一口に、菊といっても多種類あり、名を確定するのは非常に難解だ。身近なものとしては、ノコンギク、リュウノウギク、ヨメナ。共に、道端の、日当たりの良い場所に生えている花である。淡い紫色の、上品な色合いで、葉もよく似ている。植物図鑑によれば、葉と果実、花びらを包む総苞で見分けるのだという。そうはいっても、素人の私には、3種の花を一度に並べ、比較しないと難しい。従って、これらの花は、全部まとめて、野菊という事にしている。実際、当家にも、何種類かのキクがあるのだが、名を特定できないのがほとんどだ。
菊は、秋を告げる花であり、日本の風情にぴったり合う。最近、県内各地で、菊花大会と称して、菊人形や大小さまざま、丹精こめて育てられた鉢植えの菊が展示してあり、最高の美しさを誇っている。
菊はまた、目を楽しませるだけでなく、舌も楽しませてくれる。長岡のIさんから食用菊を送って頂いた。鍋に水を入れ、酢を少し加え、サッとゆでる。ザルにあげ、軽く絞り三杯酢で頂いた。「お正月までもちますよ」とのことだったが、あまりの美味しさに一気に食べてしまった。
菊は、秋を告げる花であり、日本の風情にぴったり合う。最近、県内各地で、菊花大会と称して、菊人形や大小さまざま、丹精こめて育てられた鉢植えの菊が展示してあり、最高の美しさを誇っている。
菊はまた、目を楽しませるだけでなく、舌も楽しませてくれる。長岡のIさんから食用菊を送って頂いた。鍋に水を入れ、酢を少し加え、サッとゆでる。ザルにあげ、軽く絞り三杯酢で頂いた。「お正月までもちますよ」とのことだったが、あまりの美味しさに一気に食べてしまった。