難しいと言われる審美部位のインプラント治療、先日仕上がりました。
この方です。
とても綺麗に仕上がり、喜んでいただけました。
治療の経過、は以下のように進みました。
歯根破折で、抜くしかない状態になった前歯を、抜歯即時荷重インプラントで処置しました。
一番最初は、こんな感じに仮歯が入ります。
できるだけ歯茎を盛り上がって、中に骨ができるように、意図的にこう言う感じで仮歯を入れます。
最初から、左右対称で綺麗にしてしまうと、セラミック製を入れる時に歯肉や骨が不足してしまうかも知れないので、この時点では、敢えてこう言う状態にするんです。
骨造成したり歯肉作り、抜歯即時荷重インプラント手術しても、翌日お顔は何ともありません。
痛みもない、と喜んでもらえました。
1週間後の状態です。
歯肉がとても綺麗に治り、いい感じです。
手術して1ヶ月で、かなり安定した歯茎ができてきました。
ここから、最終仕上げに入って行きます。
仮歯を手直しして、形を整えます。
セラミック冠の型取りを直後にしています。
手術から、わずか46日後、7週も過ぎてません。
あとは技工士さん任せ、です。
技工士さんが、忙しいのと患者さんと当院の予約が取れる時の関係で、48日後にセラミック冠装着になりました。
その間、真面目な患者さんで、クリーニングに通われ、歯肉の健康を保たれました。
装着直後なので、少し歯肉に血が滲んでます。
そして昨日の状態。
装着14日後です。
とても綺麗に仕上がってます。
左右対称性も取れ、まずインプラントだとは気付かれない仕上がりだ、と思います。
実は、形態再現が意外に難しい感じでしたが、計算通り上手く行きました。
なによりも、真面目な患者さんの性格に助けられた、と正直思います。
そこは、治療の成功を左右する鍵です。
今回の治療を終わり、患者さんから一度も痛い思いをしなかった、辛いことなんてなかった、とお褒めの言葉をいただきました。
なんか周りで聴くと、良く痛いとか辛いとか聴かされてたけど、自分はそんなのなくて本当に良かった、と喜んで下さいました。
正真正銘、手術は1回きりです。
その手術も、痛くない腫れない、身体に優しい方法を徹底しています。
始めから、仮歯も入ってます。
と言うよりも、私のインプラント治療の方法の考え方では、歯茎と骨をできるだけ増やして、仕上げを綺麗に整えるためには仮歯が必要なんです。
そのことを、私は2006年より前から主張し、2007年のPRDボストン学会で報告しています。
長い経験と多くの症例から、従来不可能だと言われて来たインプラント治療を実現して来ました。
それが、今回の患者さんの治療にも活かされています。
インプラントをしたい、嫌な手術は1回きりで、痛くなく腫れないでスムーズに綺麗に治りたい、治したい方は、0337750044までお電話でご予約下さい。
宜しくお願いします。