啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「千軒山」(772m)「桐ノ城山」(1042m)

2012-04-11 08:03:29 | 里山

どこの山に行くか迷った。行きやすく、ある程度登りがいのある山。未だ登ってない山。万場(現・神流町)にある低山の千軒山に行くことにした。

「千軒山」(772メートル)は神流町役場(旧・万場町)の前辺り、神流川沿いにある無料の駐車場に車を止めてスタート。塩沢橋を渡ってすぐ、城山道の小さな碑があり、ここから、冬の間誰も歩かなかったような寂しい細道を歩く。最初から急登。20分ほどで小さな祠のある城山(456m)に着く。

ここで、もうルートミス。「祠の北側に下る」とガイド本に書かれていたが、殆ど“獣道”程度の踏み跡を頼りに、大きな一枚岩を巻くように5分ほど下る。道が消え、間違いに気付き引き返す。「小さな祠の北にもうひとつ祠があり、そこを下るとコンクリートの道」というようなことが書いてあった。私の見た祠の手前に、もうひとつあったのが間違いの最大の理由。

ここからは、神流マウンテンラン&ウォークの道標テープもあり順調。杉林の急坂を上り詰めると“アセビの頭”。ロープの張られた急坂を上がると、展望の効かない山頂だった。「一夜ヶ城跡」と書いてある。秀吉の小田原攻めの一夜城は有名だが、こんなところにもあったとは知らなかった。

快適な歩きだったが、ややモノ足らず。かねてから行きたかった「桐ノ城山」(1042m)に車を回す。標識を見つけて車を止めると“山頂まで1キロ、22分”と書いてある。目の前に、丸々と太った若いカモシカが飛び出して驚いた。林道を10分ほど、山道に入って10分ほどで山頂。樹林越しに西御荷鉾山など眺めながらコーヒー付きの昼飯とした。今日のコースは“最悪のショートカット”で、万場の町からの行程約5キロの登山道は、立派な中級コースである。念のため。

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