ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

存在意義

2007-10-17 08:26:37 | 不動産鑑定
本日の天気は

今朝でてた首都圏マンション販売、単価上昇で12.1%減・07年度上期というニュース。

記事の内容は読んでもらえればそれでヨイとして(新聞紙面の方には建築基準法の改正も少なからず影響を与えているんじゃないかという趣旨の話が載っている)、先日、業界にも詳しい諸先輩方とお話をする機会があったんですけど、不動産屋は結局のところ、調子のいいときは滅法強気で、ちょっと悪くなると一斉に「ダメ、ダメ」と言い出すし、逆にその「空気を読むチカラ」がなければ商売にならない、なる類のお話を拝聴致しました。

コレにしても、イクとこまでイって売れなくなったら限界だね、みたいな話なんで、タクシーの運ちゃんの話とまったく変わんないんだよね。

「最近、景気どう?」

「いやー、まったくダメだねぇ」

みたいな。

1社、2社が、やれアソコの土地をアンだけの金額で買ったとか、どんだけで売り抜けたとか、そんな類の話を聞いて、「だからアソコはこの価格なんだ」みたいなことを言えるのか言えないのか。

こうやってエンドはてめぇの生活のために真剣に考えて買う買わない決めるワケだから、そんな業者の言うことばっかり、不動産ばっかりのアタマでいたら、不動産鑑定士なんていらない、と。

本当にそう思います。
コメント
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