iPod touch 5thのHipstamaticで変わったこと

iPod touch 4thから5thに変わって色々と違いが出てきました。 広角気味になったのが原因かもしれないみたいな違いが。

Wattsレンズを使うと、四隅に紫の露光漏れみたいなのが出るようになりました。4thでもあったみたいなんですが、ごく僅かで、意識して見ないとわからないレベルでした。ちなみにこれはiPad 3でも微量でした。



ご覧の通り結構激しい色で、最初はバグかと思いました。Instagramなどで検索すると、程度の差はありますが、皆さんかぶってらっしゃる。どうやら仕様らしい。

念のために、作風がこのレンズのモデルになったBen Wattsで検索すると、四隅が紫の写真が見つかりました。



でも、これは再現しなくてもよかったな…。

WattsレンズとコンビでリリースされたBig Upなど、フチの幅が広いフィルムを使ってごまかすしかないですね。

同じような現象で、John Sレンズで撮ると縁が黒っぽいというのも発見しました。



これは4thでも時々発生してましたが、5thではほぼ100％出ます。

John Sはデフォルトで入ってて、一番最初からあるギアです。当時は太めの縁付きのフィルムしかなかった。縁から濃い色が微妙にはみ出す効果を狙ってこういう設定にしたんじゃないかなあ。後にFreedom13とか縁なしフィルムが出てきておかしなことになったと。

しょうがないので、Pistilなどの太いフチのフィルムと組み合わせてます。Instagramでもそうしてる人が多い。

最後にFoxyレンズの発見を。

Foxyといえば、やや赤紫っぽくなるレンズですが、5thで撮ると黄色と水色が斑にうすーく乗ってることがあります。



仕様なんでしょうけど、この効果はどこにも書いてない気がする。解像度が上がったからか、カメラの内部処理的な何かの違いでそうなるのか、理由は不明ですが、こういう奥の深さ？がHipstamaticの魅力なのかもなと思いました。

iPod touch 5をiOS7にしてみた

しばらく様子を見て、V.7.0.3くらいになってからバージョンアップしようと思っていたのだが、iOS7にしないとアプリの更新リストが出ないとか、HipstamaticにiOS7専用のPakが出たとかで、やむを得ずiPod touch 5をiOS7にしてみた。

意外にカクカクとかはないんだが、起動時のアニメなど、操作毎のワンクッションがウザいね。特にtouchは速写用なので、あのアイコンが並ぶまでの時間でイラっとする。

カメラ関係では、カメラロールの背景が白なのが困るね。一枚表示では黒にも切り替わるけど。

標準のカメラの、静止画とビデオの切り替えの触るところが小さすぎてやりにくい。

まだ7に対応してないアプリで文字入力しようとすると、旧来のキーボードが出てくる。それと新しいキーボードを比べると、まあ7のがデザインとして新しいのかなと思わなくはないが、ボタンではなく文字列を押させる手抜き工事は、Vista以降のWindowsみたいだ。

でも一番だめなのはiTunesだった。アプリをドラッグできない。PC上で並べ替えができない。更新のチェックで何度も失敗する。認証もなんだかおかしくて、何度も何度もパスワードを入力させられた。

iMovieやiPhotoはもらえた。使うかどうか分からんが。

Hipstamaticは270になってiOS7とデザインを合わせてきた。さらに「7Pak」というiOS7風のケースと三色のフラッシュのセットが出た。一応買ってみたが、フラットデザインのケースは気分が出ない。フラッシュは均一に色かぶりさせるタイプで、あまり面白くない。

デザインでは遅れをとったことのないアップルが、iOS7で初めて世間からダサいと言われている。これが終わりの始まりになるような気がするが、果たして…。