鎌倉への付箋

散策中に記憶に留めた様々な鎌倉を紹介する写真ブログです。
皆さんの次回鎌倉訪問の参考にして頂けたら幸いです。

除魔神事【鶴岡八幡宮】一番乗りで出会った光景とは?

2025年01月06日 | 行事
毎年通うこの儀式。
 
 

1月5日の朝、鶴岡八幡宮舞殿横に一番乗りで到着。これは!除魔神事のリハーサル?
 
 
 

神事では烏帽子に装束姿の参加者がスーツ姿で所作の確認をしていた。
 
 
 
 
 
 
 
 

除魔神事は頼朝が御的始や御弓始と称して行った武家の事始めが起源。
 
 

神事は蟇目の儀と大的式で構成される。
 
 
 
 
 
 
 
蟇目の儀は小笠原流家元、小笠原清基氏が邪悪を祓い清める。
 
 

蟇目の儀の矢は蟇目鏑(ひきめかぶら)、音を発して魔性を退散させる。
 
 
大的式は烏帽子に装束姿の射手6人が直径五尺二寸の鬼の的に矢を射る。
 
 
 
 
開始の掛け声!『おーっ!』
 
 
 
 
 
 
 
 
天下泰平・国家安穏・家内繁昌などを祈念します。
 
 
終了後の所作も興味深い。
 
 
矢の回収も介添え手の役。
 


 
胸紐を結び、手袋を懐へ。
 
 
 
 
 
 
角を折られ逆さに吊るされた鬼の的。
 
 
小笠原流のみなさま、今年もありがとうございました。
 
ブログ内検索で以前の除魔神事も閲覧出来ます。
ご興味のある方はご覧ください。
 
 
 
 

手斧始式【鶴岡八幡宮】今年は諸役の表情にフォーカスを当てて・・。

2025年01月05日 | 行事
鶴岡八幡宮は1191年に大火に遭い焼失したといいます。
 
 
 

手斧始式はその時、八幡宮の再造営時に頼朝が始めたとされています。
 
 
 
 


大工所作の披露は
幣振役 [へいふりやく]、
 

尺杖役  [しゃくじょうやく]、
 
 
 
 

鋸役  [のこやく]、
 
 
 
墨打役  [すみうちやく]、
 
 
 
 
 

手斧役  [ちょうなやく]、
 
 

槍鉋役  [やりがんなやく]の順に進みます。
 
 
 
建築関連業者の1年の無事を祈るこの儀式は鎌倉の正月の一風景です。
 
 
 
 
 
手斧始式のあとは鳶職による梯子乗り


 
 
今年も『鎌倉への付箋』blogをよろしくお願いします。


 
 
 
 
 

謹賀新年【番外編】撮り初めの1枚は雲見海岸から牛着岩越しの富士の峰

2025年01月02日 | 番外編
明けましておめでとうございます。
2025年撮り初めの1枚は元日朝、伊豆の雲見海岸から撮影。
西伊豆は日の出が叶わないので夜明けの牛着岩越しの富士の峰です。

 
宿泊宿はここから20分の場所、堂ヶ島。
 
 

元日、朝食前にやって来たのは何十年ぶりの雲見海岸。
 

幼い頃に家族旅行でここの民宿に泊まった以来だ。
この岩の名前も忘れていた。調べるた牛着岩というんだった。
 

大小の牛の間から堂ヶ島が映るポイントで三脚を立てた。
午前7時前、富士山頂が明るくなって来た。
ウミウだろうか、丁度よいタイミングで空を舞っていた。
 
 
 
 
南アルプスまで見えた元日の伊豆。
今年もよろしくお願いします。