早AAPから帰国して1週間経ちました。
その間、ヨーロッパ、イタリアのローマではEAO、モスクワではワールド・インプラント・シンポジウムと、世界はほぼ同時期に大きな学会、大会を3つ並行して開催してくれました。
そんなん全部出れるか!と本当に突っ込み鋭く入れたいところです。
何考えてんだか、世界の動きはテンデンバラバラ、と言うところでしょう。
まあ、診療所運営、経営が左団扇で悠々自適なら、全部の学会渡り歩いて、網羅して情報収集したいもんです。
で、世界がこんなふうだ、と言うことは世界の動きは目まぐるしく動き続けている、と言うことの証明に他ならない、と言うことなんだと思います。
2000年代は、この業界はやや停滞傾向にあったか?と言う感じだった、と個人的には思うのですが、私自身は2014年ここに来て、又あのインプラントが広まり始めていた頃、GTR、GBR、エムドゲインなどの再生療法が始まった頃のような激動の時代、1990年代のような激変する時代が再来する予感がしてなりません。
キーワードはやはり低侵襲、誰にでもシンプルに楽に治せる時代、大掛かりな手術とかをしないでも綺麗で予後の良い治療の出来る時代へと大きなシフトをする、と個人的責任で予言します。
その中でも、何と言っても即時インプラントはメイントピックの概念となるものとなることでしょう。
では、即時インプラントの何がそんなに良いのか?その解説、と言うか私なりの解釈、アメリカの動向、ヨーロッパの動向を今日は書きたいと思います。
私自身が考えている即時インプラントの最大の利点、長所は、サイトプレパレーション、歯があって歯茎があって骨があって歯列弓があって正常な口腔状態が出来る限り保たれること、だと思っています。
よく抜歯と同時に直ぐにインプラントと歯が入って、患者さんが楽だから、と言う論調がありますが、それはチョット違う、と考えます。
そのような利点、長所の説明は、確かに患者さん側から見た考えでなら、正しいのだと思います。
しかし、私の15年になる即時インプラントの経験から感じるその利点は、上に書いているように、出来る限りの現状組織全てを温存出来得る最善、最高の方法だから、と言う理由に落ち着きました。
逆に言うと、即時インプラントしない、出来ない場合の最大の問題点、現状組織の収縮、痩せて行くのを後から増やそうとすると、どえらく大変なことになる、と言うのが私にとっては凄く嫌なこと、と言うのが明々白々になって来た、とも言えるでしょう。
即時インプラントしない、出来ないと、当然そこは現状ではソケットプリザベーションする、と言う選択になると思います。
ソケットプリザベーションすらしない、と言う処置の仕方では、かなりの組織の収縮、痩せることは全く止められず、幅に関しては40%以上失われかねない、と言う危険性を私は黙視出来ない大きな問題だ、と明言します。
ソケットプリザベーションの問題に関しては、別件で又書く機会があるようにしますので、今回は即時インプラントの話に戻します。
即時インプラントの方法論に関しては、今年チームアトランタとターナー、チュー等のPRDの論文で第1報が出版されましたが、抜歯、インプラント植立、骨造成GBR、軟組織造成(CTG移植)、仮歯装着と言う方法が最も組織保持、温存に良い成績を上げる、と明言されていました。
今後はこれが定説となり、アメリカ側とそのような方法をカウボーイテクニックと批判するヨーロッパ側で歯周病治療での激論のような時代が到来するのでしょう。
で、私は最終的にはアメリカが勝つ、と思い切って予言します。
その理由は、チャンとしたプロトコールを明らかにし、こうして提言し広めて、問題が起き易い点さえも明らかにして高い成果を上げられる方法を広めるだろう、と確信するからです。
生意気な見立てをすれば、アメリカとヨーロッパの闘いは、常に産みの母がヨーロッパ、育ての母がアメリカ、と言う関係で、産みの母より育ての母、と言うのが正しいんじゃないか、と思います。
つまり、最後の勝者と言うか、グローバルな方法を広め、業界を支配するのはやはりアメリカ流だ、予測するのです。
でも、今再びヨーロッパで新しい潮流の胎動が見え始めている、と私は感じて仕方がなく、それ故にアメリカVSヨーロッパが又燃え上がる、と予言します。
そして、即時インプラントが一般的インプラント治療となる時代が近未来的に到来する、とも予言します。
しかし、それには生易しい手技、技術ではいけない、即時インプラントするならサイトプレパレーション、そこにインプラント植立手術して良い状態に出来る技術、抜糸術、病巣の除去術、サイトの滅菌消毒術、再生誘導活性術と言う大きな課題が幾つもあるんです。
それが、実は大半のDR達がまだ気が付いてない、分かっていないところなんです。
だから、しばらく時間が掛かるだろう、と明言します。
これらのことさえ出来れば、腕のあるDRならインプラント植立して綺麗に仮歯入れるのはさほど大きな問題ではないだろう、とさえ言い切ります。
これが2000年以来15年即時インプラント、正確には抜歯即時植立即時荷重、同時修復、同時骨造成、歯茎再生審美的仮歯装着インプラント治療、し続けて来てそろそろ700症例になろうかと言う、私の結論です。
何度でも繰り返し主張しますが、即時インプラントはサイトプレパレーションが鍵!です。(つまり、インプラント手術で1時間とかでは不可能では?と言う指摘でもあり、素人さんである患者さんが真っ当なDRを見付けられると良い方法として、手術に掛けている時間は目安になる、と言う示唆です。)
何度か書いていますが、歯医者で手術を勧められた時には、このブログに乗っている写真をプリントアウトして持って行って、こう言う治り方になりますか?と確認してから手術受けることを決めて下さい。
どのような手術であっても、です。
下顎の親知らずの抜歯、特に骨に埋もれているものの抜歯は、腫れたり痛んだりして患者さんが辛い思いをする代表例です。
だから、私自身の手術の術後をこうして公開しています。
下顎の親知らずの抜歯で、ここまでのことが出来る、と確約してくれる先生であれば、腕に間違いはない、と個人的責任でお約束します。
そう言う先生の元で、インプラント手術、歯周病再生手術、骨造成手術等を受けて下さい。
それが、あなた自身であなたを守る、守れる唯一の方法です。
本当に、ダメージのない低侵襲手術、サムライ法を私は広める為に頑張ります。
歯周病、歯根破折で骨がないから直ぐにインプラント出来ない、と言われてがっかりしている患者さんは、一度ご相談にお越し下さい。
昨年から始めたゲンちゃん先生のインプラント寺子屋、今年も5月から始めています!
途中参加も大歓迎です。
期日は5月15日から、6月12日、7月17日、8月21日、9月25日、10月23日の全6回です。
時間は3時から6時、参加費は5000円昨年と同じ、据え置きです。
単発でも参加可能です。
場所は以下です。
http://www.anshinkaikei.co.jp/access.html
今年は昨年とは又違った切り口で、インプラント治療を具体的に自分のモノにするノウハウを詳細に語り尽くします。
更には、3月シアトルAO、恩師ラム先生の来日セミナー開催、6月フロリダDentalXP、9月サンフランシスコAAP、10月横浜国際歯科大会と全てに参加して、世界の最新情報も網羅してお伝えしちゃいます。
そして、更に更に11月8,9日には復活したフローラルインプラントセミナーで、水口先生達と組んで土日1.5日実質2日間の濃密なセミナーも開催します。
こちらの受講費も28000円位を予定しており、中身はここまでして良いの?と言うほどのモノを詰め込んであります。
全て、何処のメーカーにも組しない、本当に開業医の開業医による開業医の為のインプラントセミナー、を行います!
インプラント業界全体を良くする為、歯科業界全体のイメージを良くする為、貢献する活動を一所懸命に行いたいと思います。
志のある先生、是非ご参加下さい!
手術は怖い、腫れるのは嫌だ、長く辛いのは耐えられない、歯がないなんて有り得ない、そう言う強い願いのある方こそお越し下さい。
真の低侵襲、即時インプラントを私は提供できます。
お陰様で遠くはイギリス、アメリカ、東南アジア、国内は青森、沖縄からまで患者さんがお越し下さっています。
私は本当の本物の低侵襲、即時インプラントの使い手です。
違いを見抜いて下さい。
本当の本物の世界の即時インプラント治療をご希望の方は、お越し下さい。
GMOの熊谷会長も私が治療させていただいた方です。
実績、歴史は世界に類を見ません。
ご安心いただけます。
DRごとに全く治し方の差がある、と言うことを知って下さい!
そして、自分が望んでいる治療はどういうものなのか、ちゃんと調べてから治療受けて下さい。
くれぐれも私のは当たり前のものでないので、間違えないで下さい。
All-on-4は総義歯をネジで顎に固定している治療方法で、歯が生えている自然な状態を目指す私の即時インプラント治療とは全く違うものです。
All-on-4で自然に歯が生えているような綺麗な治り方を期待してはいけません。
私共は、本当の本物の自然観ある抜歯即時植立即時荷重インプラント治療を世界に先んじて提供し続け過去13年で600回以上しています。
即時インプラントのパイオニアです。
本当の本物の直ぐに歯が入るインプラント治療を受けたい方は、是非とも私共へご相談下さい。
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