若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

さんま

2009-09-03 16:42:16 | 日々雑多
こんなタイトルのブログを書くと、出先でコレを読んだ二代目が「お!今夜はサンマだ~」と期待しちゃうといけないので、業務連絡。今夜はサンマではありません。また今度。

最近、徐々に登場してきた秋の味覚の王様、サンマ。我が家には、『とにかく食材は焼け』という人がいるので、焼き魚は間違いなく歓迎される夕飯のおかず。「サンマか干物があるときは、白米を食べ過ぎてしまうので、他のおかずを作らないでください」という妙な注文をつけられるくらいです。

そんな大人気のサンマですが、シーズンになると気になるのはその価格。どう考えても、安過ぎませんか?少し前までは「1尾100円」で、「やっすーい」と思っていましたが、今日見かけたのは「88円」、中には60円台なんてお店もあるそうな。勿論、肉の付き具合とか理由があるのだろうけど、エンド価格がここまで安くて、漁師さんには充分な取り分が渡っているんだろうか……?なんて、余計な心配をしてしまいます。


ところで、昨日、私の前を走っていた車。魚の絵のかわいいシールの横に『渡良瀬漁協』って書いてありました。これは、渡良瀬川で取れる漁獲を管理している団体なのでしょうか?渡良瀬川に漁業があったのかと少し驚いた、地元産業に無知な若女将なのでした。


ハードローテーション

2009-09-02 16:02:25 | 音楽(足利市民合唱団)
指揮:大友直人氏、演奏:NHK交響楽団、ピアノ:羽田健太郎……昨今、ある1枚のMDを二代目が毎日毎日、朝から晩まで聴き続けています。車内にも持ち込まれ、先日なんて「ここが一番いいんだ!」と、家に着いたのに素通り。終演まで町内を走りました。

その演目は『宇宙戦艦ヤマト』です。なーんだ、と思うことなかれ、重厚感あり、聴き応え満点の大作です。1980年代初期に演奏されたのですが、たった1回の伝説の演奏会……だそうです。

引越し以来手付かずになっていた倉庫を片付けて『社長室』に改造した二代目が、その荷物の中から見つけ出した一本のテープ。二代目が中学生のときに、ラジオから一生懸命録音したそうです。ラジオの前で感動に打ち震える二代目が目に浮かびます。


MDに移して聴いていますが、ラジオから録音し、20年が経過したテープの音質の残念さは想像していただけると思います。一応、CD化されたらしいのですが現在は絶版、オークションでは1枚2万円の値がついてしまっていて、さすがに勇気が出ない様子。可哀想になって、私も今日図書館に調べに行きましたが、置いてませんでした。


このブログを書いている今も『社長室』から、朗々と歌い上げ、足をバタバタさせている音が聞こえています。多分、いつものように、シャドウ指揮付きでしょう。あれだけ満喫していれば、音質の悪さなんて、まぁいいか。

世襲批判

2009-09-01 11:13:24 | 日々雑多
政治家一族の人々が総理大臣になり続けているからなのか、どうなのか分かりませんが、世襲制バッシングが激しい今日この頃。私にとっては、今回の投票判断材料としてあまり関係ありませんでしたが、地域によっては結構それが争点の重要なポイントを担っていたりしたんじゃないかな。

実は私はそんなに世襲制度に反対ではありません。自分の親の姿を見て育ち、その姿を尊敬していれば、自ずと同じ道を目指そうとするのは、国や時代に関係なく、割と自然な流れじゃないのかな、と。だから、「お爺さんとお父さんが政治家だったから」という理由で、不利になるとしたら、それはそれで可哀想な気も。

二代目は、選挙区をそのまま引継ぎ、個人の良し悪しで判断されることなく政治家に簡単になれてしまうことが問題なのだろうと説明してくれました。ただ、この点でも、自分の故郷で立候補できない弊害(幼馴染・同級生・近所の人たちといった損得なしの応援体制を失ってしまうこと)は、気の毒だな、と。投票するか否かは、その個人を見て選ぶ有権者側の役割だから。

カメラで食べていくってことに迷いはなかったの?と尋ねると、二代目は「1回もないなぁ」と軽く答えます。カメラに初めて触れた年齢の早さ、父親から教えられ続けたカメラの知識、自分の進む道についてブレないことによる精神的な強さ。『カメラ』というコトバを『政治』に置き換えたとしたら……。

世襲の一言だけで排除してしまうのは勿体ない気がするな、という個人的な意見でした。