汚沢の初公判が昨日東京地裁であった。被告汚沢は17:30各テレビのニュースのワイド番組を狙って記者会見した。司会進行は側近の岡島が仕切ってフリーの記者優先だと好みの記者の質問を受けていた。一言で汚沢の態度を表現すれば『盗人猛々しい』の一句に尽きる。被告の意見陳述を記者会見で再び棒読みした。要は検察権力の横暴であって汚沢を政治的に抹殺するのが目的だ、オレは疚しいことは何もないの一点張りだった。記者が国会での説明責任があるのではないかと問うと刑事事件になっているのに何で立法府で説明出来るかと逆ねじ食らわして、三権分立を良く勉強しろと何時もの汚沢の強面に早代わり地金が出た。中国に子分数百人を連れての国辱的オベンチャラ外交で胡耀邦と30秒の記念写真撮る顔との落差には驚く、愛想笑いで顔中歯だらけとは雲泥の差だ。尊師角栄、金丸の汚職事件の裁判を終始傍聴し、常日頃はあの手この手の煉金術を学んでの政治屋人生だった。塀の中に落ちるのは絶対御免蒙ると汚沢には絶対訴追されないように用心と気配りだけは自信満々だった。それが素人の検察審査会が起訴議決したのも癪の種、記者に当り散らしたい心境だったろう。今回の起訴も『4億円』の出所を明白にすれば簡単に済む話が明らかに出来ぬから法廷に立つ羽目になった、あれだけ吠え回っていた汚沢ブルドックが夜腰が痛いと救急車で入院したという。腰じゃなくてアタマだろう、いやカネ冷えで腹が冷えたのが原因かも知れぬ。検察のでっち上げだと言い張る割には三浦事件などの無罪請負人弘中弁護士以下9人とは矛盾せぬか。何が何でもクロをシロにするべく最大の布陣で臨んだ訳だ。幹事長オニオコゼ輿石が汚沢を庇って相変わらず意味のない強弁をしているが、こんなのが山梨で教鞭を執っていた教え子のご感想をお聞きしたいものだ。写真はカモメ、白と黒だ