ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

安定という幻想

2007-10-05 08:09:56 | 不動産鑑定
本日の天気はけっこー久々の

セルティックはホームでなんとか勝ったけど、PKはいたかった。。アウェイではめちゃめちゃ弱いからなぁ。。

さてさて、ウチにアルバイトに来てる最高峰T大生(なぜウチに来てくれてるのか不思議なんだがな)もついに来年から某大手不動産会社に就職することができそうで何よりなんですが、いやはや売り手一辺倒かと思いきや、意外とシューカツも「二極化傾向」にあるようですね。

なんでも、内定が複数出やすいのは、他社内定が出たことを告げるとライバル社が負けじと内定を出すってパターンだったらしく、この他企業の内定を武器にする学生がケッコー多かったようです。

かと思えば、大手ばかりを狙って何社も受けたけどことごとくダメで、挙句の果てに親戚に「今年は売り手市場なんでしょう?」とか問われて肩身の狭い思いをするヒトもいたみたい。

基本的には、今も昔も変わりなく、臨機応変に受け答えができる学生が複数の内定を獲得し、そうでない学生が苦労する、と。

ただ、以前よりもパイが広がって複数内定獲得者が増加した分、その差が目立っちゃうってことらしい。

問題はそれでも「売り手市場」を鵜呑みにして、あこがれの企業しか見えなくなってしまう弱さ。

最近の学生の特徴としてよく巷で言われているのが「半径1mの幸せ」というヤツで、手の届く範囲の快適性をヒッジョーに強く重んじるという、チョー安定志向なライフスタイル。

やりたい仕事がわからないんなら給料のいい大企業がいいや、ってな感じですな。

わかるんだけど、あまりにも分かりやすすぎるその短絡さに付き合いきれねぇことこのうえないんだが、彼ら・彼女らが育った環境を考えてみれば「なるほどな」と思う面もある。

親が勤めていた会社で配置換えやリストラを経験していたり、はたまた自営でやってっとこでもライバル社にゴソっと仕事もってかれたり、なんて目の当たりで見てたらそりゃそう考えるようにもなるだろう。

これに「ゆとり教育」が拍車をかけてんじゃ、もう変更不可だわな。

どんな道を歩もうと、気づくときは必ずくるんだが、それまでは老いも若きもある種の幻想(最近すすめられた本の中では「見たい現実」って表現されてたっけ)を抱き続けるんでしょう。

まぁ、落ち着いてがんばりやぁ。
コメント
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