大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

篠田桃江さんの著書からです。

2021年06月30日 | 日々のインプラント臨床の話
103歳になって分かったこと、の一節です。


私凄く共鳴します。

何故なら、私も2000年当時全く前例のない部分欠損部への即時荷重インプラント同時の骨造成GBRをたった一人で初めて始めた者だからです。

その時の世の中の反応は、忘れようとしても忘れられないものです。

あの時の私の気持ち、考えは、決して誰にも分かって貰えないものでしょう。

それを見事に代弁して貰えてるようで、とても嬉しいです。



申し訳ありません。私はまだまだ未熟で発展途上の者です。

2021年06月29日 | 日々のインプラント臨床の話

最近、有り難いことに大変忙しく診療をさせていただいています。

 

その中で、新患の方も来られて、治療して差し上げたいのにお約束が入らない、というジレンマになってしまっています。

 

現時点でも、ちゃんとした治療、手術をするお約束を入れようとすると旧盆過ぎという事態になってしまっています。

 

勿論、初診で来られて、次いきなり治療、手術は口腔内環境を整えられていないので、それまでの時間で細切れですがお口の中を綺麗に整える治療をさせていただいて、その日を迎えるように頑張っています。

 

ところがです、そのお約束すら本当に入れない、お時間を見つけるのが難しい、という状況が起き始めているんです。

 

これは非常にまずい事態です。

 

なんとかしないと、と最近自分の手の遅さ、さっさと終わらせられる治療とかができてない、と感じて仕方がないんです。

 

しっかり治療しよう、ちゃんと治そうとするのは当然ですが、何処まで治療すべきなのかの見切り、手際の良さを身に着けなければ、とひしひしと感じています。

 

患者さんをできるだけ多くお救いできることができるような腕、素早く動かせて、手順に矛盾がなくムリ・ムダ・ムラがない一筆書きのような治療を、と。

 

私の手術は、腫れさせない、痛くしない、辛いことがないというのを追求していますが、質は落とさず量を診れるように、と願っています。

 

まだまだ修行しなければなりません。

 

最後の最期の時まで私は理想を求め、より高みを目指して進んで行きます。


医療とは?患者さんとの関係とは?良く考えるべきだ、と思います。

2021年06月28日 | Weblog
これはとても大事な問題なので、しつこく取り上げます。

患者様はわがままで良い、医療人としてどうあるべきかはすべて患者様が決めること、と言う発言はスルーできません。

そして、それを讃える患者さん、医療人に対して、これはまずいと真剣に思い発言します。 

最初に述べて置きますが、私の意図は次代の為であり、これからの医療のより良い普及、未来の為です。

まず何処まで突き詰めて考えているのか?

患者さんがわがまま言って良いなら、医療側は24時間365日診療すべきだ、と明言します。

多分そこまで深く考えてないで発言されてるのだろう、と推察されるので、違和感を途轍もなく感じるのです。

実際、医療の現場では、今日本では24時間365日診療を受け付けています。

救急車が何時でもスタンバイしてますし、大きな基幹病院は救急医療を当直医、スタッフを置いて対応してます。

しかし、その実態はこれ救急車呼ぶの?と言う出動の方が多いのです。

その為に本当に救急車が必要な場合に間に合わないとか、本末転倒なことが起きています。

更に言えば、着いた病院で、当の患者さんは忙しくて病院に行けなかったとか、ご自分の足で病院に行く方は、開いてるんだから診てくれるんだろ、と言う輩も出てる始末です。

そのような実態を更に助長させかねない、と私は警鐘を鳴らします。

やはり、このような方には人として如何なものか?と感じるのが普通ではないでしょうか?

そんな患者さんのわがままが通る、となったら、そんな仕事場に誰も就きたくなくなるとも思います。

そうなると、ただでさえ若い人が今後減り、益々人材不足が進むのに、医療に携わる方がいなくなってしまう、と危惧します。

医療人が減って幸せになる方は誰もいません。

医療人だって人としての幸せを求めてる、と信じます。

人としての幸せは、私は仕事も家庭も個人も全て幸せであること、バランスの取れていることだ、と明言します。

仕事バリバリでも、家庭めちゃくちゃ、外に女作り捲り、女房に病気移すとか、別れて独りになり孤独老人に成り果てる、それ人として問題ありまくりではないでしょうか。

若いうちは全能感に包まれて、自分は何でもできる、と過信するかもですが、それは一時の気の迷いです。

人は必ず老います。

その時にどうなるのか?を知らないと。

私は、開業前に老健施設に往診に週一で行って、老いるとはどう言うことなのか?を学びました。

そして、これも明言しますが、今の時代人は長生きします。

ハッキリ言いますが、下り坂の人生の方が圧倒的に長いんです。

それは、患者さん診てれば分かることではないですか?

若く全能感ある時のまま老いることは、誰にもできません。

患者さんがわがまま言って良いと明言するなら、自分は幾ら老いても、24時間365日で対応できないと嘘吐きです。

そんなことできる筈がありません。

あなたも私もいつか必ず死ぬんです。

もう一度書きます。

人、生き物は必ず死ぬんです。

理想を述べることは容易い。

しかし、言葉にしたらそこには責任を果たす、と言う義務が生じます。

それを感じれないとしたら、どうかしてる。

私は未来の歯科医療を実現する、と2000年頃から明言して来ました。

そして、その約束は守れた、と思っています。

人がこの世にいる時間は長くても100年行けるかどうか、でしょう。

その時に、30代40代の感覚のままでは絶対に行けません。

しかし、平均寿命で男性80、女性はほぼ90です。

今生きている働き盛り世代は、大変です。

老いてからの人生が、とてもとても長いんです。

私の個人の信条かも知れませんが、人は一生を貫く考えを持つ、その時その時だけで周りに聞こえの良いことを言うのは見苦しい、と思ってます。

老いてもなおの人生を生かされる、生きなければならない。

そんな中でどう振る舞うのか?

良く良く考えるべきです。

老健施設に伺っていた時、全ての方がこんな長生きするとは思わなかった、早くお迎えが来て欲しいけど中々死ねない、と言われてました。

これが真実です。

生き残り、お荷物になってしまったことに申し訳なさを感じて、死ねない命を生きてるんです。

私が老健施設に伺っていた時の高齢者は、戦争世代です。

明治の方も、本当にごく僅かですがご存命でした。

我々よりも遥かに過酷な人生を生きて、凄い人生経験積まれた方々ですら、かような感慨を抱くのが老後なんです。

そして、これ大きな問題ですが、これから介護世代はいわゆる団塊世代になります。

このことだけ、で察しの良い方は分かるでしょう。

そうです。

団塊世代は超の付くわがまま、が特徴です。

全てが自分の思い通りにならないと気が済まない、それが世代的性質で、俺が正しいと言う従来の価値観否定をして全ての破壊者、が彼等です。

そんな人達がこれから介護になり、医療を求めて来るんです。

多分過剰に求めて来ること、が間違いなく予測されます。

そして、介護の現場にいる方は良くご存知でしょうが、動ける、自分の意思がある方が、一番手が掛かり大変なんです。

介護される側は体力、気力共に求められることは間違いありません。

時代の流れ、その流れに沿いながら人は生きるモノです。

このままでは、医療不足、介護不足で垂れ流し老人多発して、野垂れ死にする方が沢山出てしまう、と予想されます。

そこが医療人は分からないといけない。

医療人にも、自分の幸福を追求する自由を保障しなければなりません。

と言うか、誰もが皆んな、自分の幸福を追求する自由は、憲法上でも保障されています。

しかし、忘れてはならないのは、自由には責任が伴うこと、義務を果たすことを求められていることです。

自由だからと言って、好き勝手して良い訳ではありません。

一人の介護老人に医療、介護提供するのに何人人が必要だか分かりますか?

歯科医療ですら、治療は二人一組、バックヤードでは洗浄、滅菌、片付け、掃除、準備等多くの仕事があり、受付もいます。

たった一人の患者さんでもそれだけの人が要るんです。

わがまま聞く先生は良いかもですが、仕事してるスタッフは?と明言します。

もう一度書きます。

若い人は減ります。

人材確保は困難になります。

このままでは、選ばれる職業に医療はなれません。

その果てに起きることは?

先にも書いたように、野垂れ死にの多発する世の中で、働き盛り世代すらまともな医療を受けられない未来です。

そんな世の中に誰がしたいのですか?

私はしたくありません。

なので、敢えて警告として発します。

患者様はわがままで良い、医療人としてどうあるべきかはすべて患者様が決めること、と発言するなら、24時間365日診療を。

それで成り立つ医療機関を作り上げて下さい。

私は、医療が次代に夢を与えられる仕事であって欲しいし、就きたいと選ばれる職業であって欲しい、と願いますから、患者さん迎合的発言は一切しません。

勿論、治療にあたる時には誰よりも真剣で、眉毛釣り上げて必死で取り組んでます。

だからこそ、私は時代を20年先取りする医療を実現できました。

そのことへの自負はそれなりにあります。

しかし、それができたのも、自分を大切にして学びの時を持てたからです。

人並外れたことができるコツは簡単です。

人がまずしないだろうことをやる。

それだけです。

私のしたことは、2003年9月殆ど私はサンフランシスコの恩師の元に訪れ、学びに時間を費やした、です。

普通個人開業医が、自院での診療しないで海外に勉強ってあり得ないですよね。

それを私はしました。

勿論、勤務医はお願いしてましたけど…

でも、院長いないんです。

普通しませんよね。

それもこれも、私の個人の信条からです。

患者様はわがままで良い、医療人としてどうあるべきかはすべて患者様が決めること、と安易に明言すべきではない、と私は警告を発します。

ティシュレベルインプラントの本当の埋め方、インプラントポジション

2021年06月23日 | 日々のインプラント臨床の話

専門家でも残念ながら、ティシュレベルインプラントポジションが浅くて、歯冠が潰れた形態になることがあります。

そんなことが起こらないようにするには、正しいインプラントポジションが周知されなければなりません。

その代表的な例を模型で示します。

この位置にティシュレベルインプラントは埋めて下さい。

そうすれば、必ず隣接歯と揃う綺麗な歯冠形態の補綴ができます。

くれぐれも浅過ぎる埋め方はしないで下さい。

どのような歯が入り、その位置から逆算して何処にインプラントがあるべきなのか?がとても重要です。






昨日の上顎大臼歯部抜歯即時荷重インプラントの患者さん予後報告

2021年06月22日 | 日々のインプラント臨床の話







上手くいきました。

腫れも痛みもありません。

良かったです。

これで、8月入る頃にはセラミックの被せ物の型取りです。

早く、楽に、ちゃんと安定させて治す、それが私のコンセプトです。


上顎大臼歯部への抜歯即時荷重インプラント手術大成功

2021年06月21日 | 日々のインプラント臨床の話




歯根破折と病巣の為に抜歯即時インプラント手術を予定してました。

ところが、予想以上に骨が良い骨で、即時荷重インプラントまだできました!

奇跡のようです。

良かった良かった。

これで早ければ8月中にセラミック冠入ります。



お電話でお問い合わせいただいた患者さんへ、留守電に録音をお願いします。

2021年06月17日 | Weblog
昨日の続きなのですが、当院は少人数の小さな歯科医院です。

なので、目の前のお口開けて治療頑張ってる患者さんに一所懸命です。

その為、電話に出れず留守電に切り替わることがあります。

大変お手数ですが、お名前ご用件と連絡先の携帯とかを録音して下さい。

必ずこちらから折り返し電話致しますので、宜しくお願いします。

メールでのやりとりは、以上のような事情で、やりとりが中々できません。

なので、申し訳ないのですが、留守電に録音をお願いします。

本当に昔ながらの小さなごく普通の歯科医院なんです。

院長一人、衛生士一人、助手一人、受付一人しかおりません。

診療時間は、治療に一生懸命です。

その旨ご理解の上、ご了承下さい。

申し訳ありません。当院でのインプラント手術は現時点でお盆休み以降になりそうです。

2021年06月16日 | Weblog
当院にお問い合わせ、通院いただきありがとうございます。

大変にありがたいことなのですが、現在当院のお約束の状況は大変混み合っております。

何時でも当院の空いてる時間で、と言っていただける患者さんでも、中々お約束をお取りすることが難しく8月それもお盆休み明けでないと、と言う状況です。

当院での治療希望していただき、心から感謝申し上げ、なるべく早く皆様をお救いしたいのですが、順番通りにさせていただくしかありません。

今年のうちに何とかしたい、とご希望の方はもう間に合わないかも知れないです。

大変心苦しいのですが、どうぞご理解いただき、早く治りたい治したいとお望みの方はお早めにご相談にお越し下さい。

宜しくお願い申し上げます。

申し訳ありません。当院は初診時に15000円位掛かります。

2021年06月14日 | Weblog
当院にインプラントのご相談を望まれる方が最近富に増えております。

武漢コロナの蔓延で、マスクをするのが当たり前の時代になって、見られないのを良いタイミングとお考えの方が増えているのかな、と思っております。

矯正をされてる先生の医院でも、最近矯正の患者さんが増えた、と良く聞きますので、多分そう言うことなんでしょう。

それで、問い合わせのお電話が増えているので、そのことに関しましてご了解いただきたいことを告知させていただきます。

まず、当院では目の前の患者さんの治療で手一杯の場合直ぐにお電話を取ることができておりません。

その為、留守番電話にさせていただいておりますので、ご用件を録音して下さい。

必ずこちらから折り返しの電話を致しますので、連絡先の携帯とかの電話番号と都合の良いお時間などを教えていただけると有り難いです。

そして、当院では初診で必ずお口全体のレントゲン撮影、診査診断、口腔清掃をさせていただき、その上でCT室兼カウンセリングルームで最低1時間のカウンセリングを伺っています。

インプラント治療ご希望の場合、保険診療にはあたりませんので、自費治療となります。

上記のことを全てさせていただくと、都合1.5時間程度のお約束を取らせていただきます。

その費用は15000円程度掛かる、となっております。

その旨ご了承の上、お約束をお取りいただけますようお願いします。



山口雄也さんが亡くなられて

2021年06月11日 | Weblog
本当に残念無念です。

助かって欲しい、生き延びて欲しい、と祈りました。

しかし、願いは届きませんでした。

6日に天国に旅立たれた、とのこと。

お父様がTwitter通じてお知らせをして下さいました。

我が子を見送らなければならない親御さんのお気持ち。

どんなにか辛く悲しいことでしょう。

言葉に尽くせない悲しみの中、皆さんに向けてお知らせ下さったのは、故人の意思を尊重してのことだろう、と思います。

どんな時でも前を向き、進んでいこうとされていた意志を示されていたのは、そのTwitterを拝見すれば分かります。

命のある限り自分のやれること、使命を果たすこと、を彼は示してくれました。

我々まだ生き残っている者は、彼のようにありたい、と思ったことでしょう。

病に倒れてもその心、意思は次へ繋がる。

そうすることで彼の短かった一生は、未来への道に繋がるのでしょう。

私も彼に倣い、為すべきことを為す、使命を果たす生き方をしよう、と思いました。

今はただ安らかにお休み下さい。

合掌






残念無念。今は安らかにお休み下さい。

2021年06月09日 | Weblog