千葉市花園公民館の大賀蓮モニタリングがつづきます。第一部は、大きな葉っぱと小さな蕾の画像ばかりでブログ映えしませんでしたが、第二部は華やかになりますでしょうか?
観察10日目: 2018年6月9日、午前8時31分、晴れ、気温30℃
蕾は水面から52.5センチ、太さは3.5センチ。アブラムシがついていますが(撮影後、指でそうっと落としています)蕾がふっくらとしてきました。
モニタリングしている蕾の左右二つの蕾は、すでに立葉の間から頭を出しています。比較するために「つぼみ三姉妹」として観察していきます! 左の高い長女の蕾は、水面から92センチ。葉の下で隠れている中央の末っ子蕾が、モニタリング対象の蕾です。
池の全景です。下の写真の右端に、つぼみ三姉妹のうちの長女と次女の姿が見えます。
観察11日目: 2018年6月10日、午後6時13分、台風の雨、気温21℃
台風接近で、観察が午後6時をすぎてしまいました。末っ子蕾は水面から55センチ。下の写真は、三姉妹の高い長女蕾ですが、変わらずの92センチでした。
葉の上から見ると、まだモニタリングしている末っ子蕾が見えません。いつの間にか、右端のふっくらとした低い蕾が咲きそうです! 背の低い小さな蕾だったので注目されなかったダークホース的存在。
池の全景です。
観察12日目: 2018年6月11日、午前7時45分、雨、気温21℃
モニタリング対象の末っ子蕾は57センチ。昨夕の計測から約13時間で、2センチ伸びていました。
ダークホースだった近くの蕾は、急成長して開花1日目を迎えていました......! 一日目のとっくり型は、閉じているように見えます。気温が低めで雨の日がつづいたので、チューリップのような形です。しかもアブラムシに養分を吸われて、花茎(花だけをつける茎)が曲がっています。
観察13日目: 2018年6月12日、午前7時56分、曇り、気温25℃
末っ子蕾は昨日と同じ57センチのまま。
ダークホースだった蕾は、開花2日目。きれいです!
つぼみ三姉妹の一番背の高い長女蕾は、92センチ。一番低い手前が、モニタリング中の末っ子蕾です。
池の全景です。
観察14日目: 2018年6月13日、午前8時、曇り、気温26℃
末っ子蕾は水面から59センチ。蕾の太さは、約4センチ。
下の写真は、左から、三姉妹つぼみの末っ子、次女つぼみ、ダークホース蕾(開花中)です。
ダークホースだった蕾は開花3日目。花の直径は19センチと小ぶりです。受粉していないせいか、花托は黄色のまま雌しべが黒ずんでいません。
池の全景です。
観察15日目: 2018年6月14日、午前7時57分、曇り、気温25℃
モニタリング中の末っ子蕾は水面から62センチ。
末っ子蕾は、左から2番目で葉陰からちらりと顔を出しています。左端の蕾は、水面から89センチ。右端は、開花4日目のダークホース的存在だった蕾です。
開花4日目のダークホース的存在だった花を上から撮影しました。
池の全景です。
観察16日目: 2018年6月15日、午前7時53分、曇りのち雨、気温23℃
末っ子蕾は、水面から65センチ。
三姉妹の比較写真です。左の長女蕾は、高さ101センチになりました。
ダークホースだった蕾は、散っていました。大賀蓮の花の命は4日です。
池の全景です。つぼみ三姉妹の長女と次女の頭が写真の右のほうに見えます。
さあ、つぼみ三姉妹のうち、どれが最初に花を咲かせるでしょうか?
(担当: れい)