2023年8月27日(日)、用事があって千葉市立花園中学校に行きました。そして、そこのハス池に、なんと知里の曙が咲いているのを発見!
ご覧ください。蕾もまだ2本も出ています。
知里の曙(チリノアケボノ)は旧東京大学農学部付属緑地植物実験場で作出されたハスの品種です。即非蓮とバージニア蓮を掛け合わせてできました。花が葉よりも上で咲くので、とても見栄えのよい品種です。
今年は全国的に異常気象のため、8月下旬になっても高温で熱中症警戒アラートが発令されているぐらいです。そのためハスもまだ元気に咲いているのではないでしょうか。
中学校の先生によると、残念ながら今年は大賀ハスが咲かなかったのだそうです。でもこの知里の曙は前にもご紹介した通り、7月には立派な花を咲かせていました。ここにはハスが、大賀ハスと知里の曙の2マス、それとスイレンが1マス育てられています。ちょうど大きなバス通りの交差点の角にあり、通常なら歩道からハスが咲いているのがよく見えます。ただ、今年は生徒さんたちが千葉県総合体育大会でとても良い成績を収めたので、それをお知らせする幕が道路側に張り巡らされていて、ハス池がなかなか見えない状態です。たまたま用事があって構内に入ることができたので、花に気が付きました。
まだ厳しい残暑が続きそうですが、ハスの花を見られるのは嬉しいことですね。
(担当: えむ)
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