若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

You Can Fly !!

2008-07-18 11:02:33 | その他
『21 ジャンプストリート』という連ドラ(1990年頃)に出ていた頃から(ベビーフェイスなため、青少年を取り締まる課に配属される刑事という設定。なんか、最近日本でもこういう設定の連ドラあるみたいですね)、ジョニー・デップのファンです。

昨夜、二代目が出張で珍しく一人ぼっち。「ソファに根っこを生やすんだ」と宣言して、ダラダラした夜を過ごしました。その時間の中で見た映画が「ネバーランド」。今まで何となくお涙頂戴的な映画なのかと避けていたのですが、とてもイイ映画でした。生れて初めてみたミュージカルが「ピーターパン」。ピーターやウェンディが空を飛んだ瞬間に、「うわぁぁぁぁ」と魅せられたあの気持ちが、今でも私をミュージカルに連れて行く原点だと思っています。ピーターパンは私にとって、そういう意味でも大切な作品です(ブロードウェイでも観ましたが、そのときはケチって安い席を購入。近所のハイスクールの演劇教室みたいな子供達に囲まれてしまい、ウォークマンから漏れ聞こえるドラムの音に邪魔されて、あまり楽しめませんでした)。

今度、ティンカーベルを主演にした映画をディズニーが作るそうです。ティンクは私の中では、愛する男性のために尽くし、見守り、戦う大人の女性のイメージがあります。どんなストーリーになるのか、今から楽しみです。

妄想癖

2008-07-16 12:02:09 | その他
アン・シャーリーほどではありませんが、勝手にストーリーを空想して遊ぶ癖があります(それを世の中では妄想癖というかもしれない)。先日の地下鉄内で、私の前に立った男女二人組の会話。

男:本当に?2回も?
女:そうですよー。1回は駅で、もう1回は電車で。
男:声かけてくれればいいのにー。
女:だって、私のこと、分からないかな、と思って。
男:分かるよ。だって、今日すぐ分かったじゃないですか。

たぶん~、OLさんが取引先の営業マンを通勤途中で見掛けたけど、声はかけずにいて、今日は営業マン側が気付いて声をかけたのかな。実は営業マンはちょっとその女性がかわいいな、と密かに思っていて、超ラッキー!と思って早速声をかけたのかな。女性側は特に何とも思ってなくて、「微妙な知り合いに電車で声をかけると、その後話題を探さなくちゃならないから面倒」で、つい知らん振りをしちゃってたのかな。でもでも、もしかして、今は「結構、この人いいかも」くらいに思っちゃってたりして。営業マンの方は、声もでかくて高くなっちゃっているし、敬語と友達コトバが混ざっていたりして、明らかに舞い上がってるしなー……。よし!営業マン、がんばれ!この後、飲みに誘うんだ!!

と、こんな感じに、私は勝手に楽しんでしまう。変かな。

注:アン・シャーリーとは、『赤毛のアン』の主人公。妄想癖があります(ただし、私のような下世話な妄想ではなく、美しい空想の世界を展開するんだけど)。


反省と学習

2008-07-15 11:14:54 | その他
東京のお盆、二代目の師匠のスタジオへお使い、友人と食事、買い物(バーゲン!夏は音楽会が目白押し!当然、靴を買わなくちゃ!?)……などの用事で、東京へ日帰り。最終の東武線りょうもう号(という特急。私は子供のころから『ロマンスカー』と呼んでいたけど、二代目が笑うので、最近は『特急』と呼んでいるけど、本当は『ロマンスカー』という呼び名が、「今日はどこか遠くへ行くんだぞ」的なわくわくがあって好きなんです)に乗りました。

夜の特急に乗ると、窓の外が真っ暗です。昨夜は昼間からの暴食(ランチの後、ケーキ2個。夜も友人とボリューム満点のパスタにピザ。お腹が吃驚してしまったかな)がたたったのか少し電車に酔ってしまい、本を読めなかったので、窓の外を眺めていました。

夜は景色が見えないので、退屈……かと思いきや、面白いんですね、意外と。というのは、窓の中が丸見えなんです。電気がついてカーテンを閉めていないと。リラックスしてテレビを見ている姿や、ゴハンを食べているのか集まっている家族など。勿論、ビューンと走る電車からなので、なかなか見えないのですが、「本当だー。窓の中って意外に丸見えだー。」と認識を改めました。

というのも、いつも二代目に注意されていたのです。夜は窓の外から丸見えなんだから、気をつけなさい、と。「だーいじょうぶだってー。」といつも笑い飛ばして、お風呂上りなども気の抜けた格好でウロウロしていましたが、もしかしたら肉眼圏内の本屋さんの窓から、アフリカのジャンボさんだったら、テレビに向かって妙な格好(Wii Fit)をしている私がハッキリ見えちゃうのかもしれません。これからは、少しは気をつけようと反省しました。

体験に基づいた反省と学習の日々。素晴らしいでしょ。




朝までテレビ三昧

2008-07-13 11:14:38 | その他
久しぶりに仕事でもないのに、夜更かししました。

炎天下での作業で疲労困憊の二代目が早寝してしまったので、DVDでも見ようかなーと思ったら、Movieチャンネルで『ブリジット・ジョーンズの日記』をやっているのに気付いてしまい、まず2時間。その後、借りてきていたDVD『ONCE』を鑑賞。ところが、期待ハズレで(勿論、映画の好みは個人差が激しいので、興味のある方はどうぞ)、そのまま寝るのが惜しくなりました。

『ブリジット……』で、やっぱ、コリン・ファース、かっこいいなー。『ラブ・アクチュアリー』見ちゃおうっかなー。なんて思っていたら、Movieチャンネルで何やら怪しい映画が始まって、つい見てしまいました(朝になって調べました。『荊の城』というイギリスの新進ミステリー作家の作品でした)。とにかく暗くて、参ってしまいました(映画としては面白かったけど)。

それでもまだ気が済まなくて、土曜日の深夜テレビをパチパチしていたら、一時期話題だった『Sex and the city』というアメリカのシットコム(連ドラ)をまとめて放映していました。ものすごい人気だったらしいのですが、トライしていなかったので、いい機会だと思って3話ほど見たのですが……。昔はアメリカのシットコムって面白い!と大好きだったんだけど、『デスパレートな妻たち』に続き、全く面白くなくて、ガッカリしてしまいました(当然、ココも個人差がありますので、あしからず)。

そんな訳で、強烈に寝不足なのに、満足感の少ない日曜日の朝なのでした。はぁ。




夏だ!名古屋だ!!

2008-07-12 12:02:42 | その他
一時期、『まつもとん』というニックネームで呼ばれていました。そう呼ばれる度に私の頭には『矢場とん』が浮かんでいました。名古屋で有名な味噌カツ屋さんです。最近、この名店のコピー店が韓国で見付かったそうで、ニュースになっていました。いやー、見事にソックリで驚きました。日本からの観光客は間違いなく韓国支店だと思ったでしょうね(⇒『韓国でトンだ模倣』 asahi.com)。

「観光で2回、名古屋に行った」と話すと、名古屋出身の人でも「え、なんで?」と言います。が、とても楽しいエキサイティングな街です。

食べ物系だと、ひつまぶし、きしめん、手羽先から揚げ、天むす……と美味しいモノが目白押し。中には、生クリームやあんこのスパゲティなどという恐ろしい代物もあるようですが、食べ物に対してチャレンジングな精神が面白い。

それと、名古屋には魅力的なキャラクターも沢山。まずは、金の鯱。船を金シャチがガバっと噛み付いたような遊覧船に一目惚れして以来、大好きで。駅から少し歩くと、コンバトラーVの女子バージョンみたいな巨大な人形(ナナちゃん)が商店街にズッドーン。その股下で普通に待ち合わせをしている名古屋の人々は凄いと思います。それと、数年前に世の中と我が家を虜にした「モリゾーとキッコロ」。二代目は、紙の切れっ端に描かれていたモリゾーとキッコロを大切に宝物棚に飾っています。

そんな訳で、皆さん、お待ちかねの名古屋場所が明日から始まりますよ。琴光喜関の地元ですよ。さぁ、暑い夏が始まるぞ!

命の恩人

2008-07-10 13:06:37 | その他
すっごい多忙な方がブログに書いていました。
「青い空を、青いね、キレイねと言えるうちは大丈夫」と。

先日、信号待ちの車内。田舎道で、信号待ちしているのは私だけ。
「静かだなー。青い空かぁ。確かに、キレイだなー。」
と、梅雨空のどんより雲から覗いた小さな青空を見上げて、ホケラ~としていました。

ハッと気付くと、いつの間にか目の前の信号は青。ありゃ、出遅れちった、と内心苦笑しながら、愛車をそろそろと動かしまし……!!!その時、横から大きなバンが赤信号でドッキューンと飛び出してきました。まだ動き始めだった私は「へ?」と思っている間にその車は遥か彼方へ消えていき、まだ呆然としている私の目には、次の赤信号もノンストップで走り抜けるその車のお尻だけが小さく見えていました。

落ち着いて走り出してから、冷や汗が出てきました。もしもう少し早く発車していたら、あの勢いで突っ込まれていたのかもしれないんだ……と。

皆さん、青空を見上げてみるもんです。命さえも、救ってくれるかもしれません。

ワルイコト、のライン

2008-07-09 11:50:12 | その他
都内の駅(喫煙所)で、「バクダン入りケーキです ゆっくり味わってください」と書かれたケーキの箱が見付かり、大騒ぎ。9000人以上の足に影響が出たそうです。そりゃあ、そうですね。この時代だと、この文言、相当怪しいですもんね。結局は、翌日になって、結婚式二次会の景品で貰ったものを、ある男性が忘れていっただけということが判明したそうで、まぁ、良かった良かったという話。

でも、我が家ではその先に議論しました。コレって犯罪にはならないの?と。

私は、故意じゃないし、気付いてすぐ申し出たんだし、罪には問われないんじゃないの?と思ったのですが、二代目が、「じゃあ、ストッキングかぶってコンビニに入って、“趣味なんです。悪いって知りませんでした”は許される?」とか、「ピストル型の印鑑作って、銀行で押してもいいのかな?」とか問題提起するので、迷ってしまいました。

うーん。確かにね。常識基準とか、モラルとかってコトバが揺らいで、良い事と悪い事の定義が難しくなってきている昨今だと、難しいのかな。「そのくらい、いいんじゃない」の、「そのくらい」基準が人によってバラバラかもしれないし、「悪気があった訳じゃないんだから」が本当か否かなんて、神様と本人しか分からない訳だし。

ふうむ。まぁ、多分今回は「気をつけてくださいよぉ(苦笑)。新郎新婦によろしく」で終わったと信じたいですけどね。

G8のGって何?

2008-07-08 11:11:00 | その他
北の方に世界中のエライ人が集まっているようで、何やら騒がしいです。

ところで、G8ってどこの国??と冷静に昨夜考えてしまいました(実はカナダに自信が持てなくて、調べてしまった…トホホ)。

ロシアの新大統領が、アメリカの大統領との会談後の会見で、
「ジョージとの会談は楽しかったけど、次の政権とも良い関係を築きたい」
と発言して、ジョージが
「さっきも言ったけど、まだ6ヶ月色々やるってば(多少意訳)。」
と答えたのが、印象的でした。どうせ、「いやー、彼は私の友人だよ」なんてニコニコ笑って終わる会見でしょ、と思っていたので、時には本音を言う人もいるのかーって少し気持ちよかったです(『ラブ・アクチュアリー』のヒュー・グラントとまではいかないけど)。

中国とインドは呼ばれて韓国は呼ばれないのかーとか、オーストラリアも大きいけど入らないんだーとか、イタリアは入るのにスペインは入らないのかーとか、私の知識レベルでは分からないことだらけ。せっかくテレビや新聞が大騒ぎしてるから、この際、分かることも分からないことも一所懸命聞いたり読んだりしてみようかな。

因みに冒頭のGは、Group8だそうです。Governmentとか、Greatとか色々考えちゃった。

七夕

2008-07-07 11:00:15 | その他
七夕って雨が多い時期だし、七夕の時期に天の川がクッキリ見える地域に居たこともないし、「おぉ、1年に1度の逢瀬か」と空を見上げる機会をもったことはあまりないかも。

クリスマスやバレンタインデイなど、ロマンティックと称される歳時記が色々ありますが、七夕なんてまさに恋人同士がロマンティックに過ごすのに、ぴったりだと思いませんか?特に、親に反対されている二人とか、遠距離恋愛の二人とか、障害を越えようとしている二人用のイベントとして、JR辺りがプロモーションすればいいのに(この考え自体が、全くロマンティックじゃないけど)。

今日で、マツモト写真がリニューアルオープンしてから、2年です。6年前に足利に帰ってくることになり、4年かけて様々な準備をして跡を継いだ二代目。「何がそんなに忙しいのか」と周囲に不思議に思われるほど、寝る間も惜しんで働き続けています。一番近くで冷静に眺めている若女将の感想としては、「そこは……、もう少し手を抜いても宜しいんじゃないでしょうか?いやいや、勿論そういったこだわりが大事なのは分かりますよ。でも、商売には予算や時間配分というものもあります……が、勿論、あなたのやりたいようにやってください!」といったところでしょうか。

でも、そんな二代目のやり方を支持してくださるお客様も増え、この厳しい時代に、生活していけるお仕事を頂いています。本当に有難いことだと、背筋の伸びる思いがします。

我が家にとって七夕が、初心を思い出し、改めてお客様に感謝する、大事な一日であり続けますように。

今日はサラダ記念日

2008-07-06 09:24:51 | その他
『「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日』

1987年に現代歌人の俵万智さんが詠んでブームになった短歌です。今日調べてみたら、『サラダ記念日』(歌集)は、何と260万部も売れたそうな!ものすごい勢いだったのですねぇ。

この本が出版されたのは、私が17歳のときでした。きゃあぁぁぁ、セブンティーン。世の中で話題のモノにすぐ飛びつくなんてかっこ悪いや、と思っていた頃、それでもこの本は内緒で読みました。そうかぁ、大人の人ってこういう風に恋愛するのかぁ、なんて背伸びして思ったりして。

この短歌しかり、ドリカムの『あなたにサラダ』しかり、私にとってサラダって、いつの日か新妻がダーリンに作ってあげる代表的な料理みたいなイメージがありました。けど、現実は……リンゴをウサギ型に切って、一つつまんで彼の帰りを待つ……なーんて優雅な台所じゃなかったな。「あーーー、帰ってきちゃう!早く作らなくては!」なんていうのが現実で。

昨夜、舞台『カルメン』のダンサーチームの打上パーティがありました。思いがけない仲間が出来た大きな喜びと、大切な何かが打ち上がっちゃった寂しさと複雑な夜でした。短かったけど苦楽(いやー、大げさじゃなく苦楽でしたよぉ)を共にしたメンバーをこれからも大事にしたいな。またみんなで、昨夜行ったお店(Market112)の人気メニュー『レタスのサラダ』を食べに行くんだ!