キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

”麒麟も老いぬれば駑馬に劣る”

2014-01-04 11:23:12 | Weblog

元旦から年甲斐もなく「おれは麒麟になる」と新年会で挨拶したのが生活の党の代表小沢だ。『麒麟』といってもビールの事ではない。恩師角栄にあやかり毎年元日に一族郎党を自宅に召集して、一席ぶって己の政治勢力を誇示するのが恒例になっている。昨年の衆参院選挙では子分達がボロボロと落選したので、今年は現役議員がたったの13名と落選組の連中などで総数40名だった。数年前民主党幹事長時代には3倍の約120名集まったのだから今昔の感がある、天と地だ。女房には三行半を週刊誌に発表され、倅からも疎まれているようだが、これも身から出た錆だ。小沢の剛腕も最早細腕と相成って存在感も感じられない。小沢の手となり足となり献身的に働いた秘書3名中2名の有罪が確定、ただ1人石川のみ上告中だ。体を張って小沢を庇った秘書3名に今後の面倒は見られぬと宣告、使い捨てにした。その中の1名が就職先を世話してくれと懇願しているという。”一将功なりて万骨枯る”これじゃ犬死だ。付いて行くのは余程の阿呆だ、離れる方が賢明だ、”君子危きに近寄らず”と言う。新年会で小沢は「安倍内閣は絶頂のように見えるが、内外は浮かれているような状況ではない。強者の論理に立った内閣は必ず破産する」と批判。小沢自身が関わった田中内閣が疾うに実証済みで、多くの国民が記憶している。またオノレの今後について言及「このまま駄馬となって老い、死んでいくわけにはいかない。古来中国で、良い政治が行われる時に麒麟が出現すると伝えられて来た。私自身も麒麟となって、全力で駆け抜けて参りたい」と党勢挽回の抱負を語った。史記の”麒麟盛壮の時、一日にして千里を駈す。其の衰老に至るや、駑馬之に先んず”からの引用だろう。これだけ子分を落選させては神通力がなかったのがバレテしまった。小沢の下では当選は夢の又夢、これまでと見限って離れしまった落選組も多い。小沢は沖縄県名護市辺野古から9km離れた、宜野座村の所有地に建てた豪華な別荘(女房の手記によれば”小沢は放射能が怖いので沖縄の別荘に逃げていた”と書いている)に蟄居していれば日本の為になる。民主党代表経験者、ポッポ、カン、小沢と有害な言動が多過ぎる。この土地購入も将来基地が辺野古に移転後、値上がりするのを見込んで、2005年に52000平方メートル(1万7千坪)の原野を入手した。衆議員議員の不動産屋だけの事はある。写真は蓮田の枯れたハス。下は落ち葉、どれも落選後に似ている。