抜歯した歯です。殆ど歯根がない状態だったのをギリギリまで使いました。
植立したばかりのインプラントの状態です。唇が動くと歯茎が動くので紐状になっている小帯と言う組織を切って離断しています。
手術の終了時です。仮歯を入れて、歯茎とかの処置も終わっています。私にしては珍しくかなり縫っています。
手術の翌日の写真です。腫れが出ていないのが上との写真の比較で分かります。
インプラント手術での恐怖感で、患者さんは手術時の痛みとかを一番気にされますが、実は一番痛んで大変な思いをされるのは翌日の朝目が覚めた時なのです。
手術時には、局所麻酔をしっかりとして行いますから、まず痛んだり辛い思いをされることまでにはなりません。
しかし、自宅に帰り、休んで就寝して、翌朝傷口が疼いたり、時にはズキズキと痛んで、腫れ上がって目が覚めて、鏡の中の自分の顔を見てビックリになってしまうのです。
DRの下にある時にはまだ痛みとか腫れをコントロールして貰えるかも知れませんが、一番恐いのは患者さんご自身に全てを任されてしまった後なんです。
その時に、患者さんは自分が大変な手術を受けてしまった、と言うことに気が付くのです。
私は正直者なので、今日上げた例の写真の患者さんでの実例を見せますが、我々の記録では患者さんは殆ど腫れてないし、痛みの方は全くなかった状態で翌日を迎えられました。
それでも患者さんご自身は少し腫れぼったい感じがする、と言う感想を言われていました。
しかし、外観上気にならない程度であって、全然大丈夫で、何よりも痛みがないことをとても喜ばれていました。
手術に対する恐怖、手術時、麻酔の醒めたその後翌日翌々日、治癒期間中、全てでインプラントは歯茎を弄る治療をしなければなりません。
それを如何にコントロールして差し上げるのか、が痛んだり辛い思いをさせたりしない鍵になるのです。
ですから、歯茎を大きく切り付け骨からべりっと剥がしてするような手術の仕方が、患者さんにとっては一番痛い方法なのです。
更には、骨をそれだけ露出させて空気に晒すと言うこと、捲った歯茎の内側を空気に晒して乾燥させてしまったりすることが、患者さんの手術後の痛み腫れになるのです。
鎮静法とかをして完全に眠っているコントロール下で手術されれば、それは全く意識がないので怖くも何ともないでしょう。
しかし、麻酔が切れ、意識が覚醒した時に、そのDRがどんな手術をしたのか全てが分かります。
特に良く分かるのは翌日の朝です。
手術時に痛くも何ともなくても、その後が辛くて痛くて仕方がなかったら、患者さんは気の毒です。
インプラント手術は痛い、と言う恐怖を変えないと、患者さんは不幸です。
私の手術ではそのようなことへの最大の配慮を10年以上して来ました。
低侵襲即時審美MISインプラント治療こそそれです。
恐怖症の患者さんに腫れ上がる、麻酔切れた後で痛くなる手術はいけません。
今でもインプラント業界では、それぐらいは仕方がない、と言うのが普通です。
恐怖症の患者さん専門と言いながら腫れる手術していて、少しの間だけですよと痛み止めを沢山出して我慢させている所が殆どです。
これでは、本当の意味で患者さんを救っているのかどうか、私は疑問です。
今日出させていただいた患者さんも、辛い思いを全くしないで固定式の綺麗な歯が入るインプラント治療を受けてとても満足されました。
うちでは10年以上前からこれを追究して行って来ました。
インプラント治療に関わる全ての辛いこと、痛んだり腫れたりする可能性のあることをなくす工夫をずっとずっとして来ています。
楽に綺麗に早く治りたい、直ぐに綺麗な歯がインプラントで欲しい患者さんは、ご相談にお越し下さい。
シェアすることにも熱心ですから、DRの見学も随時受けています。
お問い合わせ下さい。
http://www.samurai-implant.com/
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