「小野子」という名前の山。そこに妹の文字を加えれば、歴上の人物「小野妹子」になるんじゃない?なんて、つまらないことを考えてしまう。
小野子山は1208m。当家から車で2時間。子持牧場をぐるっと回った林道の「赤芝の姉妹ツツジ」の標識が登山口。ヒノキやカラマツの林をおよそ20分歩くと。軽トラック1台くらいが通れる舗装道路に出る。ここがまた急勾配で、非常に歩きにくい。この道をしばらく歩き、道がカーブしたあたりから左に折れると、ここからが山道だ。雨で掘られた広い沢は、急登。ストックを使い、根っこにつかまりながら山腹を歩く。尾根道を歩いていると、青紫色の上品なリンドウの花が風に揺れている。花を見ると、何だかホットする。登山道を迷うことなく進むと、「高山のゴヨウツツジ」の看板。県指定天然記念物に指定され、別名シロヤシオ。「姉妹ツツジ」で親しまれていたが、妹のツツジは枯れてしまったとのこと。
さらに、30分ほど登ると休憩ポイントの看板。急に展望が開ける。右手に十二ヶ岳と中岳、左手には先日登った子持山を望みながら、「ここが頂上かしら」という思いを何度か裏切られ、アップダウンを繰り返すと山頂到着。
素晴らしい秋晴れ、紅葉も終盤。シジュウカラが時々可愛らしくさえずり、枝から枝へと飛んでゆく。輝く秋の光に、雄大な山に身を包まれ、何という幸福な時間だろう・・。
小野子山は多少の急登はあるが、きつい岩場もなく楽しい山旅。山だから、登って登っての連続だけれど、歩を止めなければ必ず山頂につく。そして、そこには達成感と満足感、山頂からでなければ見えない景色が待っている。

登山道脇に咲いていたリンドウ
小野子山は1208m。当家から車で2時間。子持牧場をぐるっと回った林道の「赤芝の姉妹ツツジ」の標識が登山口。ヒノキやカラマツの林をおよそ20分歩くと。軽トラック1台くらいが通れる舗装道路に出る。ここがまた急勾配で、非常に歩きにくい。この道をしばらく歩き、道がカーブしたあたりから左に折れると、ここからが山道だ。雨で掘られた広い沢は、急登。ストックを使い、根っこにつかまりながら山腹を歩く。尾根道を歩いていると、青紫色の上品なリンドウの花が風に揺れている。花を見ると、何だかホットする。登山道を迷うことなく進むと、「高山のゴヨウツツジ」の看板。県指定天然記念物に指定され、別名シロヤシオ。「姉妹ツツジ」で親しまれていたが、妹のツツジは枯れてしまったとのこと。
さらに、30分ほど登ると休憩ポイントの看板。急に展望が開ける。右手に十二ヶ岳と中岳、左手には先日登った子持山を望みながら、「ここが頂上かしら」という思いを何度か裏切られ、アップダウンを繰り返すと山頂到着。
素晴らしい秋晴れ、紅葉も終盤。シジュウカラが時々可愛らしくさえずり、枝から枝へと飛んでゆく。輝く秋の光に、雄大な山に身を包まれ、何という幸福な時間だろう・・。
小野子山は多少の急登はあるが、きつい岩場もなく楽しい山旅。山だから、登って登っての連続だけれど、歩を止めなければ必ず山頂につく。そして、そこには達成感と満足感、山頂からでなければ見えない景色が待っている。

登山道脇に咲いていたリンドウ