インプラント関連の外科手術で低侵襲外科と言うと、自動的にフラップレス、グラフトレス、ガイドサージェリーだと、思っている人が多いですね。
しかし、私は違うと考えます。
その一つ一つに反論して行きます。
まずフラップレスは歯茎を切り取り、そこからインプラントを埋めるので、腫れ痛みが出ない、として低侵襲外科と主張してます。
確かに歯肉に問題がなく、インプラントが埋められるなら、それで良いかも知れませんが、この定義だと、歯茎の足りない、問題が起きる患者さんの手術はできません。
長持ちしなくても良いならできるかもですが、そんなのは誰も望まないので、論外として良いでしょう。
次に、グラフトレスですが、これも実現するためには、骨のある所、限られた所に埋めるしかなくなるので、補綴に問題が生じますから、私は論外だと思います。
最後にガイドサージェリーですが、これをやるためには感謝さんはかなりの最大開口を強いられ、それを続けなければならないので、とても苦痛が強く、低侵襲とは言い難い、と私は思っています。
詰まる所、これらの低侵襲外科は、やる歯科医側が楽できる、を追求し、それで患者さんの方も楽だろう、と言う論なんです。
だから、私はこれらの考え方に反対しています。
最初に上げた写真は、私の抜歯即時インプラント手術、即時荷重もしてるもので、お顔は翌日の状態です。
腫れも痛みも出させてません。
私の定義の低侵襲外科、患者さんの楽を追求した外科手術のやり方です。
抜歯即時ですから手術も1回きり。
顎堤再建してますから、歯肉の条件も、骨の条件も整えて、本来ある顎堤を戻してます。
つまり、グラフトレもしてるし、歯肉再生もしてるので、いわゆる低侵襲外科手術とは、と信じられてることと真逆のことをして、患者さんの身体に優しい低侵襲な手術で治してるんです。
インプラントが長持ちして、安定してくれるには顎堤再建も必須だ、と私は考えています。
いわゆる低侵襲外科は、それらを否定し、手術時間とか、術者側が早く楽に追われるから、患者さんも楽であるはずだ、なんです。
翌日がお顔がどうなのか?を明白に公開してる所は、私は不勉強かも知れませんが、見たことがありません。
そんなに低侵襲外科と言うなら、経過も見せてくれるなら信じます。
私は、患者さんの身体に優しい低侵襲外科手術、を目覚ます者なので、腫れない痛くない、次の日でも普通に生活できる、仕事できるやり方を目指しています。
本来の顎堤再建をし、本来の歯のあるように出来るだけ自然に近付けて治す、かつ、それで低侵襲で身体に優しいのを実現する。
それが、私の低侵襲外科インプラント治療です。
今までの一般的考え方では矛盾する、と言われたことを解決する、全く新しいやり方です。
新しい、と言いながら、実は私はこのような外科手術を2003年から本格的にして今に至っています。
だから、もう16年もしてる、と言うことですね。
世間からは新しい、と思われるのでしょうが、私はずっとしてきて、改善改良加え今に至ってる、と言う所です。
写真の患者さんも、実はもう8年になります。
生意気書きますが、8年も前からこう言う仕事して来たんです。
更に生意気書きますが、今はもっと進化してます。
患者さんの身体に優しい低侵襲外科手術は、私の独壇場、と明言します。
そして、真の低侵襲外科手術は私がして来た道だ、とも明言します。
患者さんに楽をもたらすのが、真の低侵襲では?と業界全体に問い掛けます。
それにこそ真摯に答えて欲しい、と望みます。
メーカーに踊られるのではなく、偉い海外の先生の二番煎じではなく、真の低侵襲を求めて欲しい。
6月のインプラント寺子屋は、PRDを見て来た直後でもありますから、真の低侵襲外科をお伝えすることに全力を注ぎます。
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