これからも路の途中

市民ランナーの日々の出来事

柴又100k+

2018年05月31日 05時24分27秒 | 日記
いよいよ今週末
柴又100k
近づいてまいりました。
(私は走らないですよ!)

走友会の仲間の
うららさんとおさむちゃんが参加します。

今年も応援に駆けつけたいと思っています。

もう、今からじたばたしても始まりませんので
体調管理に努め
当日のイメージトレーニングや(完走している自分)
持ち物等の準備に努めてください。

水曜日は雨のため走りませんでした。
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火曜日の夕方ラン

2018年05月30日 05時04分05秒 | 日記
さくっと
それでも残業45分ほどで
トップにて職場を出る。

45分でもものすごく早くの退勤のイメージ。
みなさま働き過ぎないようにしましょうね!

さて、夕方ランで向かうのはレイクタウンの周回コース。
しかし、ここ
この季節難点があります。

「虫」

です。

無視すればいいのですが(笑)
結構な数いて、顔はもちろん色々なところに多数激突。

そんなに気にしない私でも
呼吸で口の中に入るのは困ります。

試しに虫のいる区間だけ
1つ外側の歩道?
を走ってみたら、快適。

虫はほとんどいませんでした。
この時期はそちらを走ろうと思います。
(レイクタウンの湖の周りを走るのをやめて他を探そうかと思っていたほどでしたから)

さて、この日は2.5キロコースを4周するぞ!
と、思ってきましたが
2周で断念。

夕方ランは約5キロでした。
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思いもかけず 残念な ご報告

2018年05月29日 05時08分18秒 | 日記
月曜日は、土曜日のスポーツフェスティバルの振り替え休業

朝7時過ぎに出勤し、1時間強残務をこなしたのち
浦和美園へ移動

映画「ラプラスの魔女」を視聴。

10分前には券売機の前についていたのだが、
長蛇の列。

運動会の振り替えでお休みの子供連れが多く
また、月曜日は割引料金なのでものすごく混んでいました。
(どうやら、お目当てはクレヨンしんちゃんのようでしたけれども)

9時25分という時刻には間に合わなかったけれど
時間がわずかに過ぎていたけど、無事に券を購入することができて
場内へ。
「え?」
と言うほど空いていました。

映画は想像以上でも想像以下でもなく
楽しむことはできました。

11時半
昼食へ移動

平日のランチですので
松伏 三笠ずしへ!

ここで、残念な光景を目にしました。

なんと

ランチに

やりすぎランチが・・・。

ない

ショックで

動揺してしまいました。

最安価なランチメニューは
確か握りランチ2000円

庶民にランチ2000円は高すぎます。
(メニューの画像を撮るのを忘れました)

そのまま、駐車場を出ました。

本当にやりすぎランチが
なくなってしまったのか
この日はたまたまなのか?
わかりません。

次回、平日に休みが取れた時に
再び訪れて、やはりなかったら
「やりすぎランチ終息宣言」
を出したいと思いますが、
それまでは・・・。
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日曜日のモーニングはイタリアンでガレット

2018年05月28日 05時25分35秒 | 日記
iPhoneから送信
食券を購入するタイプのお店。
この雰囲気は学食っぽくもある。

働いている方は、退職されたシルバーな感じの方々。
でも、内装自体はおしゃれな感じ。

テーブルに持って来てくださった調味料は
オリーブオイル&バルサミコ酢&ペッパー&ソルト
この辺りもちょっとおしゃれ(越谷にしては)

ガレットはエッグ&チーズを選択
目玉焼きの下にチーズが少し溶けた状態
ガレットと言うメニュー自体越谷で食べるのは初めて
お野菜がとれている感じがするのも○

これにコーヒーなどの飲み物がついて500円は
まずまず

ちなみに娘が注文したのは
「にゅう麺」
このようなお店ににゅう麺があるのも面白い。
(温かいそうめんみたいな感じ・画像なし)

家族の会話もあり、よい時間を持つことができました。
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日曜日のラン 公民館練習 +

2018年05月28日 04時51分50秒 | 日記
前日の飲み会にもかかわらず、なのか
飲んだからなのか
夜中に目が覚める。

当然もう一度寝てみるも、4時半起床

洗い物片付け、洗濯物干し、コーヒーを淹れる、ブログを打つなどの日常のルーティン

7時10分前には公民館に到着

日曜日の公民館に集ったのは
消防団員さん・おさむちゃん・Bowstringさん・山岡会長
Bowstringさんはひげを蓄え、めちゃくちゃワイルドな風貌に変貌を遂げていました。
環境や心境の変化があったのですね。
健闘をお祈りいたします。

さて、土曜日もねもっちメニューで福祉村トレーニングをされた皆様と
体操後、スタートしようとすると
山岡会長は自転車でご帰宅
ご事情があるのに、ニチレンに顔を出していただきありがとうございました。

スタートして、1週間後に柴又100kmに出場するおさむちゃんと
おしゃべりラン。(おしゃべりランはいつものことですが)
ウルトラに向けての調整の方法などラン話に花が咲きました。
(考えてみればウルトラ仲間ですね)

初めの1キロこそ6分半ぐらいでしたが、
①6分28秒
②5分45秒
③5分53秒
④5分51秒
⑤5分40秒
と、6分を切って走ってしまいます。
「ウルトラ1週間前に速すぎませんか?」
と、たびたびペース調整を促しますが、
話に夢中になるとついキロ6を過ぎてしまいます。

5キロ過ぎにおシャムちゃんと別れて
ワイルドBowstringさん・冷静な消防団員さんとの3人で走ります。
⑥5分47秒
⑦5分23秒
この辺りで、新しくできた公園のトイレに入り、給水もしました。
だいぶ遅れたので前を走る2人を追いかけます。
例によって、前方との差は曲がり角などの確実に測れるチェックポイントからの歩数の差で認識します。
初めのチェックポイントでは「190歩」でした。
いい感じのペースで追いかけていくと
次の曲がり角では「170歩」「120歩」「90歩」(いずれもおよそですが)
と、縮まっていくと励みになります。
9キロ付近で追いつき追い越したのだと思います。
⑧4分51秒
⑨4分47秒
⑩4分52秒
しかし、この辺りで足が動かなくなってきて
ペースを維持することが難しくなってきました。
⑪5分13秒
ラストだけはしっかりとあげてゴールしたかったので頑張りました。
⑫4分51秒
ラストの800m→4分12秒

ゴ-ル後は給水しながら3人でおしゃべりをして
この日は体操無しで解散しました。

午後、DVDを見ながらしっかりとストレッチはしておきました。

走後、シャワーを浴び家族3人でモーニングを食べに行く約束。
越谷駅近く(そんなに近くもないか)
イタリアンレストランのような感じのお店で。
このお店ちょっと変わっています。

まぁ、おいおいご紹介するかもしれませんし、しないかもしれませんが。(なんのこっちゃ)

家族を越谷駅に下した後
久しぶりの健美の湯で体をほぐしてきました。

よく考えたら
野辺山開け、中6日の飲み会明けでよく走ったなぁと振り返りました。
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野辺山後のランなど

2018年05月27日 05時07分48秒 | 日記
月曜日の午前0時台に帰宅し、片付けも早々に就寝。
この日はお休みを取っていたので、昼間買い物散歩。
足を引きずるように、歩いていました。
少し歩いてはすぐ疲れてしまい、ベンチで仮眠したりしていました。
当然、ジョグすらできない状態。

火曜日
階段を降りるとき、前もも激痛
とても走る気になりません。
家の階段を上るときにも
「うわぁ。よいしょ。」
などと掛け声をかけながら登り
娘に笑われる。

水曜日
ほんの少し筋肉痛が良くなっている気もする。
仕事では数十m小走りしなければならない場面があったが
いわゆるジョグはできない。

3日間、連続休足。回復が遅いような気がする。やはり。

木曜日
勤務終了後
「とりあえずレイクに行ってみよう」
と、駐車場へ。
駐車場で仮眠。15分くらい。
起きた時
「走ってみようかな?」
という気になったので、靴を履き替えジョグ。
初めから1周→2キロだけにしようと思っていた。
初めの1キロ7分52秒
走り始めは、前太ももが激痛。どうしようか?やめようか?
だめだ!と思うほどではなかったので我慢して走り続けていると
痛みが和らぎ始める。
2キロ目6分57秒・・・キロ7分を切って走ることができてきた。

金曜日
翌日の土曜日は1日スポーツフェスティバルの運営&打ち上げ飲み会のため走れないので
2日連続の夕方ランを決行(大したことないけど)
レイクタウン 2周(4キロ)を目標
①6分31秒
②6分15秒
③5分43秒
④5分21秒
と、だいぶ普通に走れるようになってきた。

痛みはないけど体はまだまだ動かない。

日曜 公民館練習ではノーマル13キロ完走できるだろうか?
いや、ゆっくりと13キロ走ろうと思う。
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野辺山完走記2018(番外編)

2018年05月26日 05時13分35秒 | 日記
順調にいっていれば、今年あたりデカフォレストになっているはずだった。
40歳ごろにウルトラマラソンに挑戦し始めたころ、
「50歳まで走れるのかな?」
と、思っていた。
50歳になった今、40のころより衰えていると感じることは少ない。
いや、それは違うかな?
回復力は遅くなっていると思う。
でも、それを補って余りある経験値が増えている。
それは、コースとの駆け引き、練習の仕方、時間の使い方、心のコントロール。

あれから色々な困難があり、(主に故障だけど)
現在では、最速でも54歳でデカフォレスト。
それを目指して、これからも走り続けていこう!
と、決意することができた大会でした。

応援してくださった皆様
ブログを読んでくださった皆様
ありがとうございました。
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完走メール画像

2018年05月26日 05時11分29秒 | 日記
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野辺山完走記2018⑦(完走後)

2018年05月25日 04時51分19秒 | 日記
ゴール後
ゴールできてほっとした。

4年ぶりに完走を目指すということで
自分にプレッシャーをかけ過ぎた。

このブログで宣言した。
職場で話した。
当然走友にも話した。
お得意様にも話した。
整骨院でも話した。

練習から
「野辺山野辺山 完走 完走」
と唱えながら練習した。

プレッシャーをかけ続けたから、心が折れなかったのかもしれないけれど、
正直、うれしさよりも
「ほっとした」
と言うのがゴールできた時の気持ち。

13時間32分というのは
自己記録は更新できなかったけれど
考えてみればよくやったなぁと自分を今はほめてあげたい。

さて、メダルを女の子にかけてもらい
(今年は女の子しかいなかった)
記録証をいただき、プロティンゼリーもいただき、
目の前の体育館で荷物を受け取る。
(スタート前の荷物と42キロ・71キロに預けた荷物が結束バンドでまとめられていた。)

沢山の完走者の中に混ざり、靴下を履き替え、上着を羽織り、ゼリーをいただきながら
ストレッチ。
完走メダルをかけながら、ほっとする時間をしばし過ごす。

87キロのエイドで私に
「完走できると思いますか?」
と、不安げに話しかけてきた女性が完走して体育館に入ってくるのが見えた。
「やっぱり完走できたでしょ。」
と、心の中で話しかけた。
彼女が仲間に
「満身創痍」
と話しているのも聞こえてきた。
その通りです。

翌日の月曜日はお休みを取っていたので急ぐ必要はないけれど
宿泊するわけではなく、車で帰るので少しして体育館を後にする。

素晴らしい、筋肉痛なのか痛みでうまく歩けない。
下りの階段を足を引きずりながら歩く。

駐車場のフラットな部分を車に向かって歩く。
ほっとした感じから少しずつ満足感に変わっていく。

車につくと隣の車でも帰り支度をしている。
疲労感で早く着替えて出発したかったが
お隣さんに
「お疲れさまでした。」
と、声をかけてみました。

すると、ここから長話が始まってしまいました。
(話しかけたことを少し後悔するくらい)
でも、来年は13時間切りたいですね。
とか、このコースの攻略法とかを話し、実際には2・3分で
「では」
と終わったのだと思います。

着替えて、出発。
本当にこの駐車場に停められたので、助かりました。

途中のローソンで水を購入して飲みながら進む。
高速の最初のPAで休憩するのがいつものパターン。

トイレまで歩くのもしんどい。

でも、今までの完走した時より疲労感も眠くもないから
仮眠しないでこのまま、自宅に向かおうか?
とも思ったが、
「中央道 渋滞」
の表示を見て、やはり今年も
「仮眠 & 食事」をしてから帰宅することに決定。

レストランで豚丼の小にしたのは
胃をやられていたからではなくて、お財布の中身が心配だったから。
胃をやられていなかったので帰宅後はおなかがグーグーなっていました。
それもよし、と思って放置しましたが。

食事後、仮眠。
しかし、足が痛くて目が覚める。
それほど仮眠を必要としていないんだなと思い
30分としないうちに出発。

しかし、ここでの休憩の間に渋滞が解消していたようで
スムーズに進みました。

もう1回だけ途中でトイレ休憩をして
自宅についたので日付が変わった12時少し過ぎでした。
同じく月曜日にお休みのかみさんは起きていました。
「どうだった?」(そうか、ラインしたのに見ていないのか)
「完走したよ。」
「あぁ、そう。」
メダルと記録証を出しても全く興味はなさそうでした。
娘はメダルを見て
「いい感じ」
と、さすがJK、ボキャブラリィが貧困です。

月曜日がお休みなので最低限の片付けとシャワーを浴びて
寝ることにしました。

長くなってしまったので、番外編をアップしたいと思います。
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野辺山完走記2018⑥(ゴールまで)

2018年05月24日 04時56分34秒 | 日記
最後にドラマが待っていた。
と、筆の勢いに任せて書いてしまって、期待させてしまいましたが
大したドラマではありません。(申し訳ないです)

でも、書きます。


96.7キロの最終エイド特性のスイーツを食べ
「もう歩いても完走」
を確信しながら、給水して
最後のストレッチを軽くする余裕もあり
では、
と1歩踏み出すと
「ずきん!」
と、きました。
左ひざ もうほとんど持病
でも、約束が違うだろ。
お前は歩いている時に痛むはず。

もう何年になるだろう。
(おおげさか。1・2年)

ランニング後に「歩く」とひざが痛くて
左足をよく引きずって歩いていた。

同じ痛みが「走り出し」で来た。

しかたがない 歩くか。
歩いても十分完走だ。
残りをキロ12分で歩いても10分前にはゴールにつける。

4年ぶりの完走だ。それで満足しようじゃないか。

そう言い聞かせて、歩き始める。

すると、歩いている人に抜かされていく。
足の痛みに耐えるように、ゆっくりと走っていく人に抜かされていく。

「うーん。これが私の野辺山だろうか?」
と、歩いている自分は考え始める。

あの外国人の方との会話を思い出す。
「ハウ フィール ディス コース? (どうですか?野辺山のコースは?)」
「ベリィ タフ バット ビューティフ」

そうだな。この美しい景色を感じられるのもあと数分だ。

60キロ前後だったかな?
途中でスケッチブックメッセージを出してくれていた女性を思い出す。
お顔は思い出せないけど、
メッセージは印象的に思い出す。

「要は メンタル」

そうだ、要はメンタルだ。

走ろう!

走ろうと思い、踏み出すと
「おや?」

痛くなくなってる。
走れる 走れる

ゆっくり ゆっくりと走り始めた。

ゆっくりゆっくり進んでいる皆様と一緒に
ゆっくり ゆっくりと

すると、びゅん
と言う感じで黄色いTシャツのお兄さんが走り抜けた。
何やら闘争心がかきたてられる。
「よし ついていこう」
「よし 追いつこう」
「よし 追い抜こう」

と、ペースを上げていく。
あれ?走れるじゃん!

「要はメンタル」
なんだな。

黄色いTシャツのお兄さんを交わし
それでも前を追う。

歩いている人はごぼう抜き。
98キロを過ぎても走っている人がターゲット。

すると、黄色いTシャツのお兄さん
さらに抜き返してくる。

あと1キロ

ロングスパートでかわす。

前にピンクの女性 緑の男性。
この2人をターゲットにしてラストスパート。
自分の足がどういう状態なのか?
考えずにラストスパート。

ピンクの女性を抜かす。
緑の男性も上げる
追いつかない。
追いつかない。
最終カーブを曲がる。

えっ!

ゴールが近い。
あっそうか。
途中、50キロのエイドの辺りで遠回りさせられたことを思い出す。
その分、ここでゴールが手前になっているのか。
おれにあと200mくれれば・・・。

ゴールの直前は、ハイタッチの嵐。
ハイタッチしながら、もう抜かせない。

「ゴーーール」

緑のお兄さんには届かなかったけど、
最後、上げてゴールして満足感の残るレースとなった。

次回 最終回。
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野辺山完走記2018⑤(最後のエイドまで)

2018年05月23日 05時12分47秒 | 日記
87キロのエイドを出て、ゆっくり走っりだすと
沢山の人を抜かしました。
食べたばっかりで、おなかが落ち着くまで
意識的にペースを落として走っていても
沢山の人を抜かします。

「みんな、ダメージがあるんだ。」
ということを実感します。
ここで気が付けばよかったんだけど
あまりにも、調子が良かったので
そして、人を抜かしているので自分の余力を過信してしまったんです。

初完走の時には、つらかったちょっとしたアップダウンも
それほど気にせずに走っていけます。
(これもよくなかったんだ。)
きっともう冷静な判断はできない
精神状態と肉体の状態だったんだと思います。

後半勝負だと思っていたので
「90キロからラストスパート」
と思い、
90の表示を目指します。

角を曲がる前に90キロのチェックポイントのテントが見えます。
近くのランナーが、
「ここ何キロあたりですか?」
と、係員の人に尋ねている。
「あのテントが90キロのチェックポイントだよ。」
と教えてもらっている。
そうか、初挑戦の人にはわからないんだよなぁと
改めてこのコースのベテランなんだと思う。

90キロの地点までも上っている。
90キロからだらだら登り。
でも、走ると決めていたから走る。
周りは99%歩いているけれど
走る。

91キロ辺り走っている人はいない。
でも、走る。
(やめておけばよかったんだ。)

きた。きてしまった。

とうとう走れなくなった。

何がどうと説明できる状態ではない。
全体的な身体の状況は元気。

でも、走れない。

エネルギー切れでもない。
メンタルでもない・・・と、思う。

あの、上り坂のてっぺんまで歩いたら
また、走ろうと決める。

走る

しかし、また歩く。

こんなことを繰り返していた。

今、高低図を見てみると
90からはだらだら登りなんだけど
ここも、実は急な登りとほぼフラットな部分がある。

フラットな部分でも走れなくなった。

「つぶれて歩いているんじゃない。回復に努めているんだ。」
と、あくまでもポジティブに歩く。

歩いているとたくさんの人に抜かされる。

回復して、ゆっくりと走っている人に抜かされる。
サクサク歩いている人に抜かされる。
普通に歩いている人にも抜かされる。

なまじ、調子が良くて登りを走っていい気分だったものだから、
抜かされて、落ち込む。

ここで、この大会最大の教訓を得た。

「周りが歩いている時には、素直に歩こう!」

屈辱感を感じながらも、
そう

つぶれて歩いているんじゃない。
回復するために歩いているんだ。

すると、2つ目の教訓を得る。

ウルトラでダメージを得たら、この大会中には回復しないと思っていたけれど
「回復する!」

なんと、走れるようになってきた。

87を出た時には、
コースベストを更新するくらいのペースだったが、
(13時間28分)
今のままでは無理だなと思える状況。
でも、完走のために走る。

もう、走らなくても間に合う。
と、思ってもやはり走る。
ランナーなんですね。

95キロ付近、途中で抜かされた外国のお兄さんが見えてきた。
ゆっくり ゆっくり 追いつく。

彼は歩いている。
でも、歩きが速いんだ。

追いついて
「はーい」
声をかける。

ヒア ナインティンファイブ

日本語を話せる外国人だということも忘れて
英語で話しかける。

彼もつかれている。
「グッジョブ」
と、かなんとか、数語交わしてて
追い抜く。

数分走ったと思うが
また、歩く
すぐに抜かされ、あっという間に見えなくなる。
彼は歩くのがすごく速い。

95キロを過ぎて分かっているんだ。
ゴールのアナウンスが聞こえてくる。

ここで、もうゴールが近いことを感じる。
でも、まだ、5キロ弱ある。

「○○さん。7回目の完走でーす。おめでとうございます。」
なんて聞こえてくる。

しかし、知ってる人は知っている。
この先、ぐるっと遠回りさせられて、また、アナウンスが聞こえなくなることを。

そんなことを思っていると、前に人がいなくなる!
「ん!」

左に曲がるのね。
走かもうここまで来ていたんだ。
ここを曲がると最後のエイドがある。
このエイド飛ばしちゃいけないんだよ。
最後まで走るためにしっかりと補給する。

「ここ、何キロなんですか?」
聞いてみる。「96.7キロだよ。」
と、教えてくれる。

さあ、ラストだ。
でも、今年はここからもドラマが待っていた。
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野辺山完走記2018④(87キロエイドまで)

2018年05月22日 04時56分33秒 | 日記
馬越峠を越えると激下りになります。
下り好きなランナーは嬉しそうに下っていきます。
また、馬越峠で休んでいたランナーも調子よく下っていきます。

私はよちよちと歩くよりは早いですが、なんとか走っています。

42キロまでの八峰の湯の下りより、脚に来ていますので
がたがたになりながら下ります。

わかっていたのです。
こうなることがわかっていたから、馬越峠を頑張っていたのです。
決して馬越峠で頑張ったからこうなったのではありません。

下りが苦手で、79キロ走ってきたからです。

よちよち走っていくと、時計を見ながら歩いているランナーに追いつきました。

「ガーミンをお持ちですか?」
と、話しかけると、
「ガーミンではなくて、○○です。」
と教えてくれましたが、メーカー名は忘れてしまいました。

この方も下りが苦手で膝が痛いので歩いているのだと。
下りが苦手同士で少しお話をしました。

キロ10ぐらいだというので、私はキロ8ぐらいで下っているのだろうなと
想像しました。

下り坂で、この方をいったん追い抜きましたが
81キロ付近のエイドで給水&補給をしていたら抜かされてしまいました。
なんと!走り始めています。

この方を心の支えに走っていたのに!(笑)

結局見えるところにいるのに追いつくことはありませんでした。

この激下りカーブの唯一よいところはカーブ名の表示があるところです。
「第18カーブ」
の様に数字が表示されています。(目立たないけど)
だから、あと何回カーブを過ぎたらこのくだりが終わるということが読めるのです。
17 16 15と減っていくことを楽しみに
このくだりとお付き合いしました。

3 2 1

この表示に裏切られたことはありません。(当たり前か)

ついに平地に出ました。

数年前の完走記には、
「平地なら負けない。」
というような記載がありましたが
今回はそれほどでもありません。

もうすでに、上げるための余力は残っていませんでした。
下りよりはましという程度です。

ここでも、デカフォレストやユプシロンを抜かすことができました。
デカフォレストは野辺山10回完走者。
ユプシロンは20回完走者です。
(ちなみに私は5回完走者)
デカフォレストやユプシロンはゼッケンが違うのでわかるのです。

この平地がきつかった。
暑いし、エイドまでが長いのです。
81キロから87キロまでここは6キロ空いています。

やばい。のどが渇いた。倒れる人いるんじゃないかな。
ここは我慢のしどころ。
フォームに気を付けながらエイドを目指しました。

「こんなに長かったっけ?」
このセリフ、何回も思いました。

ようやく見覚えのある街並みに。
そうそうここを何回か曲がると・・・。
87キロエイド。
87キロの関門の1時間前
制限時間2時間半前。

ここではうどんをいただきました。
食べられる体の状態であることに、完走を確信しました。

うどんを食べて日陰に座ってストレッチをしていると
隣に「どかん」と座り込むランナーが。
うどんを持った女性ランナーでした。

「あぁ、すいません。」
と言った後、
「完走できると思いますか?」
と、自信なさそうに、心配そうに尋ねてきます。

私「楽勝ですよ。」
私「第2ウェーブの方ですよね。あと、13キロで2時間半残っています。」
私「半分走って、半分歩いても完走です。」
女性ランナー「大崩れしなければ大丈夫ですね?」

そう、それを私も心配していました。
ストレッチを終えて、一足先にスタートします。
「頑張りましょう!」

残り13キロに向けて走り出しました。
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野辺山完走記2018③(79キロ馬越峠通過まで)

2018年05月21日 07時25分01秒 | 日記
50キロを過ぎると
正午ごろ
気温は15℃ぐらいだったようですが、
標高も一番低い辺りになり暑い。(880mですが)
暑い中、ゆっくり走っていく。

コース唯一のすれ違い区間。
どこまで行けばいいのか、何度走っても
「あそこか?あそこがエイドか?」
で裏切られる。

なんとか、58キロのエイドにたどり着く。
室内のトイレに入るために靴を脱ぐと
靴下に大きく穴が開いていて
親指が「こんにちは」していた。
既にここで、親指は擦れて真っ赤に腫れていた。
まぁ、こんなことはどうでもいいと思っていましたが。

トイレの後、念入りにストレッチ。
すると、劇的に回復。

折り返しもゆっくりと走り続けることができました。

前を行く、外国の方に声をかけ
英会話を楽しみました。
「じゃ!」
と、先に行きましたが、彼に途中で抜かされてしまいました。

ゆっくり走りつでけてきましたが
60キロ過ぎについに歩いてしまいました。

走ったり、歩い足りしながら
68キロのエイドに。

ここでも念入りにストレッチしてみましたが
先ほどのようには回復しませんでした。
でも、少し楽になってきたのでゆっくりと走り始めました。

さらに行くと、いよいよ来ました
「馬越峠」
ここでも作戦があります。

昔の私もそうでしたが
「馬越峠」という名前を聞くと戦意喪失
もしくは、
「峠は歩く」「峠は休む」
と思い込んでいる人多数。

今年の作戦?は、
「馬越峠で100人抜かす。」
です。

まず、
「ここから馬越峠」
という表示があるところからほとんどの皆さん歩き始めます。
でも、ここはまだなだらかな登り。
ゆっくりですが、走れます。
まず、ここで抜きます。
エイドもさくっと利用で抜きます。

次に、
腕を振って、本気で歩きます。
ピッチを保ち、サクサク上ります。
休憩歩きをしている人たちをどんどん抜かしていきます。

そして、
急な坂と急な坂をつなぐなだらかな登り区間が数か所あります。
当然(ゆっくりと)走ります。

この作戦の良いところは、ペースが保てるだけでなくて
「早く終わらないかな」
と思いながら、ネガティブにとらえている馬越峠を
「まだ終わらないでくれ。100人抜かせてくれ。」
と、ポジティブにとらえられます。

結果、馬越峠の終わりのなだらかな坂道を走り
「104人抜き」
目標達成。

そして、79キロの通過
おととしは、ここに関門10分前に到着し、
「わぁ、次はダメだ。」
とリタイアしましたが、
今年は
「1時間12分前に到着」
余裕で通過しました。
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野辺山完走記2018②(50キロまで)

2018年05月21日 07時03分38秒 | 日記
スタートして
素晴らしい天気。
周りの景色を見ながら進む。

他の選手のペースに引きずられて
ペースが上がってしまう。

序盤で数分早く走って
後半にダメージを抱えたら大変。
ペースを意識的に落とす。

今回の作戦は、ゆっくり走る。
馬越峠以外は歩かない。

ゆっくり、ゆっくりと走ったおかげで
今までで最も余裕を持って30キロ地点まで到達。
みなさまが歩くところもゆっくり走っていく。

30キロ超えるとややダメージが。
そこまでは本当に楽しく走ることができた。

35キロの稲子湯まで歩かずに到着。
ここでのお楽しみはお汁粉
白玉が3個しか入っていなかったので
2カップを1つにまとめていただきました。
おにぎりを2個両手に持って歩きながら食べました。
エイドで時間を取らないことも今回のテーマでした。

そうそう書き忘れていましたが
350ミリ程度の小さいエビアンを持って走り始めたので
初めの3つのエイドはスルー。
時間短縮につながったと思います。

それらが原因だと思うのですが、
「いちご」
を見つけることができませんでした。(残念!)

そこを登り切ると
42キロの八峰の湯まで下り坂。
苦手な下り坂でもここでは頑張って走れた。
周りの方々とそんなに変わらない下りができた。

50キロのチェックポイントが少し変わっていた。
遠回りしている、距離が長くなっているでしょこれ!
おそばは並んでいたのでスルー。

ここでもおにぎりを持ってゆっくり走り始める。
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野辺山完走記2018①(スタートまで)

2018年05月21日 06時32分41秒 | 日記
本日は2か月ほど前から計画的有給休暇を取得
隙間の時間を使って、完走記をあげさせていただきます。

2014年に完走して以来、4年ぶりの完走になりました。
その間
2015年 55キロ付近でリタイア
2016年 79キロでリタイア
2017年 不参加

ここ数年、故障で練習できず
2017年は全く走れず、申し込みもしませんでした。

今年もどうなることかわかりませんでしたが、
なんとか準備が間に合った感じでした。

さて、5月19日(土)
7時半ごろ自宅を出る。
ココスのモーニング(食べ放題)
最近食べられなくなったなぁと実感。

高速で野辺山に移動
昼食はいつも通り「そば」

13:30からの説明会に参加。
今年も坂本さんのお話に感動。
野辺山には毎年「テーマ」がある。
「超」とか「檄」とか年ごとに設定してくれている。
今年のテーマは「蘇」(revive)
昨年は暑さで完走率50%を切った。
暑さで完走できなかった選手に今年は蘇ってほしいという願いを込めたと言っていた。

私にとっては4年ぶりに必ず蘇って「完走」をつかみ取るぞ!という意味に読む。

野辺山にはかれこれ9回か10回か?参加しているけれども
必ず説明会に出る。
ここで話されるコース説明等はほとんど知っているけれど
そういうことじゃない。
説明会に出ると
「完走したい」
という気持ちがさらに高まる。

車中泊する場所に移動し寝床を用意し、ウェアーにゼッケンをつけたり、計測タグをシューズに付けたり
チェックポイントに預ける荷物の仕分けをしたり。、
夕ご飯と翌日の朝食を用意し
ゆっくりと前日の午後を過ごす。

車の中で読書をしたり
池のほとりでぼーっとしたり
翌日の作戦を考えたり。

7時半に就寝
2時起床

寒い
車中泊している場所は4℃
野辺山に移動すると2℃

会場前の駐車場は2時半から開場と言うことになっているが、
2時32分につくとほぼ満車
ありえないでしょう!

まぁ、今年はぎりぎりここに入れることができたので助かりました。
第2駐車場に回されると、結構大変なので今年はラッキィでした。

あっ!
大きな変更点がありました。
たぶん昨年からだと思うのですが、
ウェーブスタートになっていました。
私は第2ウェーブで
5:15のスタートでした。

寒いので、5時少し前まで体育館の中で待ち
第1ウェーブのスタートを見送り
スタートに移動。

さぁ、長い1日が始まる。
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