笹子トンネル事故のニュースが流れていますし、対処ほうなども話されていますが、自分がその場に遭遇すると、パニックになってしまいそうです。
わけのわからない事故にあって、さぞかし無念だった事でしょう。
気の毒で可哀そうで涙が出ます。
誰が、いつ、どこで、遭遇するかわかりません。
「おやじに伝えて、さよなら」死亡の中川さん、最後の電話…トンネル内崩落
2012年12月5日(水)21:45
(産経新聞)
山梨県の中央自動車道笹子トンネルで起きた天井板崩落事故で、死亡した中川達也さん(50)が事故直後、天井板に埋もれたトラックの中から職場の上司に携帯電話で電話をかけ、最後の力を振り絞り両親へのメッセージを残していたことが5日、わかった。
中川さんが勤務していた食品卸会社「海老正」(東京都新宿区)によると、中川さんは事故に巻き込まれた直後、直属の上司である甲府営業所長の携帯電話に数回電話をかけ、2日午前8時18分と39分の2回、伝言を残していた。
「おやじに伝えて、さよなら」。けたたましく鳴り続けるクラクションの音で、大半は聞こえなかったが、唯一、はっきりと聞こえたのが、父親へのメッセージだったという。
その後、中川さんが目的地に時間通りに着いていないことを知った所長は、他の職員とともに何度も中川さんの携帯電話に連絡。正午過ぎに1度だけ本人が出たため、「今どこ?状況は?」と問いかけると、中川さんは「所長助けて」と声を絞り出したという。
中川さんは最後に母親へのメッセージを残し、「さよなら」と言って電話が切れたという。
中川達也さんから事故直後に電話を受けた「海老正」甲府営業所長が、勤務先に経緯を報告するために作成した報告書の内容は以下の通り。原文のまま。●は、非公表の部分。
中央自動車道 笹子トンネル崩落事故
12月2日(日)
朝9時頃テレビのニュースで笹子トンネルの崩落事故を確認。
社員の中川が、都留インター付近の●ゴルフ場に向かっていました。
私の携帯電話を確認したところ、電池が切れており、あわてて充電をして電源を入れたところ、8時18分、39分に留守番メッセージ有り。
内容はクラクションの音が鳴り続けており、なにを話しているか解読できず。
分かった内容は「親父に伝えて、さよなら」だけでした。
10時前に●次長より電話があり、中川がゴルフ場にまだついていないとのこと。
それから何度も中川の携帯に連絡を入れ続けました。
12時過ぎ頃、1度だけ本人が電話に出ました。
私が「中さん今どこ?状況は?」と聞きましたが、弱々しい声で、「所長助けて。○○○…」
わけのわからない事故にあって、さぞかし無念だった事でしょう。
気の毒で可哀そうで涙が出ます。
誰が、いつ、どこで、遭遇するかわかりません。
「おやじに伝えて、さよなら」死亡の中川さん、最後の電話…トンネル内崩落
2012年12月5日(水)21:45
(産経新聞)
山梨県の中央自動車道笹子トンネルで起きた天井板崩落事故で、死亡した中川達也さん(50)が事故直後、天井板に埋もれたトラックの中から職場の上司に携帯電話で電話をかけ、最後の力を振り絞り両親へのメッセージを残していたことが5日、わかった。
中川さんが勤務していた食品卸会社「海老正」(東京都新宿区)によると、中川さんは事故に巻き込まれた直後、直属の上司である甲府営業所長の携帯電話に数回電話をかけ、2日午前8時18分と39分の2回、伝言を残していた。
「おやじに伝えて、さよなら」。けたたましく鳴り続けるクラクションの音で、大半は聞こえなかったが、唯一、はっきりと聞こえたのが、父親へのメッセージだったという。
その後、中川さんが目的地に時間通りに着いていないことを知った所長は、他の職員とともに何度も中川さんの携帯電話に連絡。正午過ぎに1度だけ本人が出たため、「今どこ?状況は?」と問いかけると、中川さんは「所長助けて」と声を絞り出したという。
中川さんは最後に母親へのメッセージを残し、「さよなら」と言って電話が切れたという。
中川達也さんから事故直後に電話を受けた「海老正」甲府営業所長が、勤務先に経緯を報告するために作成した報告書の内容は以下の通り。原文のまま。●は、非公表の部分。
中央自動車道 笹子トンネル崩落事故
12月2日(日)
朝9時頃テレビのニュースで笹子トンネルの崩落事故を確認。
社員の中川が、都留インター付近の●ゴルフ場に向かっていました。
私の携帯電話を確認したところ、電池が切れており、あわてて充電をして電源を入れたところ、8時18分、39分に留守番メッセージ有り。
内容はクラクションの音が鳴り続けており、なにを話しているか解読できず。
分かった内容は「親父に伝えて、さよなら」だけでした。
10時前に●次長より電話があり、中川がゴルフ場にまだついていないとのこと。
それから何度も中川の携帯に連絡を入れ続けました。
12時過ぎ頃、1度だけ本人が電話に出ました。
私が「中さん今どこ?状況は?」と聞きましたが、弱々しい声で、「所長助けて。○○○…」