本日は、バレンタインデーですが、
我が家にとっては、
というか、私たち夫婦にとっては、
結婚記念日でもあります。
だから、というわけではありませんが、
本当に、行きたかったんだよね。
今日の武道館。
でも、今頃、すばる君が、歌って歌って、ブチ上げて、
やらかしてくれてる頃だから、
私は、彼の想いを、静かに受け取ろうと思います。
娘のリクエストに応えて、チョコケーキ、作りました。
ちょっとだけ手を抜いて、中のスポンジはレンジでチン!です。
レンジのスポンジは、材料の配合と時間によって、
パサパサしやすいので、
チョコガナッシュでコーティングしました。
上に振りかけたスプレーは、長女には不評ですが、
なにもないと、シンプルすぎるので、
あえて、飾ってみました。
「え~~? やだって、言ったのに!」
案の定、文句がでましたが、
別に、食べたくないなら、いいんだよ?
「食べないとは言ってないもん」
食欲には勝てない長女です。
さて。
写真は、去年の結婚記念日に買ってもらったペンダント。
小さな小さなシューズの形に、
これまた、小さな小さな誕生石がついてます。
これ、かなり、実物は小さいんですけど。
本来は、ベビーの誕生記念に贈るものらしくて、
1本のネックレスに1つのシューズなんですね。
そして、そのシューズの裏に、
名前と生年月日を刻めるサービスがありました。
どうしようか、迷ったのは。
結婚記念日に買ってもらうのだから、
1本にして、私たちのイニシャルと結婚記念日を彫ってもらうか、
それとも・・・。
結局、
ネックレスを2本購入し、1本に2つのシューズを通してもらいました。
ひとつには、長男のイニシャルと生年月日を、
もう一つには、娘らの頭文字だけのアルファベットと、
生年月日を入れてもらって。
夫が考えてた予算よりは、オーバーしてしまいましたが、
20年目、ということで、許してもらいました。
でも今年。
一時帰国がいつもの年より早かったせいもあって、
記念日の「き」の字すら出ることなく、
赴任先へ戻って行ってしまいました。
「毎年、毎年、母だけ買ってもらってるじゃん。
父には、なにか、あげてるの?」
鋭い観察
母からは、特に品物は贈りませんよ、もちろん。
だって、毎日毎日、
至らないかもしれないけども、婆さんの世話をすることが、
きっと父が一番喜ぶことのはずだから、ね。
それでは、その父へ。
読まれることのない、ラブレター、です。
今年で、21回目。
また、バレンタインデーがやってきました。
私たちが結婚して21年。
あっという間の、21年。
毎日毎日、寝起きをともにしたのは、そのうちの7年、ですよね。
息子が小学校入学と同時に、
あなたは単身赴任で、週末にしか戻らない生活になりました。
あなたのいない寂しさから、お義母さんは精神を病み、
息子の精神も、途中、壊れかけました。
今にして想えば、
彼には過剰な責任がのしかかっていたのですよね。
よく立ち直ってくれたものだ、と思います。
周りのお友達が旅行だ、行楽地だ、と出かけては、
たくさんのお土産をもらう中、
娘らは、無茶な我儘も言わずに、ここまで、我慢してきました。
今、私とともに、ジャニーズに夢中になって、
コンサートで遠征できるのが、夢のようです。
4年前から、とうとう海外にまで行ってしまった、あなた。
この4年。
私にとっては、本当に、シンドイ、日々でした。
頼る人のない、
グチる相手のない、
手探りの日々。
生きる意味すら、失いかけた、あの日々に、
輝きを取り戻すことができたのは、
やっぱり、夢中になれるもの、と出会えたからです。
あなたにとっては、気分の良いことではない、と、分かってます。
部屋中に飾られたポスターや、
飽きることなく画面に映る彼らを見る、あなたの表情は、
怪訝そうなものですものね。
でも、それを真っ向から否定せず、
私の好きにさせてくれていること、感謝します。
海外に、赴任する出発の日。
あなたに内緒で、かばんの隅に、手紙を入れました。
見つけましたか?
中身を覚えてますか?
あれが私の正直な気持ち、でした。
今も、変わりはありません。
誰のために、この生活を受け入れているか。
傍から見たら、私のこの生活は、
自分で言うのも、なんですけど、
けっこう、シンドイものだと思うんです。
でも、それを続けているのは。
すべて。
あなたが望むこと、だからです。
あなたが喜んでくれると思うから、です。
私が誰に夢中になっていても、
娘と一緒になって、バカみたいに、はしゃいでいても、
結局は、
現実に、私を抱きしめて温もりをくれるあなたが、
誰より・・・。
だから。
このまま、
もう少しだけ、
夢みる時間を下さい。
大人げない、と笑わないで。
壊れかけた、逝きかけた私の精神を救ってくれた彼です。
命の、恩人なのです。
このまま、出来れば、
彼が歌い続けるかぎり、
私の気の済むまで、自由にさせてください。
あと半年で、5年といわれた任期も終わりですよね。
次はどこへ飛ばされていくのか、
不安はありますが、
とりあえずは、
戻って来てくれますよね。
ともに暮らせる日が来ますよね。
「おはよう」
「行ってらっしゃい」
「お帰り」
「ただいま」
そんな、ありきたりな、普通の会話を、
また、あなたと交わせる日を、待ち望んでいます。
22年めも、よろしく。
今年は、たくさん、あなたと愛を交わせたらいいのに。
我が家にとっては、
というか、私たち夫婦にとっては、
結婚記念日でもあります。
だから、というわけではありませんが、
本当に、行きたかったんだよね。
今日の武道館。
でも、今頃、すばる君が、歌って歌って、ブチ上げて、
やらかしてくれてる頃だから、
私は、彼の想いを、静かに受け取ろうと思います。
娘のリクエストに応えて、チョコケーキ、作りました。
ちょっとだけ手を抜いて、中のスポンジはレンジでチン!です。
レンジのスポンジは、材料の配合と時間によって、
パサパサしやすいので、
チョコガナッシュでコーティングしました。
上に振りかけたスプレーは、長女には不評ですが、
なにもないと、シンプルすぎるので、
あえて、飾ってみました。
「え~~? やだって、言ったのに!」
案の定、文句がでましたが、
別に、食べたくないなら、いいんだよ?
「食べないとは言ってないもん」
食欲には勝てない長女です。
さて。
写真は、去年の結婚記念日に買ってもらったペンダント。
小さな小さなシューズの形に、
これまた、小さな小さな誕生石がついてます。
これ、かなり、実物は小さいんですけど。
本来は、ベビーの誕生記念に贈るものらしくて、
1本のネックレスに1つのシューズなんですね。
そして、そのシューズの裏に、
名前と生年月日を刻めるサービスがありました。
どうしようか、迷ったのは。
結婚記念日に買ってもらうのだから、
1本にして、私たちのイニシャルと結婚記念日を彫ってもらうか、
それとも・・・。
結局、
ネックレスを2本購入し、1本に2つのシューズを通してもらいました。
ひとつには、長男のイニシャルと生年月日を、
もう一つには、娘らの頭文字だけのアルファベットと、
生年月日を入れてもらって。
夫が考えてた予算よりは、オーバーしてしまいましたが、
20年目、ということで、許してもらいました。
でも今年。
一時帰国がいつもの年より早かったせいもあって、
記念日の「き」の字すら出ることなく、
赴任先へ戻って行ってしまいました。
「毎年、毎年、母だけ買ってもらってるじゃん。
父には、なにか、あげてるの?」
鋭い観察
母からは、特に品物は贈りませんよ、もちろん。
だって、毎日毎日、
至らないかもしれないけども、婆さんの世話をすることが、
きっと父が一番喜ぶことのはずだから、ね。
それでは、その父へ。
読まれることのない、ラブレター、です。
今年で、21回目。
また、バレンタインデーがやってきました。
私たちが結婚して21年。
あっという間の、21年。
毎日毎日、寝起きをともにしたのは、そのうちの7年、ですよね。
息子が小学校入学と同時に、
あなたは単身赴任で、週末にしか戻らない生活になりました。
あなたのいない寂しさから、お義母さんは精神を病み、
息子の精神も、途中、壊れかけました。
今にして想えば、
彼には過剰な責任がのしかかっていたのですよね。
よく立ち直ってくれたものだ、と思います。
周りのお友達が旅行だ、行楽地だ、と出かけては、
たくさんのお土産をもらう中、
娘らは、無茶な我儘も言わずに、ここまで、我慢してきました。
今、私とともに、ジャニーズに夢中になって、
コンサートで遠征できるのが、夢のようです。
4年前から、とうとう海外にまで行ってしまった、あなた。
この4年。
私にとっては、本当に、シンドイ、日々でした。
頼る人のない、
グチる相手のない、
手探りの日々。
生きる意味すら、失いかけた、あの日々に、
輝きを取り戻すことができたのは、
やっぱり、夢中になれるもの、と出会えたからです。
あなたにとっては、気分の良いことではない、と、分かってます。
部屋中に飾られたポスターや、
飽きることなく画面に映る彼らを見る、あなたの表情は、
怪訝そうなものですものね。
でも、それを真っ向から否定せず、
私の好きにさせてくれていること、感謝します。
海外に、赴任する出発の日。
あなたに内緒で、かばんの隅に、手紙を入れました。
見つけましたか?
中身を覚えてますか?
あれが私の正直な気持ち、でした。
今も、変わりはありません。
誰のために、この生活を受け入れているか。
傍から見たら、私のこの生活は、
自分で言うのも、なんですけど、
けっこう、シンドイものだと思うんです。
でも、それを続けているのは。
すべて。
あなたが望むこと、だからです。
あなたが喜んでくれると思うから、です。
私が誰に夢中になっていても、
娘と一緒になって、バカみたいに、はしゃいでいても、
結局は、
現実に、私を抱きしめて温もりをくれるあなたが、
誰より・・・。
だから。
このまま、
もう少しだけ、
夢みる時間を下さい。
大人げない、と笑わないで。
壊れかけた、逝きかけた私の精神を救ってくれた彼です。
命の、恩人なのです。
このまま、出来れば、
彼が歌い続けるかぎり、
私の気の済むまで、自由にさせてください。
あと半年で、5年といわれた任期も終わりですよね。
次はどこへ飛ばされていくのか、
不安はありますが、
とりあえずは、
戻って来てくれますよね。
ともに暮らせる日が来ますよね。
「おはよう」
「行ってらっしゃい」
「お帰り」
「ただいま」
そんな、ありきたりな、普通の会話を、
また、あなたと交わせる日を、待ち望んでいます。
22年めも、よろしく。
今年は、たくさん、あなたと愛を交わせたらいいのに。