に出来たと言う事で私が推奨して止まない例の極小の器具が入手可能になったと知り、とても嬉しくなりました。

しかも、会場のベルサール六本木の隣には、出雲大社の東京の分詞がいらして、やはり運と言うものを感じずに入られませんでした。

勿論、御参りして来ました。

AMED国際顕微鏡歯科学会に参加することは、私の定めだったようです。

レクチャーの内容も素晴らしく、インプラントトラブルを審美的に解決する講演を鈴木真名先生が成されました。

凄いの一言に尽きる軟組織増大術で、海外からの参加の方々も感嘆されていました。

しかし、山崎先生によると、患者さん自身はもっとリカバリー出来ないのか、と言っているそうで患者さんの納得を得る事と我々の業績の間の溝の深さを、本音で言うと残念がられていました。

インプラント治療に置ける医療側と患者さん側の隔たりには、まだまだ時間が掛かるだろうな、と私も非常に感じます。

失礼な言い方になるのですが、有り得ない夢物語を安易に宣伝し過ぎなのが現在の業界で、ではそう言う宣伝しているその先生の所に行くのであれば良いと思うのに、何故か行かないで今ではそう言う治療をする事がインプラント治療の普通のレベルと患者さんは誤解するようです。

一番の責任は業界全体にあるのは間違いでしょうが、良く調べたり、学んだりしないで決め付ける患者さんの安直な考え方にも大きな問題があると思います。

本当に何処までの事が可能なのか、受け入れなければいけないのか、医療側の正確な情報提供と患者さん側の理解が今後の大きな大きな課題にでしょう。

我々が奇跡に近いと思えるような仕事でも、患者さんにとっては普通でありそれ以上を更に求めるものである、と言う真理は大きな溝である、と私は思います。

しかし、そのようにな要求、求める気持ちに応えるべく学問は進むのでしょう。

厳しい、辛い道程です。


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ありがとう!

2009年10月30日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
優秀なスタッフのお陰で、今日のオペ瞬く間に終われ、今さらAMED国際顕微鏡歯科学会に行く事が出来ました。

感謝、感謝です。

素晴らしいスピードと手際の良さで、見事な仕上がりです。

いやスタッフ育って来てますね。

これなら新たな領域に到達出来そうです。

又また我が医院は飛躍しました。

あのオペ、普通なら3倍の時間が掛かるだろうし、何より1回切りのオペだけでやり切れる事、審美的な歯が始めから入る事等々、患者さんは大喜びでしょう。

自分でもスゲーと感じました。

更なる究極目指し新たなるスタートした記念碑的オペ、と言えるでしょう!


因みにやはり優秀なスタッフのお陰でネットも治り、回復復旧しました。


さあ今から勉強です!

又もインターネットの接続障害でメールが送受信出来ません。

2009年10月30日 | Weblog
申し訳ありません。

又もうちのPCが行っちゃって、ネットとの接続が悪くなりました。

必然的にメールの送受信が不可能です。

申し訳ないのですが、ご質問、ご相談等の方はミクシィか歯チャンネル88等をご利用下さい。

今は緊急なので、家のPCから投稿しております。


今日からAMED顕微鏡歯科学会が日本で開催されます。

2度とこのような凄い陣容での国際的な学会が開催される可能性は低いと思われますので、ご興味のある先生方のご参加をお願いします。

私も指導いただいている先生が喋られるので、参加します。

この学会を契機に私も顕微鏡を少しは使いこなすかも知れません・・・

今現在は8倍のや最低でも5倍のライト付きの強拡大鏡で仕事しているのですが・・・

踏み切れない理由は患者さんが少しでも動いたら見えなくなってしまうんじゃないかなー、とか8倍の強拡大鏡の方が機動性に優れていて、手術とかがし易いんじゃないかなーと感じているからです。

その辺の最終的な答えを求めに、学びに行って来ます。


因みに、そろそろ10倍の強拡大鏡が出るらしいですね。

東京デンタルショーで出るらしく、チェックに行こうと思っている私です。
(スタッフに叱られる結果になりそうな気配・・・)

インプラント一刀両断 最小限の処置で最大限の成果を挙げて治す事を目指す

2009年10月29日 | 即時MI審美インプラント治療の話
抜歯即時植立のお話を昨日書きましたが、インプラント治療の成功で最小限の処置、最大限の成果を目指すには、骨の中を知る必要があります。

そうする事で、何処にどう植立するべきなのかが立体的に診断出来るからです。

私が書籍の中でご報告したブラインドテクニックは、骨の状態を知らないと絶対に出来ません。

歯肉に関しては触診で手術時に判定するしかありません。

それらを総合的に診断して、骨の中に植立すべき位置とその解決方法を手術時に即時に判定し行います。

それらの組み合わせで、最小限の処置で最大限の成果を挙げるインプラント手術が可能となります。

詳細の解説、報告は正式な論文等でさせていただく予定にしておりますので、ここでは示唆だけにさせていただきます。(因みに、出版記念セミナー内で基本的な考えテクニックの解説をさせていただきました。)

来月の末に控えている有志会の富山のセミナーでは、80分と短いのですがダイジェストで紹介する予定です。

本当に大きな切開をしないとインプラント出来ないのか、もっと患者さんにとって楽な手術方法・治療はないのか、それに対する私なりの答えをご報告します。

私自身はこれ以上小さい処置で治す事は今現在思い付きません。
それ位の自信と経験、知恵が5年以上の臨床で持てるように到りました。

インプラント手術直後から、「普通に歯が生えているように見える。」と褒めて下さる患者さんもとても多いです。

これからはこう言う治療をして差し上げないといけない時代が来るのだ、と個人的には宣言致します。


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インプラント一刀両断 抜歯即時植立での問題点

2009年10月28日 | 世界のインプラント情報の話
今日も出張オペでした。

下顎の大臼歯部の抜歯同時植立、即時骨造成歯肉再生治療をさせていただきました。

現在では歯科用CTでの撮影で、骨の内部の状態がかなり正確に把握出来ますので、その情報に基づき抜歯を行い、病巣除去を徹底的に済ませた後にインプラントを植立するならば、殆ど従来の方法と変わりのない成功率を挙げる事が出来ます。


しかし、いつも申し上げますが、最大の難関は病巣の除去にあります。

このレベルがチャンとしていないと決して成功率は上がりません。

残念ながら、この治療レベルでかなりのDR間の差があると言えるでしょう。

抜歯即時インプラント植立治療の一番時間が掛かる所は、病巣の除去です。

今日の患者さんの処置でも、申し訳ないのですが、可及的に除去をして追求していたら結局病巣取るだけで40分以上掛かってしまいました。

何故これ程掛かるのかと言うと、骨の中の骨髄は骨稜と言う組織が網の目のように入り組んでいて、その中に病巣が広がっているからです。

大きく病巣を取ってしまったら、正常な組織も結構犠牲に成り、インプラント植立する骨の組織が失われます。

ですから、細かい網の目を縫って、細かい器具を用いて病巣のみを取り切るように頑張って、正常な組織は出来るだけ残したいと成ると時間が掛かるのです。

そして、私はこの治療をし続けて感じたのが、従来の抜歯に伴う病巣除去の甘さに実はかなり問題があるのではないか、と考えています。

私自身も、かつての手技は甘かった為、患者さんが何となく違和感がある、熱感があると言われ、治りが悪い経験をして来ました。

インプラントの脱落とかは殆ど経験した事がないのですが、変な感じが残ると患者さんが教えてくれるのです。

その問題点を解決するのに、極小の器具を海外の学会で手に入れて改善した所、全くそう言う問題がなくなったのです。

やはり病巣が残って嫌な感じがしていたんだな、生体は患者さんは嘘は言わないな、と感じたものでした。

それ以来、私は病巣を取り切る事を明言し、推奨し続けています。

それようの器具も推薦していますが、残念ながら国内では入手出来ません。

抜歯即時インプラント治療は、そう言う訳で大変にハイレベルな手術である、と私は思います。

今の私の課題は、如何に早く綺麗に病巣を取って差し上げるのか、です。

ここに手術時間の大半が費やされるからです。

それさえ済んでしまえば、インプラントを植立するのには3分もあれば私には充分です。


やはり医療人の務めとして、悪い組織を取り切る事は倫理的にもすべきである、と思います。

その上でのインプラント、それが私の考えている治療です。


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インプラント一刀両断 気にして、気にし過ぎない事 運を信じる

2009年10月28日 | 即時MI審美インプラント治療の話
何事に置いてもそうなのですが、問題を解決するには気にする事と、その後は自然の成り行きに任せて待っている、気にしないと言う事のバランスがとても重要です。

即時荷重審美インプラント治療のご相談を受ける時に、そのバランスが悪いな、と感じる事が多いように感じます。

そこは気にするべきだろうと言う所と、そこは気にし過ぎたら拙いだろうと言うバランスが逆だったりする、もしくは敢えて確かめたくなってと言って危険な行為に及ぶ方がいたりするのです。

そう言う時私は必ず説明するのですが、気にする事で解決出来るのでしたら、気にして行動とか生活習慣を改めて下さい、そうでないなら、自然の成り行きに任せておいては如何ですか?それが嫌なら、何とか都合を付けて診せに来た方が宜しいでしょう、と話します。

ところが、問題に対して解決したくないとしか思えないような行動を取る方が、意外に多いと思います。

そんな馬鹿なと思うかも知れませんが、人と言うのは不思議な事にこうなんですよ、と言う話に対して素直に信じれる方と信じれない方二通りに分かれていて、大事になる方には信じれない方の方が多いと感じます。

素直に信じれる方の中にも、詐欺師に引っ掛かって気の毒な方も出ますが、信じれない方の悲劇の方が、長い人生の中では大きな問題になると思います。

特に最近はインターネットが発達して情報が氾濫し、それなのに本当に必要としている情報を入手し辛いと言うおかしな現象が起きています。

ネットの専門家である患者さんにお聞きしても、本当本物の情報にアクセスするには300位は最低探さないと見付けられない、と笑いながら話されます。

情報の氾濫は、良くも悪くも人を迷わせる面がある事を、誰しもがもっともっと理解しておくべきでしょう。

私自身は、こう言う事柄に対して決めている事は、まず必死で勉強する、情報を収集し尽す位に学ぶ、その上で直感即ちそれからは考えるのを小休止して、脳と言うか天運と言うか、自然の流れに任せる、気にし過ぎる事を止める、と心掛けています。

そうする事で、誰もそんな事思い付いた事もない、そんな事誰もしようと思った事がない全く新しい問題解決を夢で見たり、自然の流れで人と巡り会ったりして何とか成し遂げて来ました。

不思議であるとしか表現が出来ないのですが、1997年に植立同時GBR垂直10mmを解決出来た時は夢で見たものですし、何となく勘で参加した2000年のAAPホノルルで、大先輩にお前何かが来る所じゃないと物凄く叱られながら帰国せず居続け、最終日に恩師DR.ラムとも出会えたのです。

どちらの出来事も気にして集中する事と、何とかなるさ、いや何とかするんだ、と言う意識だけ、気にしない自然に任せると言う事をしていたように思います。

又、歴史上の成功者、何かを成し遂げた方々はそう言う方々であったそうです。

私自身も後から学び、そうだったのかと感銘した位で、これで良かったんだと安心したのが本音なのです。

気に成る事を意識して解決出来ない時には、自然に任せる他ない、運命を信じる、とでも言い得るでしょうか。

どうにも成らない時には、天命の指し示す方向ではないのだろう、と諦観するしかない、逆にその腹の括り方が解決の入り口だったりする、のです。

まずは生かされている命の有り難さに目覚め、天運を信じて見ませんか?


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インプラント一刀両断 習慣を変える、成功に到る

2009年10月27日 | 即時MI審美インプラント治療の話
私は患者さん達に必ずインプラント治療を成功させるのには、今までの習慣、日常生活を変えなければいけないですよ、とお願いしています。

理由は、インプラントに成ると言う事は歯がなくなったと言う事実が過去にあり、その理由が必ずある、と考えられるからです。

神様が下さった天然の歯が何かしらの原因でなくなるのですから、それを人工物であるインプラントに置き換えて、それで天然歯以上のものが出来る、とは基本的に考え難いんですよ、と言う事を良く理解して頂きたい、インプラントに置き換えてそれで終了ではなくて、それ以上歯を失くさないように今までの生活習慣、歯に対する意識を改善して頂きたい、と願っているのです。

インプラントはあくまでも天然歯の代替、本来は天然歯が残っている事が素晴らしいのだ、と心から念じていただきたいのです。

そうする事で、インプラントも天然歯も守られる口腔内が出来上がり、患者さんは幸せな人生を送れるだろうと私は信じています。

歯が駄目になってもインプラントがあるさ、と言う考え方には私は組しません。

どうしても仕方がないのでインプラントにする、が私のスタンスです。

インプラントは、確かにセカンドチャンス的な治療方法ではありますが、本来のものを大事にしない心で、代用品が持つ筈がない、と言う考えを持っていただきたいのです。

そう言う意味からは、私がしているような即時を極める治療は、患者さんの為にして来た事だった筈が、インプラントは簡単で良い、と言う患者さん、医療人達が間違った考え方に進むとしたら残念で仕方がありません。

残せるのでは、10年以上は持たせられるとしたら、私は躊躇なく天然歯の治療を勧めます。

何故なら、インプラント治療自体も10年経てばもっと良いものに進化しているでしょうし、今とは状況が全く違っている可能性が非常に高いからです。

可能性を残す治療を行って置く、この考え方が非常に重要である、と私は最近特に感じています。

そう言う点で、All-on-4や何回もの手術を行う治療方法は好みません。

All-on-4は骨を過剰に平らにしますので、何かあった時の次が難しくなるでしょうし、何回もの手術をすると組織は瘢痕化し正常な組織ではなくなり、やはり次が難しくなるでしょう。

手術回数は少なく、次に託せる治療方法を選択する、それが私が考えている治療です。

その為には、現存を出来るだけ温存しておいて介入は最小限に、現状を維持するには歯が悪くなってしまっている習慣を変えるしかないのです。

それが成功へ到る道です。


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インプラント一刀両断 即時荷重インプラント治療の効果を理解いただくには

2009年10月26日 | 即時MI審美インプラント治療の話
即時荷重インプラント治療が知られるに連れて、その有難みを患者さん自身が理解し難い状況が生じ始めています。

医療側も軽く考えている節が見られ、即時荷重が今では当たり前のように考えられ、その反面かなり失敗していて、まともな勉強会、セミナーでは危険だから漸次的インプラントを使用する事で何とか解決しようとする方向も出ている位です。

この問題は、まずは医療側が宣伝過剰な事、患者さん側が理解不足な事の双方があると思います。

患者さんは医療側の責任が重いと考えるかも知れませんが、そうとも言い切れない状態が現実に起きている事も、事実として指摘しない訳にはいきません。

又、即時荷重が無事成功しても、その効果を普通であると受け止め、大した事がないと受け取る医療側と患者さん側の問題が生じる事もあります。

その解決方法と言うか、本当に意味で理解いただくには、私がお勧めするのは部分義歯を入れる事で難しさを理解いただく事です。

インプラントになる事が本当に良かったと思っていただけるには、究極的に入歯の治療に挑戦して見る事が一番効果的だと思います。

DR側は勿論、部分義歯が如何に難しいのかは肌身で知っているでしょうが、患者さん側は経験していない方は全く理解出来ていません。

医療側も実際に遠ざかっていると、忘れてしまっていて理解出来ているのか、程遠くなっているのが現実ではないかと思うのです。

私はいつも主張していますが、部分義歯が上手な先生ほどインプラントも上手です。

所が部分義歯が苦手なDRほどインプラントと言うのが現実です。

まず義歯を入れて、それで出来る限りの事をしても及ばない時に、インプラントの助けを借りる姿勢位から始めるとか、義歯では小さ過ぎて気の毒だがブリッジでは負担が歯に掛かり過ぎる、と思われる症例からこそインプラントへの応用を始める事を強くお勧めします。

そうすればインプラント治療、即時荷重治療の素晴らしさ、効果を如実に思い知る事でしょう。

始めからインプラントありきでは、分かり難いのなら義歯を使って見る事です。

その上で、インプラントが正確な理解になる事でしょう。

そして、漸くインプラントの限界、適応を正しく理解できる事でしょう。

特に患者さん達に知っていただきたい事は、義歯の不便さ、気持ち悪い感覚です。

それを知らないで、インプラントでは真の成果は理解出来ないと思います。

DRにお勧めするのは、義歯造りをしてインプラントの道です。

部分義歯の経験は必ずインプラントに活きて来ます。

根底からインプラントの理解の為に、義歯を皆学びましょう。


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インプラント一刀両断 恩人のお見送りを昨日しました。

2009年10月26日 | 日々のインプラント臨床の話
昨日以前書かせていただいた方のお見送りの会が行われ、火葬場まで行き、お骨を骨壷に納めるところまでさせていただきました。

懐かしい方々と、こう言う時でもないと会えないねー、と歓談しました。

お世話になってから35年間。

あっと言う間のような、思い出せば懐かしい時代です。

中学生の時に出会い、私自身の進路とか色々な転機で相談に乗っていただいたりして、血の繋がりはないですが、息子のような、孫のような関係でした。

先日お見舞いに行った時も、昨日も偶然予定が都合が付けられる日程でしたので、やはりご縁が深かったんだなー、と感慨深く思いました。

恩師である亡くなられたお婆ちゃんの息子さんが本当の私の恩師で、その方も偶然アメリカに旅立つその時に亡くなられ、最期の最後に会えました。

巡り会わせ、運、としか言いようがない、人と人はご縁である、と私が言うような事が実際にあるのです。

ですから私は、患者さんとの関係でも所詮はご縁でしかない、と説明を致します。

私がどれ位高い実力を持って、どれ位の低浸襲の手術をしても私の手術しか経験がないと完全に理解は出来ないでしょうし、私が幾ら大丈夫ですよと説明しても、他で大変な経験をしていれば信じ切れないでしょう。

それは仕方がない事、と私は達観するしかない、出来るだけの事を全力を尽くしてさせていただくのみだ、後の評価は患者さんがするもので、我々は自己満足するしかない、データの積み重ねでしかない、と考えるしかないのです。

私にとって、心の拠り所と呼べるような関係の方々が少しずついなくなっていきます。

残念ながら、父との関係が然程良好でない私にとって、恩師は父代わり、指導をいただく、示唆される関係であり、最近は特にそう言う方を必要としている自分を感じます。

DR.ラムが傍にいてくれたなら、しょっちゅう会いに行き、ご指導を仰ぐ事でしょうが、サンフランシスコではそうそうには行けません。

又、最近では方向性の違いも感じているので、言い辛いかなとも思っていたりします。

今回思い起こす恩師は、道を示して下さる、ある意味反面教師的に教示いただける方でしたので、まだまだ生きていて欲しかったです。

私はこれから何処へ行こうとしているのか、自分では納得しながら進んでいるつもりでも、寂しさ、孤独感は上に行けば行くほど風当たりも強くなり、寒さも極まるのでしょう。

こんな思いをするのなら、ここまで拘って道を這い上がるのではなかった、とも感じたりするのです。

正直な感想なのですが、私は自分がここまでこの道を来るとは全く考えていなかった人物です。

ただただ患者さんの希望を叶えて上げたい、それを追い駆けて来たらここまで来てしまった、と言うのが本音です。

それもこれも、ご縁、人と人の巡り会い、恩師に導かれて来てしまった、来てしまったからには後世に伝えないといけない、自分の代で終わらせる訳にはいかない、と言う思いだけでやって来ただけでしかありません。

それも現在では極々特殊な考え方、方法で、逆に一般の方々の考えでは普通な事の筈なのに、と言うものの為、荷物を諦観して降ろす訳にいかないのです。

降ろせるものなら降ろしたいのですが、そうもいきません。

引き継いで私よりも発展させて下さる方が誰かいたら、喜んで引き継いで貰います。

私は私が頂いた宝を独り占めする考えは全くないのです。

何故なら、それは賜ったものでしかなく、恩師を通じて天からいただいたもの、と考えているからです。

こう言う時に、今回の懐かしい恩師が存命であったなら、と思うのです。

一日でも早く、受け継いで下さる方が現れる事を待ち望む、私なのです。


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インプラント一刀両断 インプラントはチーム医療

2009年10月24日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
午後からは、世界的に高名な水上先生の出された本の出版記念講演会に行きました。

やはり、水上先生は素晴らしい臨床されている方です。

例えば、右側の上下顎のオペを2時間切ってされる、と聞いてゴッドハンドぶりに感激しました。

凄過ぎます。

あのレベルで僅か2時間弱。

世界の高さを改めて知らされました。

先生と話したところ、そんな早く動いてる訳ではないですよ、との事。

須磨先生や福嶋先生と同じだな、と思いました。

名手、名人は一筆書きで仕上げる為、手術後の傷口も綺麗で治りも早い。

我々凡才は確かめ確かめ同じ手順を繰り返すから、傷口が美しくならず、時間が掛かり、治りも綺麗に仕上げるのが大変で時間が掛かる。

そう言う事なんだ、と良く分かりました。

その為にはためらいなく確信的にメス入れられ、全てに置いて行くべき時にしっかりと行けて出来る事なんだ、と再認識させられました。

まだまだ自分は甘い、鍛練せねばと肝に銘じます。

インプラント一刀両断 インプラントは目的ではなく手段、万能ではない!

2009年10月24日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
インプラントに対する夢物語のような話が、段々化けの皮が剥がれ落ち、リアルな情報、飾らない等身大の話が、患者さんだけでなく専門家にも求めらる、そう言う時が漸く訪れようとしています。

今更ながら現実に目を向けないと仕方がない、海外からのエビデンスは余り役には立たない、所詮その個人個人インプラント医の積み重ねて来たデータベースでしか確かな事は聞けない。

極当り前の話が理解して貰える時が来たのです。


これはある意味インプラント治療が日本国内に根付き、一般化した証とも言い得るでしょう。

そして、分かった事はインプラントは魔法の杖ではなかった、やはり単なる材料、道具に過ぎなかったと言う事でした。


先日書きましたように、最早インプラントが目的化した治療は異常な事だと明言すべきでしょう。

年間2000~3000本、今まで20000本以上と数ばかり誇る実績は余り意味はなしません。

治療の質、レベルが何より重要なのです。

当り前の話でしかない、でも最重要、普通の事こそ大事なのです。

魔法はありません。


あくまでもインプラントは咬む事を回復させる、歯を復活させる為の道具にしか過ぎず、インプラントする事が目的ではないのです。


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インプラントの真実 大田区 インプラント 即時荷重インプラント

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有志会インプラントセミナーのご案内!

2009年10月23日 | 即時MI審美インプラント治療の話
真面目にインプラントの勉強をされたい専門家諸氏の先生方にご案内です。

来る11月29日日曜日、富山国際会議場で1日インプラントセミナーを開催致します。

演者、演題は以下のようになっております、

岡山倉敷の緒方憲一郎先生 9:00~10:20
 『マロ・コンセプトをベースにした、無歯顎インプラント治療』

日本橋インプラントセンターの玉木仁先生 10:30~11:50
 『上顎無歯顎・多数歯即時荷重インプラント』

11:50~13:10 協力企業によるプレゼンテーション 昼食

私、松元教貢 13:10~14:30
 『低浸襲、即時荷重インプラント治療について』

地元富山開業の小林裕祐之先生 14:40~16:00
 『ソフトティシュー・マネジメントから全顎インプラント治療まで』

会場:富山国際会議場2F 多目的会議室204号

受講料 7000円

お問合せ先 有志会 事務局(しのぶ歯科医院内)
        TEL:076-422-4455

私は置いておいて、演者の3名のDRは大変に優秀な先生方で、今日本全国に留まらず世界に舞台に上がろうとしている、上がっているゴッドハンドDR達です。

講演内容の素晴らしさは勿論、他所では絶対に聞けない、臨床医にとって本当にお役に立てる情報万歳のセミナーと成る事間違いありません。

皆様のご参加を賜れれば幸いです。

宜しくお願いします。


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インプラント一刀両断 インプラントマニアDRよ、もっと天然歯を残す治療をせよ!

2009年10月22日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
ある関西の有名なDRの教え子と言うDRの症例発表を拝見して、驚愕しました。

40代前半の年代の患者さんで、初診のレントゲンで綺麗に歯が殆ど残っている患者さん(但し、根管治療とかが殆ど施されている状態でした)が、治療終了後殆どの歯を抜歯されて、インプラントによる全顎ブリッジの治療に成っていたのです。

あまりの驚きに、皆一様に口をあんぐりしてしまいました。

そのDRは誰に教えていただいているのかと聞いたら、さる関西でとても沢山インプラントを植立されている事で有名なDRだと言う事で、皆そうなのかあれだけの本数で有名な先生(日本1とかの事です)だから、なのかと感じたのです。

このようなインプラント治療は、単なるインプラントマニアとしか言いようがない治療であり、私は歯科医療上のインプラント治療ではないと感じます。

何でもかんでもインプラントに変えてしまえ、と言う治療は、我々が考えるコンセプトとは全く違うものであり、天然歯を助ける為に使うインプラントではないと思います。

元々インプラントは歯がなくなって困ってしまった患者さんに福音を齎す為、ブリッジとか部分入歯とかにしなくて済んで、歯列、引いては口腔系を守る為に用いる為に開発されたものです。

それが成功率が良くなって、歯周治療とか根管治療、補綴治療が楽である、売り上げに繋がると言う事でインプラントに何でもしてしまうと言うのは、全く間違っていると思います。

何でもかんでも、歯周病を治す事に拘って、何時までも噛めない状態を引き摺って治療をし続けて、長く掛かるのもオカシイですが、治療が単純化し短期間で済むからと言って、いきなりインプラントに変えてしまう治療はもっとオカシイと言えるでしょう。

全てはお金が狂わせてしまっている、インプラント一人勝ち戦略を目指し大きなクリニック展開、数件もの展開をする風潮が狂わせてしまっているのでしょう。

本来歯科医療は、長い人生の中で1人のDRが1人の患者さんと長く係り、歯牙を口腔系を守る事で、その患者さんの身体の健康、健全、末永い人生を守ろうとするものではないでしょうか。

私は著名な続先生との会食で、その事を薫陶いただき、身に染みて感じました。

インプラントが如何に良いもので、成功率が高くなって来ているとしても所詮は天然歯の代替でしかありません。

時間経過の中では残存率、残ってゆくインプラントは右肩下がりでしかないのです。

そして、15年経過であれば、今までのデータからは残存率は90%位まで落ち込むのです。(勿論、天然歯の残存率とかはもしかしたらそれ以上でしょうが・・・)

私自身の即時荷重5年以上経過で、成功率97%以上と言っても、メインテナンスが悪ければ、やはり天然歯同様悪くなり、脱落する事でしょう。

インプラントは所詮は、天然歯ですら悪くなって抜けてしまったのをリカバリーしているだけである、と言う認識はもっとしっかりと患者さん、医療人供にもっと強く持つべきである、と明言します。

何かが狂ってしまっているからこそ、今足元の細かい技術、知識、経験を大切にして、歯科医療を実践する中でインプラントを用いるべきです!

インプラントと言う強力過ぎるものが登場し、過剰に患者さん、そして医療人までが夢を見てしまっている現状は異常である!と公言します。

もっともっと細かい所に大切なものが宿り、素晴らしい臨床が為されるのだと言う事は忘れないで欲しいものです。


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インプラント一刀両断 仕事を分担すると言う事が重要です!

2009年10月21日 | 日々のインプラント臨床の話
出張オペのご依頼が増えて来ていますので、ここでお願いをさせていただきます。

出張オペのご依頼の内容は、殆どが抜歯同時植立即時審美仮歯装着と言うご依頼なのですが、その場合私は基本的には術前のクリーニング、浸潤麻酔、抜歯、病巣除去までは担当の先生にお願いしています。

その理由は、その先生がそこまでしていただく事で、私自身がインプラント植立と言う一番重要なステージに体力、気力を温存出来る事、つまり抜歯、病巣除去の処置で体力を使ってしまって、インプラント始める時に疲れてしまって指先が定まらなかったら問題である事にあります。

次の理由として、失礼ながら先生の麻酔の深度、抜歯の技術レベル、更には病巣除去のレベルを実際に知り助言アドバイスさせていただく為です。

それによってより具体的な本当に役に立つ改善点を指摘出来、先生のお役に立てると考えているからです。

そして引いては、それがその医院の患者さんにお役に立てるであろうと願っているからです。

患者さん達はビックリするかも知れませんが、我々歯科医はそう言う技術レベルでの講習会やセミナー等の指導をハンズオンで受ける義務教育と言うか、そう言うレベル点検のシステムが、この国にはシステムとして存在していないのです。

ですから、真面目な先生ほど自主的にセミナーや学会に出掛けて学んでいるのです。

一様に大学を出て、国家試験を通ってそんな馬鹿な!?と思われるでしょうが、実はそれが実態なのです。

つまり言い換えると、個人開業医は特にうるさく言われる事もなく、何と無く抜歯して傷口が治ればそれで大丈夫と信じているのですが、実際にはそれぞれに手技の差が厳然と存在し、中の骨の治り方に違いがあるのです。

それは現在は歯科用CTがある事で、ハッキリ指摘出来る時代に成って来ました。

私自身が、自分の感覚が正しかったと知ったのは実は3DXを手に入れてからなのです。

それ以前から、確かに自分の患者さん達が治り方が良く、他所では不可能と言われて来た患者さんが治るのを拝見して、それなりの自信は持てていましたが、それを客観的に証明してくれたのが歯科用CT3DXだったのです。

通常のレントゲン写真では、決して見えない画像が3DXで見えて来ます。

普通のレントゲンでは、頬側と舌側に骨の壁があると病巣は見え難くて判断出来ないのです。

歯科用CTの時代が来ると預言するのは、そう言う理由です。


そう言う事で、私は出張オペでも担当医の先生に出来るだけやって貰って、その後で確認させていただいて、僭越ながら色々と指摘させていただいています。

分業の利点、それによって手術時間も短縮可能になるでしょうし、患者さんご自身も今まで担当している先生が手術してくれる事で安心するでしょうし、私は決してその場では言わず、患者さんが帰られた後で色々話します。

先生の向上、患者さんの為、出来るだけのものを残したい、と願っているからです。

勿論、私自身も精進の途中の者なので、先生に教えられる事もしばしばです。

こうやってセッションを繰り返す事で、レベルが上がって行く、私はそう信じているのです。


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インプラント一刀両断 1回で終わらせられるから楽と言うのは違う!

2009年10月20日 | 即時MI審美インプラント治療の話
インプラント治療で抜歯と同時に植立し綺麗に歯が仮りにでも入ると、それで満足してしまうと言うのか、安心してしまうと言うのか、メインテナンスにチャンと来なくなる患者さんが稀にいます。

1回きりの手術で全てが終了して、後は2ヶ月チョット待ってセラミックの歯が入ってくれて、治ってしまうと考えているようですが、それは全く甘い考えです。

このような事は一般的は外科手術で考えていただければ直ぐに分かる事です。

日帰り手術がされるようになって来ていても、医師はそう簡単に普通の生活をして良いとは言わない筈です。

しかし、歯に関しては悲しい事ですが、患者さんは部品か何かと考えているのかのようで、大事に安静にしメインテナンス静養する事が思い付いて下さらないのです。

歯も体の一部なんですよ、と申し上げても全然意に介して下さらない方には、非常に不安になります。

こう言う方にインプラントで歯を回復させていただいたとしても、又歯周病とかになってしまうのでは、と心配なのです。

実際に臨床の話で言うなら、即時で装着した歯はどんなに綺麗でも仮歯にしか過ぎず、やはり唾液等から汚れや菌が住み着くものなのです。

ですから定期的なメインテナンスをしていないと、歯肉に炎症が起こり、せっかく綺麗に治癒させてもその後で問題が生じてしまう可能性がグンと高くなるのです。

勿論、私は全部チャンと説明をしていますが、患者さんは忘れる、特に都合の悪い事は記憶に残さないものなのです。

しかも、手術後1ヶ月もしないうちに安定して来るので、平気で気にしないで噛んでしまう方も現れます。

困った事に、手術後1ヶ月と言うのは一番骨とインプラントの接触関係が緩くなる大変に危険な時期なのです。

幾らお願いしても、我々の忠言、指導に耳を貸して下さらない方は、その危ない時期に噛んでインプラントを揺らしてしまうのです。

こうなると残念ながら治癒期間は一編に何倍にもなります。

本来なら2ヶ月程度でセラミックが入るのが、12ヶ月掛かる事になりかねないのです。

申し訳ないのですが、患者さんご自身の責任と言わざるを得ません。


1回きりの手術で全てが治ると言う事を、楽で、何もしないでも良い、静養は要らない、と捉える考え方は全く間違っています。

患者さんの為を思うからこそ、1回きりで大変な事は終わらせて差し上げる努力を一所懸命にしているだけで、楽したいと言う願いを叶えるものではありません。

いまだに通常の方法として推奨されているのは、数回に分けて手術して治す方法であり、それを患者さんが気の毒だから1回ですると言う、超ハイレベルで大変に難しい手術なのです。

ですから、我々がお願いしている事を、患者さんも守る責任があるのです。

そうする事で、始めて手術は上手く行き、スムースに治癒し、インプラント治療は素晴らしいものだと実感出来るのです。

インプラントは魔法の杖では全くありません。

今までを全てキャンセルし、楽出来る事を期待しているのでしたら、手痛い思いをするでしょう。

真の価値を肌で知るには、努力するしかないのです。


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