若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

食欲の秋だから?

2009-09-16 15:20:49 | 日々雑多
冬眠ならぬ夏眠の8月が過ぎ去り、いつもどおりバタバタとした秋がやってきました。例年のこととはいえ、今年は100年に一度の不況だというし、かなり不安な思いで迎えた9月。少しずつ埋まり始めたスケジュール帳をみて、例年以上に感謝の気持ちで一杯になります。

昨日は、この秋一発目の大きなオシゴトが一段落しました。数日間、殆ど睡眠をとることなく、撮影に集中し続けた二代目は9時過ぎにビールを飲んでダウン。「俺は3時に起きて、仕事をするぞ」と宣言して眠りにつきました(そんなことが出来るはずはないから、当然有言不実行)。

『私も寝ようかなー』とハミガキを済ませて、お相撲を見て、ボンヤリそのままテレビを見ていました。大変なお仕事が済んで、何となくこのまま寝ちゃうの勿体無いな、少し遊びたいな、みたいなそんな気持ちで。

すると、カップ麺のランキングを発表する深夜番組が始まりました。朝・昼抜きだったため、夕方6時くらいに食べた夕飯、当然その時間帯には小腹がすきます。『よーし、コレが私の打上だ!』と、もそもそカップ焼きそばを食べてしまいました。

2度目のハミガキをしながら、「うー、やっぱり食べるんじゃなかった。ただでさえも、夏の間に太ったことを自覚しているのに……。」と一応後悔したので、許してください。

ツーショット

2009-09-15 00:18:53 | 音楽(足利市民合唱団)
以前も書きましたが、ウチの合唱団には田部井剛先生(新進気鋭指揮者・ピアニスト)の大ファンがいます(→『親衛隊』)。週末に田部井先生の演奏会に行った親衛隊の一人が、ちょっとしたキッカケ(というか策略)で、田部井先生と写真を撮るという幸運に恵まれたそうです。それはもう大騒ぎ。彼女は帰りの運転もおぼつかなくなる程の動揺ぶりだったそうです。


本当に大好きで、殆どの出演コンサートに足を運び、毎回花束を差し入れし……。そんな彼女の熱狂ぶりを知っていた合唱団の先生が、せっかく楽屋に連れて行って下さると言っているんだから、絶対に逃してはならんよ!と皆で言ったのですが、彼女はコンサート前日、「絶対に行かない!写真なんてとんでもない!」と断言していました。うーん、ファン心理というのは不可解だ、と思っていました。


でも、待てよ。


「ユニコーンのコンサートチケットをくれた人に一緒にお礼に行きましょう」と言われて、連れて行かれた部屋にいきなり奥田民生氏がいて、「じゃあ、一緒に写真撮るか」なんて言われたら……。確かに、ハニワみたいに呆然とした顔か、酔っ払いのプレーリードックみたいに落ち着きの無い顔で写っちゃうだろうなー。


ちょっと理解。


とにもかくにも、そんなに愛せる音楽家に出会えた彼女は、とても幸せ者です。

林美智子さん、かっこいい

2009-09-13 11:43:35 | 音楽(足利市民合唱団)
頭痛がひどくて、ぐずぐず過ごしてしまった土曜日(二代目はせっせとお仕事してたのに、ごめんなさい)。夜になって頭痛薬が効いてきて、すっかり元気になった私はテレビをパチリ。すると、バッチリのタイミングで『佐渡裕プロデュース オペラカルメン』と字幕が出ました。これは、夏に私が観に行ったオペラだ!(→そのときのブログ記事はコチラ)しかも、観てみたかった日本人キャストの方だ!!と慌てふためいてビデオをセット。結局、最後まで観てしまいました。

カルメン役の林美智子さんが、日本人でどこまであの怪しい色気を演じたのかとても気になっていましたが、いやぁ、突き抜けていました。テレビカメラはかなりアップまで見せてしまうので、「うわ、胸元がクラシック歌手としては有り得ないくらいに見えているけど、大丈夫かな」と私がいらぬ心配をしてしまうくらいの誘惑ぶりでした。

野球の試合などでもそうですが、生の良さと全く別の意味でテレビというのは「寄った映像」を見られる楽しみがあります。キャストの衣装、表情、細かい演技など生の時は気付かなかった物事を沢山見ることが出来ました。やっぱり歌は生がいいけど!

それにしても、あの林美智子さんと第九で共演したんだよな~。考えてみると、ものすごい人たちと一緒に音楽をやっているんだよな、実は私たちって。もっと噛み締めなきゃ、勿体無いや。林さんが足利第九にいらした年は、私の第九デビューだったので、ガッチガチに緊張して楽しむどころじゃなかったんだけども。

やめないこと

2009-09-12 10:39:01 | 音楽(足利市民合唱団)
合唱ネタをやたらと書いているので、さぞや美声の持ち主なのだろうと思われているかもしれないけれど、本当はあまり上手ではありません。特に、ソプラノなのに「高い声が出ない」という決定的な弱みを持っています、が、難しいアルトに移る勇気も持てないまま、もう何十年も『高い音の時は歌ったふりをする』という裏技で乗り切ってきてしまいました。

でも、歌が好きだからこそ、描いた声が出ないのは、とても残念なこと。最近は特にスランプで、「あー、私は事務局か何かで合唱団に貢献するほうがいいのかも」と落ち込んでいました。


先日、母校(中学校)で生徒さんたちの個人写真撮影がありました。今年は元音楽室をお借りして、セットを組みました。その部屋は私が中学3年間、合唱部の練習で通いつめた部屋。今では、「髪型変っ」と笑った偉大な音楽家たちのポスターは外されてしまっていましたが、部屋の作りも窓からの景色もあの頃のままで、「あれから20年以上かぁ。私は結局ずっと合唱やってるのになぁ(なんで上手くならないかなぁ)」と思っていました。

そして、撮影後。機材を担いで階段を降りていたら、突然私の目に飛び込んだ標語が。『途中でやめないことも才能だ』……。いやぁ、天からのお告げかと思っちゃった!

という訳で、もう少し『やめない才能』をのばして行くことにしました。

シルバーウィーク

2009-09-10 10:55:17 | 日々雑多
「シルバーウィーク、うちは暇だね」と言ったら、二代目に「何それ?」と聞かれました。新聞をよく読むし、いつもラジオ聴いているクセに、意外なコト知らないです。でも、影の二代目(義姉)も「なあに?」と言っていたので、そんなに市民権を得ていないのかな、このコトバ。

OLだった頃、新しいスケジュール帳を買った時に最初にチェックするのは、GWではなく、9月の祝日でした。というのも、あの頃は『国民の祝日』なんていう心躍る制度は無かったので、5日間許されている夏季休暇と9月の連休を繋ぎ合わせて、何日連休をとれるか、わくわくしながら検討するのです。ま、結局、海外旅行に行く経済力も、一緒に行く人を探す交際力も、一人で行くチャレンジ力も乏しかったので、実際はその恩恵を受けたことはなく、いつも世界各国へ挑んでいく、同じ部署のきらびやかなお姉さま方を「いってらっしゃいませ~」と送り出していましたが。

今年はなんと、5連休だそうです。海外旅行に出掛ける人は、GWより多いくらいだそうです。でもウチは「ココは静かだねー」と、世界に置いてけぼりにされたような気分で、二代目とのんびり店番をして過ごすことになりそうです。

ま、それもいいか。

カラメル抜きプリン

2009-09-09 12:28:47 | 日々雑多
真夜中クッキング活動(参照→『夜中にこそこそ』の一環でプリンを作りました。

子供のころ、いつも母が作ってくれた『あったかいプリン』が大好物で、お店でも「○×プリン」や「プリン・ア・ラ・○×」とかに出会うと、ついふらふらと頼んでしまいます。あの色といい、匂いといい、舌触りといい、味といい、もう全て好き。

今回は、私の引越し人生の中、毎回大切に持ち歩いた『ペコちゃんマグ』に入れて、プリンを作りました。一人暮らしだった頃、「お土産、何がいい?」と尋ねられる度に、そのマグ欲しさに「ペコちゃんプリン!」と答えていた頃の財産です。そういえば最近、ペコちゃん人形が盗まれる事件があったそうですが、短大時代に寮の近くにあった不二家のペコちゃんが呪いのペコちゃん(確か夜中になると顔が変わるとかそんな感じだったような記憶が)だという噂を聞き、ちょっと怖かったのを覚えています。それにしても、みんなでよく行ったなー、秦野市の不二家。

ところで、昨夜のプリン。なめらかで、美味しく出来たのはいいのですが、カラメルが黒くならずに、『白く硬い砂糖の塊』になってしまったのは何故なの?

英会話

2009-09-08 11:27:44 | 日々雑多
私の『英会話』初体験は中学生のとき。インドネシアの学生さんが数日ウチにホームステイしました。ものすごく緊張したけど、前の日に学校で習った『比較級』にトライして「私は中学校に行っています。弟は小学校に行っています。中学校より小学校の方が古いです」と話しかけたのをハッキリ覚えています。反応がなくてガッカリしたのですが、今思えば、「えーっと、で、何?」という話ですよね、確かに。


それがキッカケという訳ではないでしょうが、その後数年間、私は『英語嫌い(苦手)』な日々を送ることになります。それが何故、英語漬けの生活に飛び込むハメになったのかについては、また後日機会があれば書きますが、簡単に言えば、いくつかの褒めコトバによって、騙された(もとい、励まされた)という感じでしょうか。


「英語を話すときは、英語で考える」とよく言いますが、それは私も同じ。モデル撮影などは、前日から考え事も基本的に英語でするようにし、頭を『英語脳』に切り替えて、臨むようにしています。何せ、「留学経験があるんだから、英語ペラペラでしょう」と言われますが、もう20年近く前のお話。20年前の出来事が記憶から薄れていくように、語学力は使わなければ哀しい位にこぼれ落ちていきます。留学中の自分の英語力を知っているだけに、最近の自分の英会話に関しては、落ち込むことばかり。

次のモデル撮影は来週……。はぁぁ、今回は上手に出来るといいな。

わいわいガヤガヤ

2009-09-07 10:56:19 | 日々雑多
私はとにかく『大勢で集まる』のが好きです。逆に二代目は少人数で過ごすのが心地いい様子。大勢だと、話も浅くなるし、話したい人と結局最後まで話せなかったりするから、だそうです。

勿論、私も悩みを話し合う時などは少人数の方を好みますが、割と悩みは一人で考え込むタイプであることと(いつも大して悩んでないけど)、あまり信じてもらえないんだけど、話すことが基本的には苦手なタイプなので、大勢の中でトローンとみんなの話を聞いているのが、一番楽な時間だからです。


子どもの頃、修学旅行や林間学校へ行くと、普段とにかく早寝の私はおしゃべりしていても、すぐに眠くなってしまいます。そして中にはそういう友達も当然いて、「Aは夜更かし部屋、Bは早寝部屋」と自然と決まってきます。そんな時、私は『A部屋のど真ん中でぐぅぐぅ眠る』のが、大好きでした。

だから今でも、わいわいガヤガヤ集まって、みんなのおしゃべりに「へへへ~」と笑いながら、一人隅っこでたこ焼きをひたすら焼いている時間や、温泉旅行に行ってみんながまだ絶好調で飲んでいる最中に「あれ?おぐが寝に入ってるよー」と突っ込まれるなんていうのは、至福の状況な訳です。

あー、またわいわいガヤガヤしたい。

WATER BOYS!

2009-09-06 12:40:15 | マツモト写真
昨日は卒業アルバムを作成している高校の文化祭撮影に行ってきました。私が学生時代の頃は、「むさくるしい」「ダサい」「勉強ばっかりしてる」イメージの高校でしたが(二代目、ごめん!)、昨今は「爽やか」「カッコイイ」「勉強も結構してる」イメージの、かなりイイ感じの男子校です。

文化祭ならではの、模擬店・コンサート・演劇・お化け屋敷・プロレス……という出し物の中で一際目を引く男子シンクロ。1日3回公演にも関わらず、入場制限で敷地の外から覗き込むお客さんが大勢いる大人気ショーです。今年も撮影用の特等席から見せていただきました(ちゃんと撮影もしました)。

数年前、映画でヒットして以来すっかりメジャーになりましたが、以前は「男子のシンクロ?気持ちわるーい」という存在だったはず。そう考えると、映画やテレビの仕掛け人による影響ってものすごい。その時、面白い観点に目をつけ、映像化し、世の中にムーブメントを起こす大人が存在しなかったら、今、最高の顔をしてアンコールに答える若者たちが居なかったんだなぁ、なんて思って見てました。音楽も、振付も、猛練習の成果も、キラキラの水面も、ギラギラの太陽も、全部が「青春真っ只中!」って感じで、サイコーでした。

一日中、あっちこっちと学校内を走りまくった後に、3年1組で頂いたカキ氷は格別でした~。


夜中にこそこそ

2009-09-04 11:45:32 | 日々雑多
ヒトの生活習慣というのは同居人によって変わる、という証明みたいですが、一人暮らしの頃、23時には寝ていた私が、今では毎晩2時近くまでは起きています。時計を見たときにまだ0時だったりすると「うわ、今日早っ」と感じるのですから、すっかり夜型になったものです。受験勉強の頃にこの体質だったら、もう少しいい成績を修めることが出来たかもなー。

そんな私は、最近おかしな趣味を手に入れました。それは『真夜中クッキング』。

友人とクレープパーティをする前に練習をしようと何回か夜中に試作したのが楽しくなり、昨夜はクッキーを焼いてみました。昔「オマエはクッキー業者か」というくらいの勢いで量産していたクッキーですが(12月24日の昼休み、銀行中の知り合いに「メリークリスマス!」と、クッキーを配って歩いたりしていた)、10年ぶりで、すっかり手順もコツも忘れてしまいました。何回かやっている内に勘も戻ってくるでしょう。

暫く続きそうな、夜中のレクリエーションです。