第1章 「いいモノ」を買う
「日本はあんなに経済大国になったのにいつまで発展途上国のような買い物を続けるのか」
ヨーロッパでブランドショップに群がる日本人を見て現地の人が話していたことだそうです。
これは自分の価値観で物を選ぶのではなく、他人への見栄で物を選んでいることへの批判であろう。
「収穫逓減の法則」
最初に時計を買った時の喜びと同じ喜びを二つ目の時計を買った時には味わえない。
初めて自分のお金でバッグを買った喜びは、もうやってこない。さらに新しいモデルを買っても満足度は逓減(だんだん減る)していく。
ブランドやレビューなど他人の価値観に頼るのは発展途上国から成熟型国への過渡期なのだと筆者は言います。
お金をかけるのではなく、意識をかけるのがフランス人
フランスには「アール・ド・ヴィーヴル」という言葉があるそうです。直訳すると「芸術的生活術」日常生活の中にこそ、芸術性があるという哲学。生活を自分の演出で楽しくしていくということにもつながっていく。だから、とても小さなことにも自分で工夫することに心血を注いでいる。例えば、テーブルクロス一つ、カーテン一つとってもああでもない、こうでもないと選び抜く。物を選ぶのに大変な愛情エネルギーを使っているから一人一人の生活が演出される。
お金をかけるのではなく「意識」かけている。
翻って自分を見つめると、こだわっていないなと思う。
物を選ぶときに時間をかけないことを美徳としてきた。
自分を変えることって難しいけれど、できるときにはこだわって選んでいきたいと思う。
それが人生を楽しむ一つのヒントになりそうだと気が付いたから。
「日本はあんなに経済大国になったのにいつまで発展途上国のような買い物を続けるのか」
ヨーロッパでブランドショップに群がる日本人を見て現地の人が話していたことだそうです。
これは自分の価値観で物を選ぶのではなく、他人への見栄で物を選んでいることへの批判であろう。
「収穫逓減の法則」
最初に時計を買った時の喜びと同じ喜びを二つ目の時計を買った時には味わえない。
初めて自分のお金でバッグを買った喜びは、もうやってこない。さらに新しいモデルを買っても満足度は逓減(だんだん減る)していく。
ブランドやレビューなど他人の価値観に頼るのは発展途上国から成熟型国への過渡期なのだと筆者は言います。
お金をかけるのではなく、意識をかけるのがフランス人
フランスには「アール・ド・ヴィーヴル」という言葉があるそうです。直訳すると「芸術的生活術」日常生活の中にこそ、芸術性があるという哲学。生活を自分の演出で楽しくしていくということにもつながっていく。だから、とても小さなことにも自分で工夫することに心血を注いでいる。例えば、テーブルクロス一つ、カーテン一つとってもああでもない、こうでもないと選び抜く。物を選ぶのに大変な愛情エネルギーを使っているから一人一人の生活が演出される。
お金をかけるのではなく「意識」かけている。
翻って自分を見つめると、こだわっていないなと思う。
物を選ぶときに時間をかけないことを美徳としてきた。
自分を変えることって難しいけれど、できるときにはこだわって選んでいきたいと思う。
それが人生を楽しむ一つのヒントになりそうだと気が付いたから。