ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

必ずやってくる

2023-11-16 05:57:20 | 不動産鑑定
本日の天気は

へー。海中でも(いや、海中だからか)こんなに揺れるというか揺さぶられるんですね



普段、われわれが仕事をするとき、たとえば都内の物件調査なんかの場合に「地震に関する地域危険度測定調査」と称されるレポートを利用することがございます。

そのレポートには、都内の市街化区域の5,200弱にものぼる町丁目について、それぞれにおける地震に関する危険性を、
・建物倒壊危険度
・火災危険度
・災害時活動困難係数
・総合危険度
について5つのランクに分けて、相対的に評価している。

色分けなんかもされてるんですけど、あまり詳しくは申し上げられないものの、たとえばわたくしめの住んでるエリアは細街路だらけの木造建物密集地域なので、火災危険度は真っ赤々です。

とはいえ、地盤はそこそこ強いので、道路が広いところは危険度が低く示されています。

他にも液状化による建物倒壊量に基づく度合なんぞもあって、結局のところ、そーゆーエリアに市場参加者が多く集うのか否かというテーマを持って地価形成の一面を分析しようということなんですな。

いまは物価も、そして地価も年々上昇基調にある最中ですから、当然のことながら購入しようともなかなか普通には買えないってな事情もあり、結果、こうした自然的条件が相対的に劣る、あるいはインフラ整備が不十分で元々の地価が廉価なエリア内の物件がボチボチ売れていくようになる。

なので、こうしたエリア内の物件地価までもが上昇すると。

災害ってね。忘れたころに必ずやってまいりますので、各々の考えた次第ではあるものの、よーく考えるべき事項ではあると思います。





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