若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

スパイダーキライダーマン

2010-07-18 10:19:01 | 日々雑多
私は、ごく一般的な女性レベルに虫が嫌いです。
二代目、ごく一般的な感じで、我が家の虫退治係です。

が、二代目は何だか小さい頃のトラウマがあるらしく、クモだけは大っ嫌い。どんなに小さいクモでも一瞬彼がビクっとするのが分かるほどです。だから、我が家ではクモだけは私の出番。虫の中では無害な印象が強いので、窓際で見つけて、比較的時間に余裕があるときは、うまく誘導して逃がしてやるほどの余裕もあります。

就職活動をした夏。「とりあえず第一面接にお越しください」と言われたはずなのに、その日の内にいきなり役員面接にまで到達してしまい(入行してから、それが人事のやり方なんだと知った)、『実家から通える』が応募資格に入っていたので(今思えば、なんだそりゃ、って資格だけど)、「栃木ご出身のようですが…」と言われた瞬間に、「目黒に祖母がおりまして、同居予定です」と咄嗟に言ってしまいました。それから祖母に頼み込み、1年半、不思議な同居生活を送りました(よく引き受けてくれたと今でも思う)。

飲んで、夜中に帰宅し、電気をつけたら、突然黒い物体がビューーーンと空を飛びました。私は天地も裂ける悲鳴をあげ、祖母が寝室から箒を持って飛び出してきました。「おばあちゃん!」と助けを求めると、必死の形相で格闘、私に安眠の夜を与えてくれました(翌朝、遅い帰宅とセットで叱られたけど)。

愛情さえあれば、虫なんか怖くないさっ!二代目よ、これからもクモ退治は私が担当してあげるから、安心せいっ!