今週の活動は、気温22℃のくもり空のもとで行われました。まだ小雨の降る梅雨空ですが、3週間後の7月13日の観蓮会を見据えて、環境の美化を中心に修景池と見本園の藻とりに集中しました。
見本園では早咲きの蓮たちが咲いています!
ミセススローカムです。大型の八重咲き、黄紅色の花です。
早咲きの艶やかな品種、ミセススローカム。アメリカ黄蓮とローズ・プレナという紅色の八重咲きの交配種です。
毎葉蓮です。中型の一重咲きです。
毎葉蓮は花つきが良い品種で、立葉ごとに花芽が出るという意味でその名がつきました。
大賀蓮です。花径は26センチ以上が大型と言われ、大賀蓮は主に大型種ですが、中型のものもあります。1951年に大賀一郎博士が千葉県検見川の泥炭層より発掘した推定2000年以前の古ハスの実から発芽・育成し、翌1952年に開花させました。
花弁数は25枚以下を一重と言いますが、大賀蓮は一重です。鑑賞用の蓮は、花色・花径、花弁数などによって分類されます。
開花一日目の真如蓮です。
真如蓮は、白の一重咲きです。花弁が幅広く、花容は量感があります。
知里の曙です。容姿端麗で人気の品種です。
知里の曙は、2000年にこの地(当時の東京大学緑地植物実験所)で作り出された貴重な品種です。花弁数は20枚前後。
この見本園では、観蓮会の時期は知里の曙の開花とともにやってくるという感じです!
修景池では、大賀蓮の蕾が一輪だけあがっています。
今日は修景池の藻や水草をかなりとりました。大賀蓮がんばれ~。
コウホネは元気に咲いています。
千葉の梅雨空のもと、アジサイもきれいに咲いています。
品種は分かりませんが、珍しいアジサイがそろっています。
黒セスジスズメガの幼虫でしょうか? 坂道の真ん中を悠然と這っていたので端にそうっと移動しました。
(担当: れい)