ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

モノ言いには、気をつけろ

2007-10-16 08:49:53 | 不動産鑑定
本日の天気は

てことで、昨夜もグデングデンなわたくしです。

ま、なんとかシャンとしてるように見せてますが。

と、思いながら新聞の社会面に目を通すと

「パワハラ自殺」労災初認定 上司の暴言でうつ病

という記事が。

なんでも、判決では、「上司から人格否定の言葉が発せられることの部下の心理的負担は、上司との通常のトラブルより重い」と評価。「係長の言動がうつ病発症と自殺の原因になった」としたそうです。

んで、肝心の判決が認定した上司の暴言は主に以下のとおり。

「存在が目障りだ、みんなが迷惑している。御願いだから消えてくれ」

「肩にふけがべたーっとついている。おまえ病気と違うか」

「どこかへ飛ばされようと仕事しないやつだと言いふらしたる」

「おまえは対人恐怖症やろ」

「おまえは会社を食い物にしている、給料ドロボウ」

「クルマのガソリン代がもったいない」

「病院の回り方がわからないのか、勘弁してよ。そんなことまで言わなきゃいけないの」

「誰かがやってくれるだろうと思っているから、何もこたえていないし、顔色ひとつ変わっていない」


自殺された方と実際に話したわけでもないし、見たこともないし、一方の言った側の上司の口調や態度なんかもサッパリわかりません。

けど、あきらかに業務と関係ない、個人的、かつ、身体的なことを言ったとするならば、それはあってはならないことだと思います。

しかも、おそらくですけど、自殺するまで追い込まれているくらいの方だったとすれば、出来ずとも、その業務につき、なんとか一生懸命がんばろうと努力はしていたんじゃないのかと考えます。

もしもそんな状況下、上記の言葉を投げられたら、そりゃやっぱりショックでしょうね。

ただ、ですよ。

ケースバイケースって気も一方ではします。

たとえば、この中の「誰かがやってくれるだろうと思っているから、何もこたえていないし、顔色ひとつ変わっていない」という言葉は、普通に業務をこなしているんだけど、もうひとつ伸び悩み、だが本人ではどうしたらよいのかよくワカラナイ、そんなときに投げかけられた言葉だとしたら、ややキツイ言い方かもしれないけれど、「ハ」っと本人がひらめいたり気づいたり反省したりすることもあるかもしれません。

受け止める側の状況を見極めるということが、一番重要だし、ジャスト・イン・タイムで効率的にアドバイスをしてあげれることが何よりも組織が向上する原動力となるハズ。

もろもろ、自分も省みる、そんないいきっかけになるといいなぁと思います。
コメント
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