今回の景気上昇は、底辺から中間層にほとんど甘露にありつけるものでは無かった。
だが、政府・日銀の短観または長期観測ほとんどは「緩やかに上昇している」と
決まり文句の様に言い続けた。
だが、前述の様に庶民には景気が良くなっている実感は無かった。
前回の「リーマンショック」のときは代表的なダメージと原因の一つは
アメリカの中間層の住宅ラッシュとそれを担保に大量消費に転じて
それが崩壊してしまったことは有名な話しである。
それは「無から金を生み出す」というしくみが崩壊してしまったと言うことだろう。
今回の景気は、『高所得者層の一人勝ち』という観が否めず
中間層~低所得者層は、実感がなくブーブーいうのは仕方ない話しである。
景気の浮き沈みを例えた言葉に
「生活弱者は飛行機の後輪のようなもので、離陸の時は一番最後の恩恵を受け
不景気である着陸は一番最初に犠牲になる」
ん~、日本の所得者層は固定化しつつある。
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