STORY.9のあとがき、です。
お付き合いくださって、ありがとうございました。
「初めに」でも、触れた気がしますが、
これが最初のお話なので、ちょっとだけ、聞いていただけますか?
アイドルに恋をする。
降って沸いたような、この事態に、一番驚いていたのは、私自身でした。
期限のない、夫の単身赴任生活。
親の手を離れ始めた子供たちの、果てしない反抗期。
姑との、終わりの無い、深くなる一方の確執。
姑の、痴呆(今は認知症と呼びますが、言い方は代わっても、ことは同じです)からくる錯乱。
ツライ、という言葉だけでは、表しきれない私の状況を救ったのは、
一枚のCDでした。
「伝説のアルバム」と、すばる君が言った、あの一枚です。
そこから流れる、すばる君の声に、「いろは・・・」の歌いだしに、
私は、一気に、心奪われました。
あの声を聞くだけで、私の心は、高鳴りました。
あっというまの、恋心。
そう、それが恋だと気づいたときの驚きといったら。
夫は夫のまま、
変わらずに大好きって、
愛してるって、胸はっていえるのに。
どうして、今?
どうして、私は、すばる君にこんなにときめくんだろう?
理由は簡単でした。
私の現実は、私が思ってる以上に、私を追い込んでいました。
現実を忘れさせてくれる、唯一の、人。
彼の声を聞き、笑顔を見ていられるときだけが、
私の安らぐ時間だったからです。
だからこそ、
私の妄想の相手は、すばる君以外にありえないのです。
個人名が出ない表現方法をとっているのは、
私の中で、そこに個人が限定されているから、です。
他の方たちの妄想小説のように、
ノリがいいわけでも、
軽快なテンポや、
おしゃれな会話があるわけでもないのは、
自覚してますが、ムリは出来ません。
文体を変えることも、できないと思います。
私は、私のまま、
思い描いたものを言葉にして、
もう少し、夢の世界で遊びたいと思ってます。
許されるなら、
今後とも、よろしくお付き合いください。
お付き合いくださって、ありがとうございました。
「初めに」でも、触れた気がしますが、
これが最初のお話なので、ちょっとだけ、聞いていただけますか?
アイドルに恋をする。
降って沸いたような、この事態に、一番驚いていたのは、私自身でした。
期限のない、夫の単身赴任生活。
親の手を離れ始めた子供たちの、果てしない反抗期。
姑との、終わりの無い、深くなる一方の確執。
姑の、痴呆(今は認知症と呼びますが、言い方は代わっても、ことは同じです)からくる錯乱。
ツライ、という言葉だけでは、表しきれない私の状況を救ったのは、
一枚のCDでした。
「伝説のアルバム」と、すばる君が言った、あの一枚です。
そこから流れる、すばる君の声に、「いろは・・・」の歌いだしに、
私は、一気に、心奪われました。
あの声を聞くだけで、私の心は、高鳴りました。
あっというまの、恋心。
そう、それが恋だと気づいたときの驚きといったら。
夫は夫のまま、
変わらずに大好きって、
愛してるって、胸はっていえるのに。
どうして、今?
どうして、私は、すばる君にこんなにときめくんだろう?
理由は簡単でした。
私の現実は、私が思ってる以上に、私を追い込んでいました。
現実を忘れさせてくれる、唯一の、人。
彼の声を聞き、笑顔を見ていられるときだけが、
私の安らぐ時間だったからです。
だからこそ、
私の妄想の相手は、すばる君以外にありえないのです。
個人名が出ない表現方法をとっているのは、
私の中で、そこに個人が限定されているから、です。
他の方たちの妄想小説のように、
ノリがいいわけでも、
軽快なテンポや、
おしゃれな会話があるわけでもないのは、
自覚してますが、ムリは出来ません。
文体を変えることも、できないと思います。
私は、私のまま、
思い描いたものを言葉にして、
もう少し、夢の世界で遊びたいと思ってます。
許されるなら、
今後とも、よろしくお付き合いください。