草加市内の駅前や公共施設などの防犯カメラの設置状況や運用状況などをまとめました。
草加市内4駅周辺では、草加市役所くらし安全課が管理する防犯カメラが125台設置されています。設置場所は駅前や周辺の幹線道路など様々で、各駅の区域ごとに以下の通りとなっています。
- 谷塚駅周辺:22台
- 草加駅周辺:49台
- 獨協大学前〈草加松原〉駅周辺:31台
- 新田駅周辺:23台
【参考までに…】
駅周辺以外にも、各部局が管理する防犯カメラは市内各所に設置されています。2022年度時点では、主に草加市役所みどり公園課が所管する公園に10台、草加市教育委員会が所管する小中学校に131台及び公民館等に26台、市役所庁舎や出張所等に25台、消防署や浄水場・水道局等に24台、その他8台などが設置されています。
■捜査など警察への画像提供1590時間
くらし安全課が管理する防犯カメラ125台について、犯罪捜査などで警察からの照会により防犯カメラ画像を提供した照会実績は合計168件、画像提供時間数は約1590時間だったとのことです。そのうちの818時間(約51%)が草加駅周辺でした。
■防犯カメラの設置・運営コストは1台8万円
草加市役所くらし安全課が管理する防犯カメラ125台はリースにより設置しています。年間のランニングコストは、使用料及び賃借料979万6135円と電気代46万6299円を合わせた1026万2434円です。カメラ台数125台で割ると、1台当たり8万2099円の設置・運営コストがかかっていることになります。
■2025年度のリース更新に向けて
草加市役所くらし安全課が管理する防犯カメラ125台は2025年度の秋頃にリース期間が終了します。
防犯カメラの設置は、令和4年度草加市民アンケートでも「防犯対策として強化されるとよい取組」の第1位(59.6%)にあげれられるなど、市民からのご要望が多く寄せられる施策です。一方で、住民のプライバシーやコスト面の課題などに対する懸念の声も寄せられる施策でもあります。いずれにしても住民合意が不可欠であり、草加市役所でも2025年度以降の在り方について検討が進められています。今年度から来年度にかけての議論が非常に重要となっています。
※データは全て2022年度実績です。
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