大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

5月30日(水)のつぶやき

2012年05月31日 | Weblog
08:58 from Keitai Web  [ 1 RT ]
神様を敬う気持ちが寸分もないバカ者は、神社の敷地に絶対に立ち入るな。失礼極まる。天罰下るぞ。お寺も然り。朝からバカ者がいたので大声でどやしつけた。神社を公園か何かと勘違いしてるらしく、与太話しながら手洗って、神様に挨拶しない。実にふざけてる。親の顔が見てみたいものだ。日本人か?

23:09 from gooBlog production
他の何軒ものインプラント専門医が即時荷重は出来ない、と断っても私は諦めません。 blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…

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他の何軒ものインプラント専門医が即時荷重は出来ない、と断っても私は諦めません。

2012年05月30日 | 日々のインプラント臨床の話

今でも即時荷重インプラント治療は早々は出来ない、余程条件が恵まれないと出来ない、と言われて諦めている患者さんが沢山います。

とても残念なことです。

本当にそうなのでしょうか?

写真の患者さんも、それまでの歯医者さんからは重症の歯周病で、抜歯即時植立即時荷重インプラントなんて出来る筈がない、と言われて、巡り巡って私の元に来られました。

私の答えは出来ると思います、でした。

そして、写真のように本当にチャンと出来ました。

確かに、歯周病があると難しいのは事実です。

しかし、患者さんはそれでも何とかして欲しい、と願っています。

その願いをエビデンスがないから、と言って無碍に断ってしまうのは可哀想です。

歯医者仲間から見たら、頭がおかしいとか危ないことをしているとか色々言われてしまうかも知れませんが、私の責任で患者さんに背中を押されて引き受けさせていただいているのが実情です。

患者さんに流されている、と言うご批判も甘んじて受けるしかありません。

でも、私には黙って見逃すことが出来ないのです。

私は確信していますが、私が即時荷重を引き受けられないと言うのは、誰よりも後、私は最後の砦、ラストホープインプラント医である、と言い切れます。

私が即時荷重を受けられないと言った患者さんを受けられる先生はまずいない、と宣言出来ます。

しかも、私は歯周病絡みで出来るだけ歯を残して、補強としてのインプラントを即時荷重で用いて口腔系を救う、と言う仕事をしている、とも言い切れます。

現状の業界の常識から考えたら、気違い沙汰と言って間違いないでしょう。

しかし、エビデンスに捉われて、救える患者さんを見捨てたくない。

それが私の思いです。

エビデンスのない治療は、成功を積み重ねれば、やがて賛同者を得ることに繋がり、それらの集積データが集まって新たなるエビデンス、と成るのです。

先駆者は常に異端児です。

異端児であるだけで、絶対に間違っている存在ではありません。

登山界のメスナー、素潜りのマイヨール、プロ野球のイチロー。

皆それまでは不可能と言われたことを実現した偉人です。

私が偉人になれるかどうかは分かりませんが、異端児になっている自負はあります。

私は植立本数を誇るインプラント医になるよりも、誰にも出来なかった仕事を成し遂げ新たな道を開いたインプラント医として、一つ一つ丁寧な綺麗な仕事を残し、芸術家でもあった、称えられるインプラント医として名を残したいです。

最期の最後、一縷の望みを繋ぎたい。

それが私の心の底からの願いです。

 


5月29日(火)のつぶやき

2012年05月30日 | Weblog
11:43 from gooBlog production
超音波治癒促進器が変える歯科治療、骨だけじゃない歯茎も治癒促進!より早くより楽により綺麗に治せる! blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…

22:27 from gooBlog production
インプラントも動く! blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…

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インプラントも動く!

2012年05月29日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

良く見て下さい。

大臼歯が曲がってますよね。

ここにはインプラント治療がされてます。

それが骨ごと動いてしまったんです。

噛み合わせの力、怖いものでしょ。

ペリオテスト値はちゃんと-1とかです。

インプラントが揺れてるのではなく、骨ごと移動したんです。

仕方がないので冠はやり直しになります。

次はナイトガードは毎晩となります。


超音波治癒促進器が変える歯科治療、骨だけじゃない歯茎も治癒促進!より早くより楽により綺麗に治せる!

2012年05月29日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

女性の方は良く知っている美顔器、お肌を綺麗にする美容の専用機は、エステサロンにも置いてありますが、要するにあれが超音波の治癒促進器なのです。

私の所に3台も置いているものは、歯科用に特化したもので、伊藤超短波と言う専門メーカーが開発した整形外科領域で本来使われていたものです。

それを、担当のKさんが単独で歯科業界に使えるだろうと言うことで始めたもので、Kさんとはその時からの付き合いで良くして貰っています。

KさんはBR-ソニックに関しては凄く自信を持っていて、美顔器とかは出している超音波の波長が安定していない、キチンと一定の波長を安定して出せるのは自社のBR-ソニックです、と説明しています。

でも、それだけ安定している超音波を出している訳ですから、当然、お肌や歯茎等にも良い波及効果があります。

これは術後の治り方を見ていると一目瞭然で、抜歯即時植立インプラント手術とかをすると、歯茎の治癒が著しいのです。

インプラントと歯茎の隙間が1㎜位あったものでも、従来なら閉じるのに相当の時間を要したのが、超音波を作用させると見る見るうちに塞がってくれる、ものの1週間で歯茎が寄ってくれていることも珍しくありません。

歯茎の治癒が著しいと言うことは、中の骨がそれだけちゃんと守られている、と言うことに直結します。

治癒期間が伸びれば伸びるだけ、感染の危険性は高まりますし、患者さんは苦しみます。

患者さんは出来るだけ早く歯が欲しい、のです。

しかし、我々歯医者は、インプラントに歯を付けるだけで終わりには出来ません。

インプラントが安定する為には、歯茎の治癒が何よりも重要なのです。

歯茎が綺麗に治らなければ、歯医者は歯を入れられません。

歯茎の治癒促進が図れる、と超音波を勧めるのは、治癒期間短縮効果、即時とか早期とかの荷重を可能に出来るからで、その大きな理由も歯茎の治癒にあるのです。

ついでの効果として、お口周りのお肌が綺麗になる、と言うのも間違いがなく本当のことで、インプラント手術した方のお肌がしていない方のお肌より綺麗になった、豊麗線が消えて来た、と喜ばれてしまうことも沢山あります。

エステに通われると、美顔器掛けてだけでも何千円とか掛かる、と聞きました。

それを当院では、チップ交換の積み立て代だけの料金、1回500円で来院時使いたい放題使っていただいてます。

中にはインプラント治療部位と骨折した部位、一緒に当てに来ていた方もいました。

勿論、治癒が早かったのは言うまでもありません。

美顔器同様、それ以上の効果が期待出来るものですから、インプラント治療と同時にお口元、お顔の美肌まで出来てしまうのですから、素晴らしいことではないでしょうか。

そのような効果があるのが超音波治癒促進器です。

 

 


技術屋、仕事人としてインプラント手術に思うこと

2012年05月28日 | 日々のインプラント臨床の話

PHPアーカイブス2として私を勇気付けた言葉、と言う本を読んで感動させられました。

特に印象深かったのが野村克也元監督の文章で、あれ程の歴史に名を残された名選手である野村元監督が27年間の野球生活で、自分は駄目な選手なんだ、不器用なんだ、と言う意識を持つ続けていた、と言う一文でした。

結果から見たら、凄い成績を残し、歴史的にも超名選手と言って差し支えない程の方が、自分は駄目で不器用、だから努力し続けてきた、テーマを持って頑張り続けた、と言う。

凄いことだと思います。

イチローの言葉で、毎日毎日少しずつ努力し続けることがとんでもない場所に行けるたった一つの方法だ、と言うのも大好きですが、野村元監督の意識の持ち方、努力のし続け方も凄い、と思います。

我々も技術屋、仕事人ですから、インプラント手術では成果を上げることが求められます。

しかし、天才ではない、不器用な方に成る私は、直向きに努力するしかないです。

1つ1つの作業を疎かにせず、積み重ね、丁寧に繊細にやり遂げる。

集中力、持久力、忍耐力が何よりもモノを言う、と思います。

私は、しっかりとした成果を上げる為に、まずしっかりと見えることが最重要だと思います。

その為に2.5倍から始まって、3倍、3.5倍、4.5倍、5倍、8倍、そして10倍と拡大鏡の倍率を上げて行きました。

それぞれにマイクロテックとかカールツァイス、サージテル、その他と色々なメーカーを渡り歩き、使い心地の良いものに変えて行きました。

拡大率が上がるに連れて、ライトの必要性も感じるようになり、強拡大ではライトは必須だ、と思うようになりました。

とにかく良く見る。

これしかないです。

後は日々の修練で鍛えるしかないでしょう。

小さな小さな1歩1歩を進むことだけ、そしてテーマを持って努力し続ける、そうすることで始めて素晴らしいことが出来る。

不器用ですから、ひたすら即時荷重インプラント、低侵襲外科、その結果である審美にこだわり続け、痛がられない腫れない術後、治癒経過を追い求め続けます。

もっともっと良い結果を、自分は大したことはないと戒めながら、努力、精進し続け。

 


5月26日(土)のつぶやき

2012年05月27日 | Weblog
11:16 from gooBlog production
超音波骨折治療がインプラントの治癒を早くします! blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…

11:37 from Tweet Button
「放射能汚染地域の人の血、欲しい?」桐生市市議ツイッターで暴言(スポーツ報知) - Y!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120526-…こんな議員は落選させるかリコールさせるべきでしょう!異常です。

15:20 from gooBlog production
歯科領域の手術独特の難しさ、医学的観点からの正しさとは goo.gl/EagcO

22:31 from Keitai Web
PHP読んで昔を思い出した。35年以上前の話、私は大崎高校に入学した。毎朝大森から大井町乗り換えで戸越公園で降りて通った。京浜東北は凄い混雑で、当時日本一だった。その中に、ジーンズのオーバーオールの綺麗な美少女の一年上の先輩がいた。ゆれるまなざしでセンセーショナルに世に出た方だ

22:39 from Keitai Web
先輩はセンセーショナルに出て、大変な話題になっていたが、通学時には本人知らない人には全く分からない服装で、満員電車に揉まれてた。周りの人はまさかゆれるまなざしの本人なんて、思いもよらなかっただろう。私は直ぐ近くで見てて、おかしかった。本当に綺麗な顔立ちされてて印象的だった。

22:48 from Keitai Web
高校は、私には余り良い思い出ないかな、と思ってたりしてたが、PHPで見落している幸せ、良い思い出もあるのに気付いた。美しい先輩を間近で私は分かってて見れ、ミーハーなだけだけど、本当に綺麗だなー、って感動してた。忘れてる良い思い出、あるものだ。単純だけど、生きる気力思い出す。

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歯科領域の手術独特の難しさ、医学的観点からの正しさとは

2012年05月26日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

いつも思うのですが、歯科の手術は難しいものだ、ということを患者さん達は全く知らないなー、と言うことです。

外科の先生方の中には分かって下さる方もたまにはいて、狭い口の中で見る方向が限られていて暗いし、ど真ん中に動き回って邪魔する舌があって、大変ですね、と言ってくれます。

しかも、殆どの手術が局所麻酔で、患者さんは意識があり、不随意運動を何時起こすのかも分らない状況でしていて、と。

外科の大きな手術は、全身麻酔を掛け、患者さんは殆んど身動きできない状態にコントロールされて行われます。

そして、凄く明るいライトで照らし出して、ハッキリと見える状況を確保して手術します。

我々の場合は、狭い暗い結構奥深い、真ん中に舌があって動き回って邪魔する、と言う悪い条件が幾つも重なり合って独特の難しさがある訳で、全身麻酔して切開して開いて見える状況にして出来るなんてとても羨ましい、と感じたりします。

これらの悪条件をクリアーする為に、私はライト付きの10倍の拡大鏡を用いて、海外とかから手に入れた極細かい道具とかを駆使して施術する工夫をしています。

そうして、極々細かい小さい仕事を、正確に丁寧に綺麗に行う工夫を一所懸命にしています。

なので、元々然程手先が器用でない私の手術は、申し訳ないことに時間が掛かることが多くなります。

通常医科の世界では全身麻酔して手術する基準は聞くところによると1時間以上だそうです。

私の場合、抜歯即時植立即時荷重とかまでさせていただくと、1時間では絶対に終われません。

抜歯自体から丁寧に骨とか歯茎とかを傷付けないように細心の注意を払ってしますから、それだけでも1時間掛かることすら起きます。

病巣の除去も、混み入っている病巣だと、その除去だけでも又1時間掛かることすら起きます。

そこまでやれてインプラント植立に関しては、5~10分位でしょうか。

インプラント植立は呆気ないほど直ぐに終わることが殆どです。

そこからGBR骨再生、歯茎再生と審美的仮歯を作製するので、又1時間位掛かることもあります。

狭い暗い奥深い、舌があると言う条件の悪い所で手術して、99%以上成功させられるには、このような手順が必須なのです。

歯の手術、と言う感じで抜歯の延長上で簡単なものと勘違いされてしまって、手術は非常に大変なものと後から思われてしまう、と言う残念な事態を招いてしまいかねないのも事実なのです。

3時間を越える大変な手術に成ることもしばしばなので、尚更私は低侵襲でやり、腫れたり痛んだりさせないこと、結果的に楽であって1回で終わって貰って良かった、と言っていただける為に頑張っています。

又、こう言う風にも言っています。

私が抜歯すると、やはり丁寧に綺麗に抜歯して、骨とか歯茎の再生を期待する施術をするので、病巣は徹底的に取りますし、結構な時間はいただくのです。

インプラントの植立手術に余計に掛かる時間は、結局5~10分なのです。

ですから、もし宜しければインプラントを植立する所までしませんか?と。

そのお陰なのか、結果的に私は即時植立させていただける次第なのです。

更に私が言う話は、医学的に正しい治療は、患者さんのお体から病巣を取り切って、悪いものをなくして差し上げて、後は生体の治癒を期待出来る状態にすることなんです。

なので、抜歯だけさっさとして、終わりは絶対にありません。

必ず10倍とかの強拡大で良く見て、病巣とか骨とか歯茎とかの状態を見て、病巣の取り残しはないのか、これで良いのか、と見直しを徹底して行います。

ですから、インプラント植立は実は医学的効果の中では2次的なものなんです。

本来は病巣をなくすこと、これが最も大事なことで、インプラントはその後の話なんです、と。

ここを履き違えてはいけないと、私は患者さんに良く説明しています。

体を治す、生体から悪いものだけを取り切る、これが医学の正しい姿なんです、と。

インプラントとかになると、皆インプラントの方に意識が傾きます。

でも、それは医学的に間違いなんです、と話しています。

 

私はそう考えています。

時々こうやって、本当に医学的に正しいことって何だろうとか、生物学的に、科学的に正しいことって何だろう、と考えます。

そうすると意外なほど歯科界はドグマが渦巻いている社会ではないか、と思ったりします。

歯科学だけの観点だけではなく、大きな観点からの考察、それを患者さん達に伝え理解していただくこと。

大事なことではないでしょうか?

 

 

 

 


超音波骨折治療がインプラントの治癒を早くします!

2012年05月26日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

インプラントは良い一層治癒期間が短かくなり、手術が痛くないこと、術後も楽であること、審美的であることが求められるようになっています。

それに対しては、超音波治療が非常に有効です。

これは骨だけに作用するのではなく、軟組織歯茎の治癒促進にも非常に有効に作用してくれます。

更に言えば、残念ながら揺れて来てしまったインプラントの救済、再固定治療にも有効に作用してくれるのです。

私は即時荷重インプラントを2000年から手掛けて来ていますが、これだけ続けて来ていられる、成功し続けていられる縁の下の力持ち、として超音波治療は欠かせないものとなっています。

手術後の傷口の治りも非常に早く成ってくれていますから、中の骨の硬化にもとても良く効いている、と言えます。

インプラントの表面性状はSLAで解決していて、それをそれなりにメーカー側は提供してくることでしょう。

光触媒機能による治癒促進も、やがてはメーカー側が加工してくる時代が来るでしょう。

材料としてのインプラントを如何に弄るのか、に関してはまだまだ今後の発展が望まれるでしょう。

ある意味まだ未開の地である、と言えるものです。

しかし、超音波治療に関しては、整形外科領域で既にエビデンスが沢山あり、実績をあり、論文もチャンとあります。

なので、整形外科では今年骨折治療に超音波が保険導入されました。

そのお陰で、今メーカーは嬉しい悲鳴を上げている状況です。

何故保険に入ったのかと言えば、寝たきり老人を増やさない為です。

それ位効果があるのです。

当然、インプラントにも非常に有効です。

患者さんの為は勿論、先生方の安心感の為にもお勧めします。

今は良い時代ですよ。

私が買ったときには100万以上したのに、40万程度で買えますから。

インプラントだけではなく、手術関係全般に使えます。

なので、是非導入して下さい。

インプラントとか再生療法を取り入れている医院全てに行き渡る世の中を夢見ています。

因みに、私の医院には小さい個人開業医ですが3台あります。

 


5月25日(金)のつぶやき

2012年05月26日 | Weblog
09:51 from gooBlog production
備えあれば憂いなし、外科医の備え 東京タワーのようにスカイツリーに何かあっても東京タワーがあれば安心 goo.gl/rhYXN

19:26 from gooBlog production
インプラント治療 エビデンスと最先端治療の狭間で blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…

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インプラント治療 エビデンスと最先端治療の狭間で

2012年05月25日 | 日々のインプラント臨床の話

医療に置いて何よりも重視されるのはその治療をする根拠、それをしても大丈夫なのか、チャンと成果、結果が出るのか?と言う科学的データの積み重ねから得られるエビデンスと言うものです。

インプラント治療は、始祖ブローネマルクに始まり40年以上の歴史を持って、今世間一般的に受け入れられているものとなりました。

しかし、ブローネマルクの発見した骨とチタンがくっ付くオッセオインテグレーションと言う現象は、広くそれがチャンと正しい現象である、と証明されるまでには10年以上の基礎データの積み重ね、原著論文が世に出ることで初めてエビデンス足り得たのです。

そして、現在では即時荷重と言う直ぐに歯を入れてしまう治療も臨床上沢山行われるようになり、もう直ぐエビデンスと言えるものが確立するのではないか、と私などは期待しています。

かようにエビデンスと言うものは、医療現場では治療方法の指針となり、影響力の多大なものがあるものなのです。

 

しかし、インプラント治療自体が実はエビデンスを持っている、と見做されるまでにはかなりの年月が必要であり、即時荷重に到っては現在論争中、確立中で本当にチャンとしたルール造り、法則性が確立出来るのか危ぶまれているものです。

つまり、エビデンスは常に積み重ねて来たデータから得られるものなので、初めてこの世界に出て来た全く新しい治療方法、概念には判断することが出来ない、と言う弱点も持っているのです。

ここにエビデンスと最先端医療の大きな壁、隔たりがある、と言えるでしょう。

 

そして、現実の世の中には、法則エビデンス通りに治そうとしていたら救えない患者さんが出てしまうのも事実です。

特にインプラント治療では、近年富に即時性、低侵襲性、治癒時間短縮、審美性を患者さんから求められるようになって来ました。

その時にどうするのか。

それは出来ないんですよ、と言って患者さんを諦めさせるか、それとも、患者さんと2人3脚で何とか解決して行こう、と頑張れるのか、ではないでしょうか。

私は、運に導かれて後者の道を選ばざるを得ず、2000年から即時荷重、その直後から抜歯即時植立と絡めての即時荷重インプラント治療に取り組んで来ました。

正直に言うと、私は好き好んでこの道に来た訳ではありません。

私も従来の歯医者同様、エビデンスの根拠を求め、その少し先程度の治療で頑張っているな、と言う歯医者だったのです。

しかし、運命は私にこの道を指し示しました。

2000年のAAP学会、恩師DR.ラムとの出会い。

そこで見せられた凄い即時荷重の症例の数々。

それが切っ掛けになって、本当に偶然にも即時荷重を強く求めている患者さんが来られ、背中を押される形で踏み込んだのです。

 

踏み込んで見たら、この世界、即時荷重インプラント治療の為せる技は、患者さんにとってとても素晴らしい福音となることが肌で感じて分かりました。

何処に言っても断られ、最期の最後に私の元に辿り着いて、即時荷重をすることになったのです。

 

恐かった。

本当に大丈夫なのか、それはそれは恐かったです。

 

何故なら、何処にも資料がない、学びようがない、本の虫である私が勉強する術がない、と言う状況の中で治療する他なかったからです。

今でも即時荷重インプラント治療の教科書のようなものはそんなにありません。

それを2000年当時にしなければいけない、と言う状況に追い込まれたのです。

 

その頃のインプラント界の権威、と言われる先生方は挙ってそんな治療成功する訳がない、そんな危険なことするな、と叱られ捲り、時にはどやされました。

でも、私は第1症例の患者さんから始まって、不思議と直ぐに歯が欲しい、と言う患者さんが尋ねて来られるようになり、症例数は積み重なって行きました。

そこで得た私の感触は、これは行ける、これからはこの方法が主流になるに違いない、でした。

2004年のPRD学会に発表させていただく時に、自分の統計データを取ったら、97%以上と言う従来のインプラント治療と遜色のないデータを残せました。

2007年の再びのPRD学会では同時にGBR骨造成した場合のインプラント治療の統計を取ったら、これも98%と言うデータを残せました。

だから、私にはこの道は行ける、即時荷重はルール化出来ると考えています。

 

しかし、今尚エビデンスのない危険な治療である、とんでもないことだ、と批判をされる場合も少なくありません。

現在ではかなり少なくなりましたが、それでも松元先生は何故そんなに即時荷重して大丈夫なんですか?と質問をされ返答に困る状態でもあります。

正直な答えを言えば、それは私はそれなりに苦労して来ましたから、です。

困難な壁にぶつかる度に、それを解決する方法を編み出して、何とか来れた、と言うのが偽らざる答えです。

 

端的に言えば、私にとっては即時荷重インプラント治療法はエビデンスがあるし、根拠もあって、成果結果を私の考えている通りに進めればチャンと出せるものでしかない、のです。

結局エビデンスと言う言葉は、それぞれの個人個人のデータの積み重ねでしかなく、個人データでしか語れないものなのだ、と私は考えます。

実際に今の私の即時荷重のデータは、ここ2~3年では99%を超えているものですから。

私の医院では即時荷重はルーチン化しています。

これは一つ一つの積み重ね、経験でしか語れないものだ、と思います。

その結果として、私に任せて下されれば、下顎に直ぐに歯が入り2ヶ月足らずでセラミックの歯が入る、と言う従来の半分の治癒期間で治せるし、上顎でも3ヶ月程度で治ってしまうと言う経験を出来るのです。

勿論、骨の状況が厳しい方に関しては、それなりに時間が掛かりますが、それでも普通の治療をされた場合の半分位の治癒期間で治せています。

その裏には、いつも書いていますが超音波治療器の存在、自己血を用いた再生療法の活用もあります。

 

そうやって私は自分の中で即時荷重インプラント治療を一般法則化させることに成功しました。

ですから、私には出来る、と言って憚らないのです。

その為に、生意気だとか頭がおかしいとか言われることもままあります。

でも、2000年から積み重ねて来た実績には嘘偽りは一切ないのです。

 

私は声を大にしていいたい。

即時荷重インプラント治療は可能な時代になりました。

直ぐに歯が入る喜びを患者さん達に沢山沢山提供したい。

この喜びを広く広めたい。

私は本気です。

何処にでも見せに行きます。

誰にでも志しあればお話します。

 

即時荷重インプラント治療が当たり前になる世の中を!

新しいエビデンスの確立を!

心の底から願って止みません。


備えあれば憂いなし、外科医の備え 東京タワーのようにスカイツリーに何かあっても東京タワーがあれば安心

2012年05月25日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

スカイツリーが話題になっている裏で、東京タワーも今後どうなるんだろう、と話題になっています。

その記事によると、ラジオ局の電波塔としての役目はまだまだあるし、色々な想定の中で、万が一の場合のスーパーサブとして東京タワーがあるということでした。

この話題の読んでいて思ったことが、そう言えばうちの外科器具の大さに見学の先生方は皆ビックリされているなー、と思い出しました。

うちの道具揃えは半端じゃないです。

何か珍しい道具、器具があると、私は大抵の場合買ってしまいます。

その器具、道具が本当に使えるのか否かは、実際に使ってみないと分からないし、どれが自分に合うのかも分からないからです。

更に言えば、色々な道具を複数個持っていることで、何かあったときの対処でも困らないからです。

例えば、インプラントホールを形成するインプランターと言う器械ですが、これが故障したらどうなるのでしょう。

当院では当たり前のようにもう1台を持っています。

万が一の時に故障してしまったら普通の医院では多分ユニットか何かの器械で解決をしようとするのでしょうが、私はトルクの調整とかバーのブレとか色々な事がそれでは心配なのでもう1台インプランターを持っています。

実は実際に事前点検では何ともなかったものが、施術中に動かなくなった経験もしているのです。

私位に数多くの手術を日常で行っている者の宿命なのかも知れませんが、嫌な経験ですがそう言う経験もしています。

その時に、リリーフの器械の登場で解決出来ました。

 

天災、事故等は何時何処で起きるのか何が起きるのか、不完全な存在である人には誰にも予測は出来ません。

それでも、我々は仕事に成果、結果を残さなければいけない。

 

昨年の大震災でも、さるインプラントの大家が手術中に地震に襲われた、と聞きました。

その方は、残念ながら手術を中止して患者さんをお返ししたそうです。

しかし、これはインプラント手術だから許される行為であって、命の掛かっている外科手術であったら止められないのです。

大きな病院ではそう言う事態が来ても大丈夫なように非常電源を確保していますし、それによって何とか手術を続行することでしょう。

我々のしている手術なら、そこまでのものでないので中断して次回が有り得るのでしょが、元来手術は始めたらキチンと終了させることが我々に課せられた使命です。

何が起こるのか分からないから、備えだけはして置く、このことなら我々の気持ち、心の持ちよう次第で出来ることでしょう。

ですから、私は器具、器械を複数こんなに持っているんですか?と呆れられる位備えています。

 

備えあれば憂いなし。

これは時代を超えた法則である、と言えるでしょう。

 

東京タワーが50年以上の歴史を経て、主役から脇役へ退いた。

しかし、スーパーサブの心構え、備えをしている、と言うのは実に頼もしい姿だと思います。

しかも、このスーパーサブは50年の歴史を持ち、実績、経験を持っています。

 

日本は世界有数の地震国です。

幸い東京タワーの治世では東京が大震災に見舞われることはありませんでした。

私には徳川家康の霊力と言うのか、お江戸を守る為にした力がある地に建てられていることが関係しているのかも知れない、何て思ったりしています。

それが主役を譲っても尚、健在であることを世に示していることに、非常な安心感を抱きます。

今回ツリーの建った地は東京大空襲で10万人以上の方が亡くなられている地です。

その地に21世紀を担う塔が立つ意味、意義は今後の経過の中で見えてくることでしょう。

幸い、今回も観音さまの霊地の場所でもありますから、幸運に守られて行くのではないか、と期待が持てます。

 

何かがあったら、と心配し過ぎるのも良くないことですが、備えることこれだけやっているのだから何があっても大丈夫、と言う備えをすることが重要なのだろう、と思います。

別に促販をするつもりはありませんが、器具器械には余裕を持って備える、これは誰にでも出来る備えではないでしょうか?

 

東京タワーの記事を読んで、そんなことを思う私です。

 

PS:余計な器具器械は負担になってそれなりに大変ですがね・・・

 

更に追加です。

いつも何事かがあるかも知れないと言う気持ちを持って、安心し切らないこと、誰かが何かをしても自分の所でバックアップして、確認、進んで大丈夫なのかどうかを確かめ、信頼出来る人に確かめて貰う、普段からの習慣が凄くものを言う、これも忘れてはいけないでしょう。

人は万全ではないからこそ、誰もが協力し合う、バックアップする気持ち、備えを持つことも重要です。

??と思ったら確かめる、ある意味誰も信じない、実際の事実だけを見る習慣、とも言えます。

慣れている仕事、慣れに流されないで、常に真新しい心持ちで素直にものごとを見詰め続ける。

これが重要です。

慣れは油断の元、一番恐いのは油断、日常の流れの中にこそトラブルの種は潜んでいるからです。

バックアップの体制さえあれば安心、と勘違いされるといけないので追加しました。

 


5月24日(木)のつぶやき

2012年05月25日 | Weblog
13:54 from gooBlog production
身体の中から歯周病を治す新しい考え方 blog.goo.ne.jp/noritsugumatsu…

20:54 from gooBlog production
抜歯即時植立インプラントの本当の話、患者さんが思っているほど簡単なものではないのです! goo.gl/11d3B

21:24 from Social Sky Park ver2
馬刺しに温泉で決まり! RT 夏の阿蘇で何がしたい?に投稿して100eクーポンゲット! #ana #aso ana.ms/KhIZsy

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抜歯即時植立インプラントの本当の話、患者さんが思っているほど簡単なものではないのです!

2012年05月24日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

歯を抜歯したら直ぐにインプラントを植立するインプラント治療を、抜歯即時インプラントと呼び、今1回きりの手術で終われるから、簡単で楽なもの、と言うイメージで患者さん達に広まりつつあります。

患者さんが抱くイメージは、抜歯したら最初から骨に穴があって、そこにインプラントを嵌め込んで埋めるだけなので、簡単に済む、しかも嫌な手術が1回で済む、と言う理解の仕方をするのが一般的で、それで簡単で楽なんだろう、と思われるのです。

しかし、私は抜歯即時インプラントは非常に難しく、簡単ではない、注意すべきポイントが沢山ある難しい処置である、と主張しています。

どちらが正しいのか、私は極め付けられませんので、具体的に実際の処置の内容、手術のご紹介をして読まれた方に判断いただきたいと思います。

まず、患者さん達が知らないことですが、歯と言うのは元々骨のど真ん中に生えているものではない、と言う事実を知っていただきたいです。

特に、審美的な成果が求められる上の前歯の生え方は、ほぼ骨の表面に張り付いているもので、全く骨の中にはないものなのです。

信じていただけないのかも知れませんが事実です。

なので、抜歯した穴にそのままインプラントを入れても、骨の中に納まっていない、表側は薄い歯肉しかなくてインプラントが透けて歯茎が暗い色になってしまって審美的な治り方にはならないのです。

更に言えば、抜歯すれば歯茎も骨も痩せてしまいます。

そうなると尚更、歯茎からインプラントが飛び出てしまう、ネジが出て来てしまう、と言う審美とは程遠い結果になってしまいかねなくなるのです。

ですから抜歯即時植立インプラント治療は、抜歯した部位に綺麗に歯を再生させるには、骨と歯茎の安定する位置を考えて植立しなければいけませんし、審美的な成果を上げる為にGBR骨の造成、歯茎の再生をするような処置をしなければいけません。

これらの処置を繊細に精密に行うことが求められるから、抜歯即時植立インプラント治療は難しいのです。

他にも抜歯即時植立インプラントが難しい理由が幾つもあります。

抜歯される歯には何らかの原因があって抜歯になる訳です。

その抜歯の技術、繊細さを極めた抜き方、歯茎、骨を傷付けない抜歯術を駆使する必要があるのです。

抜歯即時植立を成功させるには、歯茎、骨をそのままの綺麗な状態に温存することが大切です。

しかし、抜歯は外科手術ですから、歯茎、骨にダメージを与えてしまう危険性がかなり大きいし、従来の抜歯術は殆どの場合少なからずダメージを与えてしまっていたのです。

それでも生体は治癒するし、治ってくれるから患者さんは気が付かないし、何事のなく治ったと信じているのです。

しかし、抜歯即時植立インプラントではそれが如実に結果として出てしまうので、実際にどう言う抜歯をされていたのか、患者さんだけでなく歯医者も再認識されているのが実態なのです。

丁寧に、傷付けないで抜歯することが凄く難しい、このことが難しい理由の一つです。

次に、抜歯される歯に病巣がある場合、その病巣の除去がこれ又難しいのです。

病巣は勿論、感染源ですから、取り残せば患者さんは痛かったり腫れたりして大変です。

事によると、インプラント自体が感染に巻き込まれ脱落し、それと同時に骨や歯茎も失い、リカバリーが非常に難しくなってしまったりするのです。

それを避けるには、病巣を徹底的に取り切るしかありません。

これが実に難しいのです。

何故なら、骨の中と言うのはザラザラ、凸凹しているし、そこに栄養管等の管も走っていて、そう言う所に病巣は入り込んで食い込んでいるからです。

細かな凸凹を追っ掛けて病巣を取り切るには実に細かい作業です。

極小さい器具を用いてこそぎ取って行くしかないのです。

これを面倒臭くなって全て削り取るような雑な仕事の仕方をすると、骨がかなり失われ、歯茎が痩せ易くなりますし、インプラント植立も難しくなります。

勿論、再生させる骨とか歯茎の量も増えますから、チャンとやれる、成果を出せるのは実にハイレベルな仕事になるのです。

抜歯、病巣除去まで完璧に出来たとします。

それでも、まだまだ難しい原因は残っています。

抜歯した部位の骨は必ず斜面になっています。

その斜面に対して、ここが理想の位置だと言う部位にキッチリをインプラントホールを形成するのが難易度の高い処置なのです。

骨が平らであれば、ホール形成は然程難しいものではありません。

しかし、斜面に形成するには、削る器具バーが弾かれてしまいかねない、どうしてもホール形成がずれてしまいがちになるのです。

まだまだ難しいことは残っています。

患者さんは骨は均一で均質なものだと信じています。

実はそれが全くそうではなく、骨の中は密度がバラバラ、硬い所と柔らかい所が混在しているのです。

その中に削り込んで行くのですから、削る器具バーは柔らかい部位へ流されてしまうのです。

流されたら、当然理想の位置から離れてしまいます。

これのコントロールが実に難しいのです。

抜歯即時植立インプラント治療は、更にその先インプラント植立でも最大の配慮をしないといけない点が多数あります。

そこまで言及していると、ブログが長く成り過ぎるので、今日はここまでにして置きますが、私自身が持っているチェックポイントはもっともっとあります。

それらを一つ一つ乗り越えて、大丈夫だとよくよく確かめて作業を進めるのです。

ですから、私は抜歯即時植立であっても、一般的な顎提に対して植立するのと遜色のない成功率、成果を挙げられているのです。

写真だけで見ていては分からない、奥に隠されている色々な沢山のことがあるのです。

そこを理解していただければ有り難いです。

上手に使いこなせれば、この写真のように患者さんがビックリされるような成果を、早く楽に綺麗に出せるのです。

実は、裏を言えば、早く楽にすることにこのような成果を出せる秘訣があるのです。

そのことの解説は、機会がありましたら書きたいと思います。