本日の天気は
要人あらわるで、今朝から騒々しいっすね。
さてさて、伊坂幸太郎氏が2008年の本屋大賞を受賞されたそうで何よりです。
わたくしは諸事情より、ここ数年間、よっぽどのことがない限り私用の本の購入を控えてて、読みたい本はことごとく図書館で借りることにしております。
ただ、自宅近所の図書館には伊坂氏の本がたっぷりと置いてあるワケではないので、残念ながら最近はすこし遠ざかっておりました。
いまでも「オーデュボンの祈り」は衝撃的で(最初はたしか再婚した年の年末あたりだっけか。この頃はまだ買って読んでたりしてたんだな)、あー、自分より若いヒトでこんな面白いの書くヒトがいよいよ出てきたのかー、オレもがんばんなきゃなーとか思ったモノです。
もう作家歴はなんだかんだで10数年にも亘ってますから、月並みな表現ですが、今まさにアブラのノった時期にさしかかったところなんじゃなかろうかと、そう思います。
2年前の同賞ノミネート時(このときは「魔王」でノミネート)のインタビューの中で、「ついに来たかという気分ですよね。『魔王』はそういう緊迫感を感じながら書いていたんですよ。大洪水が来る、みたいな。僕自身はその洪水に抗えるほど強くないけど、洪水の中でも倒れずに立っている一本の木のようなものに興味があるんです。」
と語っていらっしゃいます。
たぶん、同じような年代だからなんでしょうね。すごく共感します。
最初はなんだかわかんないんだけど、世間一般が浮かれてて守られていたところ、突然なにかがはじけた拍子に、やたらと風当たりが強くなり、気づくと「じゃ、あとは独りでなんとかしてね」てな具合に豹変。
最後は自分でなんとかするっきゃないよなーと思わざるを得なかった世代ですよ。
自分もね。
その木のように、なれないかもしれないけど、一歩でも二歩でも近づければいいなぁ、なんて今でも考えております。
何はともあれ、受賞、おめでとうございます。
要人あらわるで、今朝から騒々しいっすね。
さてさて、伊坂幸太郎氏が2008年の本屋大賞を受賞されたそうで何よりです。
わたくしは諸事情より、ここ数年間、よっぽどのことがない限り私用の本の購入を控えてて、読みたい本はことごとく図書館で借りることにしております。
ただ、自宅近所の図書館には伊坂氏の本がたっぷりと置いてあるワケではないので、残念ながら最近はすこし遠ざかっておりました。
いまでも「オーデュボンの祈り」は衝撃的で(最初はたしか再婚した年の年末あたりだっけか。この頃はまだ買って読んでたりしてたんだな)、あー、自分より若いヒトでこんな面白いの書くヒトがいよいよ出てきたのかー、オレもがんばんなきゃなーとか思ったモノです。
もう作家歴はなんだかんだで10数年にも亘ってますから、月並みな表現ですが、今まさにアブラのノった時期にさしかかったところなんじゃなかろうかと、そう思います。
2年前の同賞ノミネート時(このときは「魔王」でノミネート)のインタビューの中で、「ついに来たかという気分ですよね。『魔王』はそういう緊迫感を感じながら書いていたんですよ。大洪水が来る、みたいな。僕自身はその洪水に抗えるほど強くないけど、洪水の中でも倒れずに立っている一本の木のようなものに興味があるんです。」
と語っていらっしゃいます。
たぶん、同じような年代だからなんでしょうね。すごく共感します。
最初はなんだかわかんないんだけど、世間一般が浮かれてて守られていたところ、突然なにかがはじけた拍子に、やたらと風当たりが強くなり、気づくと「じゃ、あとは独りでなんとかしてね」てな具合に豹変。
最後は自分でなんとかするっきゃないよなーと思わざるを得なかった世代ですよ。
自分もね。
その木のように、なれないかもしれないけど、一歩でも二歩でも近づければいいなぁ、なんて今でも考えております。
何はともあれ、受賞、おめでとうございます。