啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「秋との距離」

2020-08-30 11:04:47 | 庭の花木
「タカサゴユリ」  ユリ科
 夜空にくっきりと明るい月、まるで明日の暑さを象徴するかのように。そして、それは見事に的中するのだ。暑い! ほんとっ、暑い! 本日も予報最高気温、36℃。太陽の熱が、ギュギュッと凝縮されて、夏の最後の力を目いっぱい振り絞って、列島に襲いかかっている感じ!一方、北海道では、20℃の最高気温というから、何と日本列島の長い事か。
 秋の風や冷気を感じるのは、まだまだ先のことと思うが、季節は着実に進んでいる、と実感していることの一つは、室内に差し込む日差しの長さ。そして、時々目にするシオカラトンボ。シオカラトンボって、今の季節? どんな種類のトンボでも、トンボをみると、少し秋の気配を感じる今日この頃。
 植えた記憶がないのに、あっちでも、こっちでもポツポツ花を咲かせているタカサゴユリ。それもそのはず、その正体は風媒花。種を大量に風散布。白いラッパ状の花、側面にはやや紫がかった筋が入っている。野生化し繁殖力が強いというが、その美しさゆえ、今のところ駆除する気持ちにはなれない。
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