江ノ電の極楽寺駅の向かいの山の中。



その南側は坂ノ下地区、鎌倉パークホテルと134号線のある方角と言ったら分かりやすいでしょうか。




誰かが残したピンクテープを頼りに獣道を登る。尾根に出て海方向へ20分ほどで写真の平場に出た。

息を切らして辿り着いた先に見える鎌倉の青い海。目印にしていた大木は思いの外、迫力があった。


13世紀後半から17世紀中頃、この場所に極楽寺の末寺の仏法寺はあった。
極楽寺の開山に迎えられた忍性は極楽寺切通の土木事業や飢饉のときには救済施設を建てるなどした。様々な慈善救済事業に力を注いだ忍性。
この仏法寺に住んで請雨法を修したという伝えは、江戸前期頃の「極楽寺境内絵図」内に残る仏法寺と請雨池の描写でも分かる。
元弘の鎌倉攻めの地でもあるこの場所は平成18年(2006年)、史跡名勝天然記念物に指定されている。これからの整備に期待しましょう。
極楽寺の開山に迎えられた忍性は極楽寺切通の土木事業や飢饉のときには救済施設を建てるなどした。様々な慈善救済事業に力を注いだ忍性。
この仏法寺に住んで請雨法を修したという伝えは、江戸前期頃の「極楽寺境内絵図」内に残る仏法寺と請雨池の描写でも分かる。
元弘の鎌倉攻めの地でもあるこの場所は平成18年(2006年)、史跡名勝天然記念物に指定されている。これからの整備に期待しましょう。


忍性もその昔見たであろう鎌倉の海を眼下に、持参したお茶を飲みながらふと、ブラタモリの鎌倉の回の極楽寺の大伽藍の話を思い出した。
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この日の撮影レンズ