今日の市議会で「難聴者のための補聴器助成制度の実施を求める請願書」が可決しました。「草加の社会保障を良くする会」が議会に提出された請願で、私たち市民共同議員団は紹介議員の筆頭会派として尽力しました。
私たち市民共同議員団では、斉藤雄二議員が2019年度に議会ではじめて同補助実施を求める質問をおこない、国に対する公的助成の検討を求める意見書を提案(可決)するなど取り組みを進めてきました。
引き続き、市民の声にもとづく制度の創設をめざします。
⇓請願全文⇓
難聴者のための補聴器助成制度の実施を求める請願書
趣旨
日ごろ、市民生活の福祉向上のため、ご尽力いただき感謝申し上げます。
さて、高齢になると多くの人が難聴になると言われています。難聴になると、外出を控え、人との交流も減ってきます。こうしたコミュニケーション能力の低下が、認知症やうつ病の原因となることが耳鼻科医などから指摘されています。難聴の早期診断ならびに補聴器を積極的に使うことによって、生活をより快適にし、認知症の発症率を低下させることが期待できます。
しかしながら補聴器は医療機器で高額です。必要な人が誰でも補聴器を使えるようにすることが大切だと考えます。
草加市議会においては令和元年9月20日に、「加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的助成のあり方について検討を進めるよう求める意見書」をすでに議決しておられます。敬意を表するとともに、あらためて草加市で補聴器購入助成制度を創設して頂くことを請願いたします。
以上のとおり、地方自治法第124条の規定により請願書を提出します。
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