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インプラント周囲炎からのインプラント撤去、再インプラント即時荷重で審美部位を治す

2019年12月19日 | 即時MI審美インプラント治療の話


こちらの患者さん、インプラント周囲炎で排膿していて、大きな問題だと言うことでご紹介いただいた方です。

手術後4ヶ月半になり

ここまで何とか仕上がりました。

とてもハイレベルで、難しい治療でしたが、上手くいっています。

通常ここまでのインプラント周囲炎になれば、インプラント撤去して、感染源を失くす所からになるでしょう。

一般的治療手順としては、おそらくインプラント撤去、病巣除去、コラーゲン剤による傷の保護、仮歯を部分入れ歯で入れるか隣りの歯に付けて入れるかで待たされるようになります。

傷が治ったら、そこから骨造成GBRを垂直水平の両方向ですることになるでしょう。

その時に、腕の立つ先生ならインプラントを埋めるかも知れません。

そして、仮歯は又入れ歯か隣りに付けたやり方になり、骨造成した関係で仮歯はかなり短くされた見た目の悪い状態で何ヶ月も待たされることになります。

骨造成が1回で済めば良いのですが、足りなければ又追加でやることあるでしょう。

垂直水平両方向に骨造成するのは、相当に難しいことなんです。

ここまでの治療だけで1年間はあっと言う間に過ぎると思います。

その間、仮歯は見た目の悪い状態のままです。

そして、やっと骨ができてインプラント埋入になる方が普通です。

何故なら、感染が大きく、骨がかなり失われているからです。

ここまでの手術をすると、今度は歯肉が足りなくなります。

そうすると、口蓋上顎の裏側の歯茎を切り取って移植する、と言う追加の手術も要ることになるでしょう。

この歯肉の移植手術は、骨造成の手術と同じくらい辛いかも知れません。

しかも、インプラントの部位とは別に傷を作られてしまうんです。

ここまで手術重ねると、インプラント撤去から1年半、2年くらい過ぎてしまうと思います。

そこまでして、始めてインプラントの頭出しの2次オペで、仮歯が付けられる?状態になるでしょう。

更にまだまだ続きます。

仮歯付け、歯冠と歯肉、顎堤のバランス、審美的解決を待たねばならないんです。

歯肉が落ち着くのを待って、やっとセラミック冠の型取りに進みます。

ここに来るまで、2年くらい過ぎ、もしかしたら3年近く経ってるかも知れません。

そして、やっとセラミック冠が付けられるんです。

大変ですよね。


それではとても大変だから、と言うことで、お友達の先生がマツゲン先生お願いできますか?となったんです。

そして、4ヶ月半。

インプラントは安定し、仮歯も顎堤に合わせ、写真のようにここまで整いました。

経過は



お顔は腫れませんでした。

写真翌日です。

お痛みもない、と言ってくれました。

手術翌日です。

ここから、時系列で並べます。









ここまで治って来たので、本日仮歯を仕上げに掛かりました。



で仕上げがこんな感じです。

顎堤との調和が整うように頑張りました。


私の個人的経験の中でも、かなりエポックメイキングな仕事になりました。

本当に難しくて、一所懸命に頑張りました。

あと少しでセラミック冠に行ける、と思います。

又ご報告します。


3年近く掛かるインプラント治療を、4ヶ月で。

嘘のような本当の話です。

骨がなければ、一緒に造ります。

仮歯も見た目悪くないように、すぐに入れてます。

それは経過の写真でお分かりいただける、と思います。

腫れ痛みのない、身体に優しい手術を一所懸命に心掛けています。

だから、1日に幾つも手術はできません。

この方も、半日以上の手術でした。

でも、治癒期間が、8分の1です。

本当に患者さんのためを思い、1回の手術で、できるだけ全部やって治るように頑張ってます。

1回では無理、と言われた患者さんを1回で治して来ています。

抜歯してすぐにインプラントして、骨造成もして、仮歯もできるだけ審美的に入れてます。

患者さんが望むことをできるだけ叶えるインプラント治療、手術をします。


真剣にインプラントをお考えなら、ご相談に来て下さい。

より楽に、より早く、より綺麗に、より短期間に治せるインプラントをします。

0337750044までお電話で、ご予約下さい。

宜しくお願いします。





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